藤枝市長の部屋

元気なまち藤枝づくり 北村正平のちょっと一言

もうすぐ来館者50万人。市立駅南図書館が人気です

2010年02月26日 | ちょっと一言
JR藤枝駅南口のBiVi藤枝3階にある「市立駅南図書館」が、今週の日曜日(28日)に、開館1周年を迎えます。現在までの来館者は、延べ48万3千人、1日平均で1,600人を超え、予想を大幅に上回る利用状況です。貸出資料点数も1日平均2,300点を超えています。
約3,300mのフロアに絵本から専門書まで、約20万冊の蔵書があり、新聞や雑誌なども豊富にそろっています。調べたいことがどの本に掲載されているかを知りたいときは、どうぞお気軽にカウンターで職員にお尋ねください。
健康づくりを兼ね、毎日歩いて駅南図書館に通い、読書を楽しんで帰られる人もいらっしゃると伺いました。体を動かし、頭も使う。まさに一石二鳥ですね。これからも多くのみなさんに図書館を利用していただき、地域社会の一つの核であってほしいと思います。
開館1周年を記念して、28日(日)14時から、館内の集会室で記念講演会を開催します。講師に、講談家の宝井琴星(たからい きんせい)さん。「講談 中江 藤樹」の一席を披露していただきます。入場は無料ですが、申し込みが必要です。ぜひ、お越しください。

今日、「オーレ藤枝」がオープン!!

2010年02月24日 | ちょっと一言
JR藤枝駅南口に隣接する9階建ての複合商業施設「オーレ藤枝」が、今日オープンしました。「サッカーのまち藤枝」の玄関口にふさわしいネーミングとして、「がんばれ」、「いけ-」を意味するスペイン語の「オーレ」に、藤枝の地名を付け、「がんばれ藤枝!」、「いけ-藤枝!」の意味とのこと。元気なまち藤枝にふさわしい名前だと思います。
この施設は、昨年オープンしたBiVi藤枝と同様、民間活力を生かした中心市街地活性化の取り組みの一つです。本市が、中心市街地活性化基本計画に基づき、市有地を民間に売却し、その有効利用を図るプロジェクトです。
約3,500平方メートルの敷地に、1階がケーブルテレビのスタジオと飲食店など、2~7階がパーキング(445台)、8~9階が25メートルプール付きのフィットネスクラブとなっています。JR藤枝駅の南北自由通路とは3階で直接、連絡通路でつながっています。この3階の一部には、商業施設があります。また、建物の周囲には、国内最大級の66メートルLEDビジョン「オーレビジョン」も設置されています。商業施設は3月1日以降にオープンとのことです。みなさんも、ぜひ立寄ってみてください。

市議会2月定例会始まる!!

2010年02月19日 | ちょっと一言
昨日から、市議会2月定例会が始まりました。今議会のメインは、なんといっても、来年度の予算案の審議です。今回の予算案は、厳しい財政状況の中でも、市民のみなさんに「やさしさ」と「明るさ」をくらしの中で実感してもらえるように作り上げました。そのために、職員が全事業の総点検に初めて取り組み、ゼロベースから考え始めました。そして、目的指向型で行政の生産性向上を目指したNPM戦略予算とするとともに、施策を効果的に進めるため、初めての取り組みとして、予算とともに、組織・定数管理も一体的に編成し直すこととしました。
来年度の施策の基本となる柱は4つ。1つ目は4K(「健康」「教育」「環境」「危機管理」)、2つ目は「活力と独自性のある藤枝の実現」、3つ目は「地域医療の確保」、そして、4つ目は「大交流時代にふさわしい藤枝の実現」です。この4つの柱を達成するために、さまざまな事業を行います。
来年度の一般会計の予算規模は、418億3,800万円。昨年と比較すると、約3%の伸びとなります。国の施策である子ども手当て分を除くと、実質的には約0.8%のマイナス予算ですが、私は、この厳しい経済状況下では、積極的な予算だと考えています。藤枝ならではの新しい施策も、随所に打ち出しました。
いよいよ、これから審議となります。議員のみなさんと切磋琢磨し、「元気なまち藤枝づくり」に邁進したいと思っています。

