藤枝市長の部屋

元気なまち藤枝づくり 北村正平のちょっと一言

県内で初の取り組み!「安全安心サポートネットワーク」

2011年06月29日 | ちょっと一言
この度、業務で市内一円を巡回している事業者の皆様の協力を得て、「安全安心サポートネットワーク」システムを構築し、覚書締結調印式を行いました。
都市化の進行などにより、地域コミュニティの弱体化が危惧されています。また、核家族化の進展は、高齢者の1人世帯を生み、高齢者の孤独死が社会問題化しています。そのほかにも、不審者の出没など、周囲の気づかないところで様々な問題が発生しており、今後、増加することが懸念さます。
こうした問題を未然に防ぐためには、早期に発見し解決していくことが重要との考えから、関係の皆さんに協力の呼びかけをしたところ、快諾をいただき覚書を締結する運びとなりました。
取り交わした覚書の内容は、配達、検針、宅配等、日常の業務の中で、市民の皆さんの様子の変化、道路環境の異常などに遭遇したとき、市に通報していただくことにより、自治会を始めとする関係機関と連携し、通報された問題を誠実かつ、速やかに解決するというものです。
他の市町でも、高齢者の見守り事業などを行なっているところはありますが、「家庭の異変、道路等の交通危険箇所や不審者情報などをひとつのネットワークで実施すること」、また、このような事業に「地域の実情を把握している自治会連合会」に参加していただくことは、県内では初めての取り組みとなります。
本市では、「安全で安心して暮せるまちづくり」を進めていますので、このシステムが本格的に稼働させることができ、嬉しく思いますし、大変期待しています。
本事業の趣旨にご賛同をいただきました事業所の皆様、自治会の絶大なるご協力に感謝申し上げます。

国家公務員が本市で行政研修

2011年06月27日 | ちょっと一言
本年度国家公務員に採用された職員2名が、本市で初任行政研修を行いました。研修に臨んだのは、国土交通省の安達さんと防衛省の藤高さんです。
 昨年は、公務員研修所で行われる研修の講師として参加する機会があり、研修生を前に講義をしましたが、今年は、実際の現場での実地研修をしていただくこととなりました。将来、国の行政部局で政策立案の企画や調整を担う方々ですので、地方自治体の行政を知っていただく良い機会だと思います。
 この研修は、「1.地方自治体の業務の実態について理解を深め、地方と国の関係を考えること。2.地域住民の意識やニーズについて認識を深め、住民を中心に据えた行政を学ぶこと。3.研修員相互の理解と信頼を深め、国民全体の奉仕者として幅広い視野を養うこと。」を目的に行われています。
 お二人には研修を通し、地域の課題、自治体経営のおもしろさと難しさ、組織経営のあり方などに触れ、本市が進めている「藤枝型新公共経営」を肌で感じていただけたものと思います。
 私からは、「国の政策を推進するためには、住民に直接説明する自治体の理解が必要であること。」、「省庁間の横断的な連絡調整とより深い認識を持つこと」を踏まえて仕事に励んでほしいと伝えました。
 数ある自治体の中から、本市を研修先に選んでいただき大変嬉しく思うとともに、本市での経験を今後の業務に活かしていただくことを期待しています。

韓国楊州市を表敬訪問 県と連携して安全をPR

2011年06月24日 | ちょっと一言
先の東日本大震災と原発事故は、国内の産業や経済のみならず、海外にも大きな影響を及ぼしています。
とりわけ、海外からの観光客の激減とお茶の風評被害は、本市の観光と茶産業に大きなダメージを与えています。
一昨年の静岡空港開港により、本市を訪れる海外からの観光客、特に、韓国・中国からの観光客が増え、順調に推移していました。しかし、この度の大震災及び原発事故の影響で観光客は激減し、定期便の存続も危うくなっています。
また、県内産の一部やフランスに輸出したお茶から放射性セシウムが基準を上回る値を示すなど、お茶の消費低迷が心配されます。
これらを払拭しようと、お茶を含めて本市・本県の安全をPRするため桜井副市長を韓国楊州市に派遣し、ヒョン・サムシック楊州市長を表敬訪問してもらいました。
今回、特に静岡県と連携し、会談には県ソウル事務所の掛澤所長にも同席いただき、楊州市民をはじめ韓国人観光客の来藤・来静の要請と、楊州市役所で藤枝茶の試飲会を行うなどしてきました。
その外にも、ヒョン市長の本市への招聘、国際交流推進員の活動、情報の相互提供と積極的活用、交歓留学生事業の開始、職員研修交流の継続などについても話し合われ、互いの友好交流を深めることを確認しました。
また、今年度の民間交流事業についても説明をし、両市が協力をしていくことで一致し、実りある会談となりました。
これにより、韓国からの来藤・来静者が増えることを期待し、あわせて、楊州市との交流も深まるものと確信しているところです。
藤枝で、ヒョン市長さんにお会いできることを、今から楽しみです。

