藤枝市長の部屋

元気なまち藤枝づくり 北村正平のちょっと一言

丸子宿まつりに参加しました

2012年02月28日 | ちょっと一言
「丸子宿場まつり」に行ってきました。
丸子宿は、岡部宿の隣の宿場で、その間には東海道の難所の1つである宇津ノ谷峠が大きく立ちはだかっています。この峠が、平成22年に「東海道宇津ノ谷峠越え」として、国指定文化財に登録されたのを機に、両宿場の交流がはじまりました。
本市からの参加は、昨年に引き続き2回目で「岡部宿・企業組合かしばや」と「間宿(あいのしゅく)瀬戸・染飯千貫保存会」が出店し、本市の街道文化などを情報発信しました。また、昨年の岡部宿街道文化展には、「丸子まちづくり協議会」の皆様にも参加をいただいています。
現在の宇津ノ谷峠は、車で走れば数分で通り抜けてしまいますが、当時、峠を往来した人たちは、京に上る時は岡部の宿で、江戸に下る時は丸子の宿で旅の疲れを癒したに違いありません。旅人が行きかい、活気に満ちあふれた当時の宿場の様子が、目に浮かびます。
藤枝には、岡部宿と藤枝宿の2つの宿場があり、宿場を中心に産業、経済、文化など、時代とともに栄えてきた歴史があります。この貴重な街道文化に着目し、街道に関わる様々な資源を有効に活用したまちづくりも進めています。
今後も宇津ノ谷峠を挟む両市が、地域にある貴重な歴史資源を、観光を含む視点で見直し、連携した取り組みやPRを実施することで、地域の活性化につなげて行きたいと思っています。

「わくわくフェスタきすみれ」が開催されました

2012年02月24日 | ちょっと一言
障害の有無にかかわらず、お子さんからお年寄りまで集いふれあい、協力し合うことで、福祉に対する理解をより深めていただく目的で開催された、「わくわくフェスタきすみれ 2012」に行ってきました。
このフェスタは、藤枝市社会福祉協議会が企画したもので、福祉を総合的に推進する場である「福祉センターきすみれ」を、多くの皆さんに知っていただき、施設の利用促進も兼ね初めて開催されたものです。
会場では、福祉車両や訪問入浴車の展示、車いす、手話、点字、高齢者疑似体験など福祉体験コーナーをはじめ、市内の福祉作業所製品の販売、模擬店の出店など楽しみながら福祉についても理解されやすい工夫がしてありました。
私も、おもりの入ったベストなどを着け、視野が狭くなる眼鏡をかけ、お菓子の包装を剥く、高齢者疑似体験に挑戦をしました。なかなか思うようにはならず、「お年寄りはこんなに不自由なんだ。」とつくづく思いました。
フェスタは、今回初めて開催されましたが、こうした行事を通して、いろいろな障害について理解を深めていただければと思います。そして、少しの心遣いにより、みんなの「元気」や「笑顔」を生み、それが活気あるまちづくりにつながっていくものと確信しています。
今回のフェスタには、福祉団体やグループ、大学など大変多くの皆さんが参加してくれました。日頃は、個々に活動していることが多いと思いますが、それぞれの団体やグループが一堂に会するよい機会になったと思います。これを機に、互いの連携をより深めていただき、福祉の輪が市民に広がっていくことを期待しています。
フェスタにご協力いただきました関係の皆様、大変ご苦労様でした。

2月議会が開会しました

2012年02月21日 | ちょっと一言
主に来年度の事業や予算をご審議いただく、2月議会が17日に開会しました。会期は、2月17日より3月16日までの29日間です。
初日の17日には、本年度の補正予算案、来年度の当初予算案、条例改正案など53の議案を提案しました。
その中でも、特に来年度の当初予算案については、現在の事業を各部各課が見直しをしたうえで、議会からいただいた提言などを考慮しながら、3つの重点方針を定め編成したことを説明しました。
その重点方針についてお話ししますと、1点目は、「東日本大震災、原子力発電への対応と市の対策」です。東日本大震災、福島第一原子力発電所の事故がもたらした甚大な被害は、特に本地域にとっては、その教訓をきっちりと活かしていくことが私たちの責務だと思います。地域の防災計画はもちろんのこと、原子力災害への備えや「情報」に関する危機管理にも力をいれていきたいと考えています。
2点目は、「4つの日本一、4つのKの推進」です。一昨年から長期的なビジョンに立ち、健康、教育、環境、危機管理への取り組みを進めています。来年度は、それぞれに具体的な指標を設定し、これを目標に取り組みを展開していきます。
3点目は、「焼津市をはじめとした周辺地域との多分野における広域連携の推進」です。現在、焼津市との間で協議を進めている「消防・救急広域化」について、さらに取り組みを進めるとともに、自治体間で共同・共有できる項目を幅広く検討し、静岡市や島田市を含めた周辺地域と積極的な連携を進めていきたいと思っています。
以上が3つの重点方針の概要ですが、市議会は、市民生活に直結する重要な案件が審議され場ですので、是非、多くの市民の皆様にお出かけいただきたいと思います。
市議会の日程等の詳細は、こちらをご覧ください。
施政方針の内容の詳細は、こちらをご覧ください。