消防救急の広域化

2010年02月17日 | ちょっと一言
先日(11日)、静岡市のもくせい会館で、県中部圏域の消防救急広域化について連絡会議が開催され、私も出席しました。集まったのは、県中部7市町(静岡市、焼津市、藤枝市、島田市、牧之原市、吉田町、川根本町)の首長と県の担当者。議題は中部圏域の消防救急の広域化の枠組みについてでした。
県は、平成20年に県内の消防本部を東・中・西の3つにまとめる「静岡県消防救急広域化推進計画」を策定。消防救急の広域化を進めようとしています。このことについては、これまでも関係する市町で話し合いを持って検討してきています。
私自身も、消防広域化の必要性は感じています。しかし、その方法が課題です。例えば本市の消防業務を単に他の市に委託するだけで、市民のみなさんの生命や財産を本当に守れるのか。みなさんが安心・安全を実感できる消防サービスは、市民のことを最も良く知る地元の市が、市長の責任で実行すべきではないでしょうか。ですから、広域化する場合は、各首長がしっかりと関与できる一部事務組合または広域連合で、効率的・効果的に行うべきだと思っています。
現在、静岡市が提案しているのは、全ての消防業務と権限を静岡市にお任せする「委託方式」による広域化。これでは、本市の消防政策について明確なビジョンが立てられません。また、本市の各消防団との関係も薄くなる心配がありますし、地形的にも静岡市との間には高草山という物理的な境界があります。これらを考慮すると、私は、まず、地理的にも一体で、これまでのつながりも深い志太圏域で連携して消防業務を行っていくことが有効だと考えていますが、島田市は静岡市への全面委託を表明していますので、いま焼津市と一緒に、しっかりと広域化を進めようと考えています。

エコアクション21全国交流大会でパネラーに!

2010年02月12日 | ちょっと一言
今月6日、7日の両日、エコアクション21全国交流大会がJR東静岡駅前のグランシップで開催されました。エコアクション21とは、環境省が推奨している評価・認証による環境経営システム。本市も、平成20年3月に取得。中小企業でも取り組みやすいことから、市内への普及に努めています。
初日の6日は私も出席。県内自治体でエコアクション21を認証取得している牧之原市、伊豆の国市の市長とともに、「行政との連携によるエコアクション21の推進」をテーマに、パネルディスカッションを行いました。
環境問題への取り組みを効果的、継続的に実践していくために、このシステムはたいへん有効です。私は、藤枝市役所での率先行動を紹介しました。環境負荷軽減のため、各職場では、蛍光灯の間引き、紙の裏面利用、トイレや給湯室などへの省エネ啓発ステッカーの貼付などを行い、ご来庁のみなさんにも、ご協力をいただいています。また、商工会議所と市役所が併せて認証取得しているのは本市だけ。現在、藤枝商工会議所と協同して「イニシャティブ・プログラム」として、エコアクション21取得のための講座を開催しており、市内で認証を受けた36事業所のうち、25事業所が講座の受講団体となっています。
今後も、この「エコアクション21」の取得を推進するとともに、「ごみの分別」、「もったいない運動」、「エコファミリー宣言」などのさまざまな環境対策を、市民総ぐるみで取り組んでいきたいと思っています。

静岡県男女共同参画会議に出席

2010年02月10日 | ちょっと一言
先日、県庁で、静岡県男女共同参画会議が開催されました。この会議は、男女共同参画を推進する団体を代表する人7名、学識経験者7人、公募で選ばれた人4人と行政代表として市長、町長の1人ずつ、あわせて20人で組織されています。今回、私は、県内の市長の代表として委員になったことから、初めて出席しました。
議題は、次期「静岡県男女共同参画基本計画」の策定方針について。県は、平成23年度から10年後を見通した新たな基本計画を策定中ですが、その骨子となる基本目標や重点目標などの審議を行いました。
現在、国や県をはじめ、本市においても、男女共同参画社会の実現に向け、さまざまな施策を推進しています。男女共同参画推進条例の制定、男女共同参画推進センター「ぱりて」への支援、その他、地域のみなさんが男女でまちづくりに取り組むモデル地区事業の実施など。
しかしながら、男女共同参画社会は、行政だけで推進されるものではありません。市民のみなさんが、日々の暮らしの中で、男女共同参画に取り組むことがとても重要です。
そのためには、地域や世代を超え、市民のみなさんが共に手を取り合い、積極的にまちづくりに参加していただくことが、その第1歩であると考えています。