大旅籠柏屋で昔ながらの結婚式

2011年06月20日 | ちょっと一言
昭和40年代頃までは、結婚式の多くは自宅で行われていたように思います。そのような、素朴な結婚式が大旅籠柏屋で行われました。
結婚式を挙げられた方は、静岡市にお住まいの日吉正訓さん・真実子さんご夫妻です。結婚式は、岡部宿の旧東海道を歩く花嫁行列からはじまり、式場である柏屋で三・三・九度式が行われました。最近見かけなくなった花嫁行列に、沿道の方々があたたかく出迎え、お二人を祝福していました。
柏屋での結婚式は、岡部宿まちづくり協議会が「柏屋結婚式プロジェクト」として主催したもので、今回が2回目です。1回目の結婚式プロジェクトに参加し、気にいった正訓さんが、「自分もここで結婚式を挙げる。」と、心に決め今回の結婚式が実現しました。お二人とも念願が叶い、大変うれしそうで終始笑顔が絶えませんでした。
私からは、この結婚式を一生の思い出となるよう「結婚証明書」をお贈りし、お祝いをさせていただきました。
お二人の末永い幸せを心よりお祈りします。おめでとうございます。

土砂災害危険箇所のパトロールを強化

2011年06月17日 | ちょっと一言
今年は、例年より早く梅雨入りし本格的な雨季を迎えています。
雨が多いこの時期は、土砂の崩壊や河川の氾濫など、災害の発生する危険が高まります。
本市では、これまで、土砂災害などの災害を未然に防止するため、急傾斜パトロールや道路河川パトロールを実施しています。
先の東日本大震災では、予想上回る大津波により多くの犠牲者を出し、そのことが大きく報じられていますが、同時に、地震による土砂災害が発生し19名の尊い命が奪われたことも忘れてはいけません。
このことも踏まえ、職員のなお一層の危機管理意識を持つことが必要と考え、全庁を上げてパトロール業務の強化を図ることとし、市独自の「土砂災害危険箇所パトロール」を実施することとしました。
幸い、本市においては、この数年大規模な災害は発生していません。しかしながら、市域の約7割が中山間地域を抱え、土砂災害危険箇所も確認していますので、定期的なパトロールが欠かせません。また、パトロールを通じ住民の皆さんの防災意識を高め、皆さんとともに「安全安心なまちづくり」を進めていきたいと思います。

長谷部誠選手チャリティーイベント

2011年06月15日 | ちょっと一言
長谷部選手、お帰りなさい。「藤枝の星」から今や世界を舞台にして、輝いている姿を拝見し大変うれしく思います。そして、いつもたくさんの元気をもらっています。
そんな長谷部選手が、オフを利用して故郷の藤枝で「大震災復興支援チャリティーイベント」を開催してくれました。
心配された天候も持ち直し、あたかもイベントを応援してくれているかのようでした。市内はもとより全国から8000人ものお客さんがお越しくださり、イベントを主催した長谷部選手はもとより、本市としても大変感激をしました。改めて、長谷部選手のお人柄、存在の大きさを感じる一日でした。
イベントでは、小学生を対象にしたサッカー教室、主に質問形式でのトークショウ、握手会が行われ、世界で活躍するスターと直接触れ合い、皆さん満足しているようでした。
長谷部選手も言っておりましたが、被災地の復興は始まったばかりです。大震災を風化させてはいけません。今後も、私たちが「できることを、できる範囲で」被災地を支えていくことが重要です。本市も、皆さんとともに支援を続けていきたいと思います。
イベントの収益金は、被災地に寄付してくれます。きっと、被災地の元気のために活用されることでしょう。
イベントを開催してくれました長谷部選手をはじめ、関係の皆様、本当にありがとうございました。長谷部選手の更なるご活躍を期待し、これからも市民とともに応援しています。

