藤枝市長の部屋

元気なまち藤枝づくり 北村正平のちょっと一言

交通死亡事故ゼロ連続200日表彰

2012年08月29日 | ちょっと一言
今日、県くらし交通安全課長、藤枝警察署長をはじめ、交通安全に係る方々に市長室に来ていただき、県交通安全対策協議会長(会長:県知事)からの「藤枝市交通死亡事故ゼロ連続200日達成」表彰の伝達が行われました。
この表彰は、私が市長に就任し今回で5回目、県内の市では200日達成の表彰を受けた回数は本市が最多となっています。なかでも、過去の記録、平成22年1月からの513日間の死亡事故ゼロは、県内の人口10万人以上の都市での新記録になっているそうです。
この記録は死亡事故に限ってのものですが、やはり死亡事故ゼロの連続記録は、大きな功績であると思っています。
交通安全は、何よりも市民一人ひとりの意識の高揚が必要です。本市は、「交通安全日本一」を目指してプロジェクトチームを設置し、できることは何でもやろうと、今、いろいろな事業を行っています。
交通事故で死亡するほど残念なことはありません。静岡県を代表するモデル地区として、交通安全において、ことのほか良くなったと言われるような都市を目指し、これからも力を尽くしてまいります。

校長会の研修会で講話をしました

2012年08月28日 | ちょっと一言
先日、市教育会館で行われた校長会夏季研修会に招かれ、市内小中学校27校の校長先生と教育委員の皆さんに、1時間余りお話をしてきました。
聴講してくださった皆さんは真剣な眼差しで耳を傾けてくださり、私も嬉しく感じ、私の考えている思いを一生懸命伝えました。
昨今、教育をめぐって、全国でいろいろな問題が取りざたされています。いじめ問題をはじめ、教職員の不祥事、学力低下、不登校、障害のある子どもへの支援対策等々、教育を取り巻く現状には多くの課題があります。
私は、大部分の先生は一生懸命取り組んでおり、本当に真剣にやってくれていると思っています。そうした皆さんの一生懸命さ・真剣さが報われるようにする、言い換えれば、教職員の皆さんがよい仕事が出来るよう教育環境をきちんと整えていくこと、そのことが行政の本来努力すべきことであると考えています。
本市は今、「教育日本一」をめざして、様々な施策に積極的に取り組んでいます。例を少し挙げますと、これからの時代は外国語が必須、そのため市内全校に外国人の英語指導講師を配置しました。また、学校図書館司書、学校生活支援員も全校に配置しました。
また、いつの時代でも障害を持って生まれてくる子どもが必ずいます。そうした子どもやそのご両親を支援するため、特別支援学級の整備を計画的に進めています。これについては、私自身、将来的には全校配置していきたいという思いがあり、これから特に力を注いでいきます。
また、基礎学力の向上はもちろんのこと、徳育や食育を含めた人間形成に大きな影響を与える教師の重要性は増していきますので、それに対応できる優れた人材の育成を図っていきます。
これからもいろいろな施策に取り組んでいきますが、私は、学びの環境を藤枝から作り上げ、子育て世代の若い夫婦が、ぜひ子どもを藤枝で育てたいと思ってくれるような市にしていきたいと思っています。  
そのためには、その指揮を執る校長先生、教育委員の皆さんの力が何よりも必要であり、一緒になって、一生懸命頑張っていきたいと思っています。

本市の特産物「藤里梨」を皆さんもう味わいましたか?

2012年08月27日 | ちょっと一言
昨日、生涯学習センターで行われた第24回梨果ちゃんフェア「ふれあい広場」に行ってきました。
このフェアは市民の皆さんに大人気で、会場の生涯学習センターには開場前から梨を買い求める人が入り口に列をなしており大盛況でした。
本市で生産される梨を「藤里梨」と命名したのが4年前、市としてもいろいろなツールで地元の梨のPRをしており、知名度も年々上がってきていると感じています。
生産者の皆さんもさまざまな研修を行うなど、より美味しい「藤里梨」の確立に向けてたいへんなご努力をされていますが、今年の生産においては、6月に台風4号の直撃により、丹精込めて袋かけをした梨が約3割落下してしまう甚大な被害を受け、また、追い打ちをかけるかのように、収穫シーズンのこの時期にカメムシの大量発生による大きな被害も出ており、毎年楽しみにされているお客様からの注文も涙ながらにキャンセルせざるを得ない状況だと伺いました。生産者の皆様の絶え間ないご苦労に頭が下がる思いです。
こうした中、今年もとても美味しい「藤里梨」を堪能させていただきました。梨の味はその年、その年で味が違うと伺いましたが、今年の梨は、台風4号やゲリラ豪雨、カメムシ被害にも打ち勝った「力強さ」が特に加わっている気がいたします。私も元気をいただきました。
「藤里梨」は本市特産物。これから市ではもっともっと力を注いでいきます。とっても美味しい果物ですので、多くの市民の皆さんに味わっていただき、可愛がっていただきたいなと思っています。