国民文化祭・藤枝実行委員会の解散総会

2010年02月09日 | ちょっと一言
県下で昨秋開催された、「第24回国民文化祭・しずおか2009」。本市では、お茶、文学、和太鼓、東海道をテーマに、4つの事業を開催。多くの市民のみなさんと関係団体のご協力で、盛況のうちに無事、閉幕することができました。
その推進役となった藤枝市実行委員会の解散総会を、先日(4日)、市役所で行いました。
本市が行った4つの事業には、合計で8万7千人を超えるみなさんが参加。たいへんな賑わいでした。総会では、事業の様子を記録ビデオで振り返りました。それぞれの事業への参加者はもちろん、出演者やスタッフが一丸となって国文祭を支え、盛り上げている場面が映し出されると、出席者全員、昨秋のことを、昨日のことのように思い出すことができました。直接、運営・実行を担当した市のスタッフの感慨は、ひとしおだったようです。
今回の催しを一過性のイベントに終わらせることなく、これを契機に、本市の持っている歴史・文化にさらに磨きをかけたいと思います。そして、本市の文化力を一層高めることで、「元気なまち藤枝づくり」につなげていきたいと考えています。

政権交代後、改めて中央省庁などを訪問

2010年02月08日 | ちょっと一言
先日(2日)、担当職員とともに、政権交代後改めて、中央省庁などを訪問しました。
訪問したのは総務省、厚生労働省、そして、本県選出の国会議員のみなさん。本市を取り巻く厳しい現状を説明し、本市の要望を伝えてきました。
政権が交代し、地方主権と明言しています。その政府に地域の実情を知ってもらい、理解してもらうことは、とても大事なことだと考えます。地方主権を進めるためには、市政経営のための財源である地方交付税の確保が欠かせません。また、市立総合病院の経営の健全化に取り組むわが市にとっては、医師の減少による産婦人科の休診、歯科口腔外科の閉鎖は、大きな問題です。こうした現状の打開は、すべての市民のみなさんの大きな願い。地域を豊かにし、地域医療を守ることは、本市にとって喫緊の課題です。
お会いした各省庁の幹部のみなさんも、そして、地元選出国会議員のみなさんも、どなたも、地方の状況をしっかり把握したいという思いが伝わってくるかのように、私たちの話に、真摯(しんし)に耳を傾けていただきました。
これからも、国や国会議員のみなさんに、直接、市民のみなさんの思いを受け止めていただける、こうした訪問活動を、機会をみつけ、続けていきたいと考えています。

パラリンピック出場の福島忍さんが表敬訪問

2010年02月05日 | ちょっと一言
本年は、オリンピックイヤー。まもなく、カナダのバンクーバーで冬季オリンピックが開幕し、その後、引き続いて、障害者スポーツの祭典冬季パラリンピックが行われます。日本選手の活躍がたいへん楽しみですが、昨日(4日)、このパラリンピックに、なんと、3大会連続で、アイススレッジホッケー競技の日本代表チームのゴールキーパーとして出場する、市内在住の福島忍(ふくしま しのぶ)さんが、表敬訪問に市役所を訪れてくれました。
福島さんは現在53歳。この競技の中では最年長の選手。小さい頃は、サッカー好きで、ずっと、ゴールキーパーとして活躍していましたが、24歳の時、バイクで交通事故に遭い、以後、車椅子生活になってしまったとのこと。しかし、根っからのスポーツ好き。幾つのもスポーツに取り組む中、知人にアイススレッジホッケーを進められたのをきっかけに、魅せられてしまい、毎週、長野まで練習に通い続けているという頑張り屋。その根性には、頭が下がります。
今年のチームは、メダルに手の届く高いレベルをキープしているとのこと。ぜひ、頑張ってメダルを藤枝に持ってきて欲しいですね!市民のみなさん。パラリンピックではアイススレッジホッケーに注目を・・・。

セネガル共和国との交流

2010年02月04日 | ちょっと一言
先日、東京都目黒区にある、セネガル共和国の大使館を訪問しました。セネガル共和国とは、2002年FIFAワールドカップサッカー日韓大会の際に、セネガル共和国の代表チームが、市内で事前キャンプを行ったことを機に、交流を始めました。今年は、南アフリカ大会が開催されますから、早いもので日本開催から、もう8年になります。2人の本市職員とともに、今後の交流について、意見交換を行ってきました。
サール大使に会うのは、私自身、初めてでしたが、とても温かく、フレンドリーに迎えていただき、話も弾み、たいへん実りのある会談となりました。
セネガル共和国の代表チームが本市で事前キャンプを張る以前から、駐日大使館にいるというサール大使ですが、藤枝にはいい印象を持ってくれており、第2の故郷と思っているとのことでした。
これからも、「セネガルカップ少年サッカー大会」への協力をお願いするとともに、「全国PK選手権大会」や蓮華寺池公園での花火大会へお招きするなど、引き続き、友好を深めていきたいと思っています。