交通死亡事故ゼロ200日を達成

2011年06月13日 | ちょっと一言
「交通死亡事故ゼロ200日」を達成し、静岡県交通安全対策協議会より表彰を受けました。
今回の表彰は8回目で、県内の市では最多の受賞となります。また、昨年の7月22日には県内10万人以上の市ではじめて「交通死亡事故ゼロ400日」を達成し表彰も受けました。その後も、市民の皆さまをはじめ関係機関のご努力で記録を延ばしておりましたが、残念なことに昨年11月13日に交通死亡事故が発生し、記録は513日で途絶えてしまいました。
交通事故、とくに交通死亡事故は、被害者とその遺族のことを思うと心が痛みます。また、加害者は、あまりにも大きい代償を払わなければなりません。
このような不幸が起こらぬよう、本市は「交通安全日本一のまち」を目指し、取り組みを進めています。市、学校、地域、関係機関や団体などで組織する「藤枝市交通安全対策協議会」は、本年度、特に力を入れて推進する事業として、「イエローストップ運動」を掲げました。
本来「黄色信号は停止」の合図ですが、「黄色信号は急げ」と勘違いをしているドライバーを多く見受けます。皆さんの中にも、思い当たる方もいると思います。正しい交通ルールを皆が守れば、交通事故はかなり防げるはずです。
いまさらとの感もありますが、車を運転する時は、時間と心のゆとりを持って、交通ルールを守り安全運転に心掛けたいものです。そして、「交通安全日本一のまち」を目指し、交通死亡事故はもとより、交通事故のないまちづくりにご協力をお願いします。

K-MIXで藤枝の情報を届けます

2011年06月10日 | ちょっと一言
皆さんの中には、K-MIX(静岡エフエム放送)の番組リスナーが多くいらっしゃると思います。このK-MIXで、藤枝の情報を伝える情報新番組「だいすき☆FUJIEDA」が6月4日からスタートしました。
この番組は、緊急雇用創出事業を活用したもので、県内初の番組です。K-MIXが雇用した3人の専属スタッフが、取材を通して本市の一番ホットな情報や取り組みなど、市民や県民の皆さまに分かりやすくお届けしていきます。
放送は、毎週土曜日の午後7時(7月からは午後6時から)からの30分番組で、来年の3月まで放送されます。
市では、この番組を大いに活用して、本市に対する理解と愛着をより深めていただこうと考えています。
私は、常々職員に、「市民のために一生懸命良い仕事をしていても、それが市民に伝わらなければ仕事をやったことにはならない。」と訓示しています。
そのためか、各課では番組の有効活用を図ろうという取り組みが始まっています。
きっと、いい番組になると思っています。是非、番組を聴いていただき、ご意見やご感想をお寄せいただければ幸いです。それが、市政経営の改善に繋がるからです。

藤枝順心中・高校の同窓会総会

2011年06月08日 | ちょっと一言
本年、創立100周年を迎える「藤枝順心中学校・高等学校」の同窓会総会に出席しました。
大正元年に裁縫教授所として出発した学校ですが、創設以来一貫して「しらうめ」の姿を手本に、「魅力ある女性」を育成されてきました。今では、しつけの順心と知られています。卒業生も、実に2万1千人余を数えると聞き及んでいます。
同窓会も、時には励まし、支え、陰日なたとなって学校のために尽くされ、本校の輝かしい歴史とともに発展されてきたものと思っています。
総会でのあいさつは、「本年4月よりスタートした『第5次総合計画』の中で、重点施策の1つに『教育日本一』を掲げ、その実現に向け、具体的・効果的な施策を展開していること。」と「幸い本市には、本校をはじめ、高等教育の受ける環境が整っており、確かな学力を身につけ、しっかりとした考えを持った元気な子どもたちを育成することで、『藤枝の元気づくり』に繫げていくこと。」など、今後の本市の進むべき方向性の話をしました。
同窓会の皆さまには、本校の建学の精神を心に刻み、社会の各分野での更なるご活躍を期待しています。

駅南図書館来館者100万人を突破!

2011年06月06日 | ちょっと一言
藤枝駅前にある駅南図書館の来館者が、100万人を達成し、記念のセレモニーを行いました。
記念すべき100万人目の来館者は、市内にお住まいの伊藤さんとお子さんです。伊藤さん親子は、絵本や料理本を借りに、週に1~2回は駅南図書館を利用しているとお話してくれました。また、「駅南図書館」について、「子ども用の椅子や机もあり、利用しやすいですね。館内も広くてきれいで大変気に入っています。」と大変うれしい感想をお聞かせいただきました。
私からは、花束と藤枝の特産品であるお茶を記念品として贈り、お祝いをしました。
駅南図書館は、藤枝駅前にある「BiVi藤枝」の3階に、平成21年2月末に本市2館目の図書館としてオープンしました。駅前と言う立地から、学校や仕事の帰りの方々にもご利用できるよう、平日は夜8時まで開館しています。また、交通の便もよく、買い物やちょっとしたお出掛けの際にも気軽にご利用いただいている人も多いようです。
今年の4月には、子育てを応援する「おやこ館」も2階にオープンしたこともあって、図書館をご利用いただく親子も増えています。
図書館には、本以外にも新聞や雑誌の閲覧をはじめ、CD、DVD、ビデオなどの貸し出しもしていますので、ご利用いただきたいと思います。