高校生がスイーツ「みかもっちょーぐると」を商品開発

2012年02月17日 | ちょっと一言
藤枝西高校の家庭部の生徒が、スイーツ「みかもっちょーぐると」を商品開発させ、その報告と試食のために訪問してくれました。
これは、県教育委員会が本年度に実施した、「高校生とコンビニエンスストアによるオリジナル商品の共同開発事業」に応募し、サークルKサンクスさんより商品化を打診され、実現したものです。
学校では、「商品の開発を通して多くの事が学べる機会ととらえ、特に食に対して興味のある生徒に取り組みをさせた。」とのお話がありました。
生徒からは、「地域の産物を活かしたスイーツづくりを心掛けた。」、「それぞれの素材の良さを引き出させるのに苦労した。」など、商品開発にあたっての体験談を話してくれました。
早速、試食をしてみると、初めにみかんの味がパット広がり、その後を追うようにヨーグルトの味が楽しめ、大変おいしくいただきました。また、まわりの求肥(ぎゅうひ)のもちもち感がよく出ていて、食感も最高でした。
新商品の開発は、経済面に対する波及効果は大きいものがありますが、なによりも、今回、それを高校生がやったことに大きな意義があると感じています。また、商品の素材、味や形、商品名、パッケージデザインなどにこだわり、アイデア出し合いながら進められ商品化する、その過程が皆さんにとって大きな財産となるものと思います。
「みかもっちょーぐると」は、2月21日から4週間の期間限定で、県内のサークルKさんとサンクスさんで販売されます。是非、高校生の開発したスイーツをご賞味ください。

朝比奈いきいきまつり

2012年02月15日 | ちょっと一言
今年で15回目を迎えた、「朝比奈いきいきまつり」が、朝比奈交流センターで開催されました。
このまつりは、朝比奈地区の活性化と都市住民との交流を図ろうと、地域の方々が互いに協力し合い、手作りで行われています。
「毎年、このおまつりを楽しみでね。」と、話された方々が少し冷え込む中で、恒例の演芸の開演を待っていたり、農産物などを買い求める人で賑わっていました。
そして、いつも感心するのが地域の絆です。今回のまつりでも、企画から準備、そして当日の運営と、地域の皆さんがお客さんを楽しませようとする工夫が感じられ、大変素晴らしく思いました。
また、会場では、「市長さん。市長さん。」と、多くの方々に親しく声をかけていただき、この地域も藤枝市の地域としてすっかり馴染んできたなと、うれしく思います。
朝比奈地域は、藤枝はもとより静岡市の奥座敷的な存在でもあり大切な地域です。また、豊かな自然と伝統芸能、朝比奈玉露をはじめとする農産物や森林資源など、可能性の秘めた地域資源が大変豊富にあります。こうした地域資源を観光や交流に活かすことで、地域の活性化が図れていくと思います。
まつりに際しご尽力をいただいた関係の皆さん、ご苦労様でした。

健康づくり食生活推進協議会が創立30周年を迎えました

2012年02月10日 | ちょっと一言
「健康の源は正しい食生活から」の理念を掲げ活動をしている、「藤枝市健康づくり食生活推進協議会」が設立30周年を迎え、記念大会を開催しました。
この協議会が設立された30年前は、成人病が大きな社会問題となっていた時期で、成人病予防のために食生活の改善が叫ばれていました。そんな中、本協議会は、地域ぐるみで健康づくりを進めようと、ボランティアでの活動がはじまり、現在、8支部130人の会員の皆さんが、各地域で活躍をしてくれています。
活動の内容も、親子料理教室、放課後児童クラブの食育教室、男性料理教室、高齢者への料理教室と、子どもからお年寄りまで幅広く、健康・予防日本一を掲げる本市にとっても大変心強く思っています。
記念大会では、合併を機に始まった「地産地消を語ろう会」(各支部が地域の産物を使用したオリジナルの献立を考え、試食し、各地域・家庭に普及させる活動)、医学博士の中田健次郎先生の講演会も開催され、大変有意義な大会となりました。
食生活をめぐる環境の変化とともに、食の偏り、不規則な食生活、食の安全など、食に対する新たな問題が生じています。
市も、食育推進計画による食育の推進を図っていきますが、協議会の皆様には、こうした新たな問題にも取り組んでいただき、「正しい食生活」の普及に努められるよう期待しています。

春の訪れ 河津桜が開花

2012年02月08日 | ちょっと一言
立春を過ぎ、暦の上ではもう春というのに、厳しい寒さが続いています。
そんな中、春の訪れを感じさせる河津桜が開花しました。
河津桜は、総合運動公園第2駐車場(瀬戸川にかかる運動公園大橋を越えて北側)の周囲に、約50本が植わっています。その内数本が、開花しました。
つぼみも多く見られますので、数日、暖かい日が続けば、一斉に淡いピンク色の花が咲くと思います。
蓮華寺池公園の中にある梅園の梅も、花をつけ始めました。こちらも、見ごろになるには少し時間が必要のようですが、日を追うごとに花の数は増しています。
予報では、まだまだ寒い日が続きそうですが、皆さんの周りでも、春を見つけることができるかもしれません。
一足早い春を感じに出かけてみてはいかがですか。

自治体法務検定に挑戦した職員全員が認定

2012年02月03日 | ちょっと一言
自治体法務検定に挑戦した、本市職員13人の全員が認定されました。
自治体法務検定は、自治体職員の法務能力を備えた有能な人材を養成する目的で、昨年より実施されていて、70問、1000点満点で行われます。
検定に臨んだ職員は、昨年の6月から業務終了後の時間外に、自主的な勉強会を実施し、12月に市役所で団体受験をしました。
結果は、13人の平均点が全国平均を45点上回る721点で、700点以上のゴールドクラス認定者が10人、500点以上のシルバークラス認定者が3人という成績で、本市職員の頑張りの跡が見てとれます。
本年4月から、地域主権一括法(略称)が本格施行されます。これにより、地方自治体の裁量や自由度が増す分、責任を負うこととなります。これらに的確に対応していくためにも、職員自らがスキルアップをしていることは、「藤枝型新公共経営」の理念に沿うもので、大変うれしく思います。
今後も、多くの職員が自分磨きに挑戦してくれることを期待しています。