暑い夏に熱い戦い~全国PK選手権大会in藤枝~

2012年08月21日 | ちょっと一言
8月18日、19日に藤枝総合運動公園で「全国PK選手権大会」を開催しました。今年は20回記念大会を迎えることができ、過去最高の625チーム、3,125人が参加し、真剣勝負を繰り広げました。市内はもちろん市外、県外、遠くは海外からも参加者があり、この大会が藤枝の夏の恒例行事としてかなり浸透してきたのかなと嬉しく思うのと同時に、富士山静岡空港や新東名高速道路開通により、本市へのアクセスが格段に良くなったことをつくづく実感しました。
キッカーは「ひと蹴り」に全力を傾け、順番を待つ選手たちも手をつなぎ、固唾を飲んでボールの行方を見守っていました。サッカー好きな私も観戦していて体が疼き、プレーしたくなってしまいました。
年々参加者も増え、技術もかなり高度になってきており、運営にも工夫を加え、親睦と交流にも大きく貢献しています。
これからも本市はサッカーの魅力を広く発信し、そしてサッカーを通じてまちのにぎわいと活性化を図る、いわばサッカーを「核」としたまちづくりを進めていきます。
本大会の開催にご尽力いただきました関係者の皆さま、誠にありがとうございました。そして選手の皆さん、来年もまた藤枝総合運動公園でお会いしましょう!

戦没者追悼・平和祈念式典に臨んで~感動~

2012年08月17日 | ちょっと一言
今年もまた8月15日を迎えました。
ご遺族並びに関係各位のご列席をいただき、「戦没者を追悼し平和を祈念する式典」を挙行いたしました。
今年は、本市が非核平和都市宣言を行ってから25年の節目の年になります。
本市は一昨年より戦争の事実を次の世代に伝えるべく、市内中学の代表生徒に8月6日の広島平和記念式典への参加をしていただいていますが、今日の式典で5人の代表生徒に、参加しての感想を発表してもらいました。
5人からの平和のメッセージの発信は各々自分なりのしっかりした考えのもと、人の心を打つものがあり立派でした。
加えて、遺族会代表の村松様の謝意は戦没者への追悼・平和について大いに考えさせられ、感じ入るものがありました。ここにご本人の了解を得て、少し長くなりますが、そのお言葉の一部を紹介します。

「年月の経過は全ての事実の風化を進めます。人間忘れることも必要であります。しかし絶対忘れてはならないこともあります。戦争によって蒙った多くの国民の犠牲。なかんずく310万人を超える有為な青年が戦争によって散った事実を忘れることはできません。
ロンドンのオリンピックにおいて日本の選手は日本の名誉を背負って奮闘し、立派な成績とともに栄誉を手にし、国威の発揚に尽くしました国民すべて感動し賞賛しました。
しかし戦争中同じ年頃の青年たちは、国家の存亡の為、すべてを捨て家族をも顧みずその命をかけて戦いました。しかし、なに報われることなく草蒸す屍・水浸く屍となりあたら有為な青春を散らしました。
いかなる気持ちで戦場に旅立ったか、どんな想いで遠い戦場に散ったか、そしてその家族の思いやいかばかりか、痛恨胸に迫ります。
戦争という悲惨な歴史的事実を後世に伝え、恒久平和の実現に努めなければなりません。亡き人々たちが自分たちに託した願いを再考し、改めてその願いの実現に努めることが私たちの使命であります。
戦争を知らない世代が大多数を占め、戦没者の顔を知らない遺族が増えております。
その中で国の大事に殉じた英霊を忘れることなくその祀りを絶やすことなく、後世に伝承しなければなりません。
今後とも英霊に対する変わらぬご厚情を賜ることをお願いしてお礼の言葉といたします。」

今年の戦没者追悼・平和祈念式典は雰囲気・内容とも、いつになく感動のひと時でした。

祈・優勝日本一!市役所サッカー部

2012年08月02日 | ちょっと一言
このたび、今月4日から大阪府堺市で開催される「第41回全国自治体職員サッカー選手権大会」に出場する藤枝市役所サッカー部の壮行会を行いました。
昨年も、この堺市での大会に向け万全の準備をしていましたが、東日本大震災があり、1年延びただけに、この大会に臨む部員の意気込みはたいへん大きなものになっています。
現在、市役所サッカー部は、東海社会人リーグで日々熱い戦いを繰り広げていますが、この自治体選手権大会の試合は、リーグ戦とは根本的に違い、一発勝負のトーナメント、暑い中、本当に気の抜けない熱戦が連日展開されます。
初戦から先取点を必ず奪い、絶対に優勝する気持ちで戦ってほしいと思います。
私たちの市役所サッカー部は、まさに、市役所を元気にし、市民の皆さんにおいても、大勢の方に応援いただき、藤枝市を元気づけてくれるものと確信しています。
そして、「元気なまち藤枝」を、全国に発信する活躍をしてくれるものと、大いに期待しています。
ロンドンオリンピックで素晴らしい戦いを繰り広げている「なでしこジャパン」や「男子チーム」の活躍に負けることなく、体調には十分留意し、27回目の優勝を勝ち取ってきてほしいと、切に願っています。