藤枝市長の部屋

元気なまち藤枝づくり 北村正平のちょっと一言

市立病院で経営改善提案の発表会が開かれました

2010年12月28日 | ちょっと一言

市役所では、行政経営の観点から職員全員で「一人一改善運動」に取り組み、業務の見直しや改善に役立てています。

この「一人一改善運動」の病院版とも言える、「経営改善提案」の発表と表彰式が、市立総合病院で行われました。病院の「経営改善提案」は、①患者サービス、②コスト削減、③業務改善、④増収対策の4つのテーマについて、病院の経営改善につながる提案を募集したところ、各部署から48の提案が集まり、そのうち審査委員会で7提案を選定し発表されました。

いずれの提案も病院経営の改善につながるもので、職員の病院に対する意気込みが感じられ、私も頼もしく発表を聞きました。そして、こうした取り組みが患者さんや市民の病院に対する満足度の向上、安全安心の確保、経営改善に大きく貢献するものと確信もいたしました。

今後も、この取り組みを継続していただき、優れた提案は業務に取り入れ、常に改善を図るよう職員に訓示し、会場をあとにしました。


朝日山城跡の駐車場が新しくなりました

2010年12月24日 | ちょっと一言

市の指定文化財にも指定されています「朝日山城跡」の駐車場が整備され、このほど竣工式が開かれました。これは、今までの駐車場が、新東名と国道一号バイパスを結ぶアクセス道路の築造に伴い、移転が必要となり整備したものです。

「朝日山城跡」は、岡部氏の築城と伝えられており、土塁や曲輪(くるわ)など当時の地形を留めているほか、梅、桜、藤、紅葉と史跡と併せて季節ごとの花も楽しめる名所でもあり、毎年多くのハイカーが訪れています。

今回の駐車場の整備により、より多くの方がこの「朝日山城跡」を訪れることが期待されます。

また、「朝日山城跡」周辺では、保勝会の皆さんによる植栽や維持管理、「ほたるの会」を中心とした「ほたるの育成」「蛍祭り鑑賞会」など、他の地区のお手本となるような地域ぐるみの活動を行っていただいています。

今後も、このような活動を通じて、活き活きとした魅力ある快適な地区となるよう期待するとともに、心待ちにしていたこの施設を存分に活用していただければと思っています。

駐車場の整備事業に、多大なご支援とご協力をいただきました地元の関係者の皆様に心より感謝申し上げます。


「年末の交通安全県民運動」期間中です

2010年12月22日 | ちょっと一言

今年も、残すとこあとわずかとなり、年末の慌しい時期を迎えています。この時期恒例となっています「年末の交通安全県民運動」が行われています。今年の運動では、「高齢者の交通事故防止」、「夕暮れから夜間の交通事故防止」、「飲酒運転の根絶」を重点目標に、12月31日まで県下一斉に実施されています。

また、市独自の目標としては、「交差点における出合頭事故の防止」を掲げ注意を呼びかけています。

本市の、今年の交通事故状況を見てみますと、死者・負傷者はともに減少していて大変喜ばしいことですが、交通事故発生件数は増加している状況にあります。発生件数が多いということは、重大事故が起こる危険をはらんでいることになりますから、大変憂慮しています。

是非、このような機会に、市民の皆様一人ひとりが、交通事故防止に努めていただきますようお願いします。

特に今からの時期は、飲酒の機会が多いと思います。くれぐれも飲酒運転をしないよう、交通ルールを守りましょう。


藤枝市技能功労者顕彰を授与しました

2010年12月20日 | ちょっと一言

平成22年度の藤枝市技能功労者顕彰の表彰式を行いました。

この技能功労者顕彰は、特定の職種において優れた技能を有し、多年にわたり他の技能者の模範となる活動をされ、地域産業に功績のあった皆様方を表彰するものです。本年度は、配管工職、建具職、石工職、金型技術職、雛人形の製造・卸・小売業職の各分野で優れた技能を有した5人の方にこの技能功労者顕彰を贈りました。受章された皆様は、永年その道一筋に精励され、常に向上心を持って職務にあたられ、また、次代を担う後継者の指導・育成にもご尽力されております。

永い年月の間には、幾多のご苦労があったことと推察いたしますが、たゆまない努力と精進を重ねられ、それぞれの道で大きな功績を挙げられました皆様に、敬意を表したいと思います。

今後とも、健康に十分留意され、それぞれの業界の指導者として、益々ご活躍されるようご期待いたします。そして、地域産業が元気になり、「元気なまち藤枝づくり」の推進役としても、引き続きご尽力をいただきますようお願いします。

ご受章おめでとうございます。


瀬戸谷温泉「ゆらく」入館者150万人達成!

2010年12月17日 | ちょっと一言

市民の福祉、健康増進及び地域の活性化を目的として、平成15年7月にオープンした、瀬戸谷温泉「ゆらく」の入館者が150万人を達成し、このほど記念式典が行われました。

 記念すべき150万人目の入館者は、静岡市にお住まいの森下さんご家族で、年に3回~4回ご利用いただいている方でした。森下さんは、「ゆらく」について、「お湯がいいし、食事もおいしい。露天風呂からの景色がまたいいですね。」と、大変うれしい感想をお聞かせいただきました。

 私からは、花束とゆらくの利用回数券のほか、瀬戸谷の特産品であるお茶や椎茸などの記念品を贈り、お祝いをしました。

 「ゆらく」は、オープン当初より多くのお客様にご利用いただいており、オープン翌年の1月には10万人を、また、平成20年6月には100万人を突破、そして、オープンから7年6ヶ月で150万人のお客様をお迎えすることができ、大変うれしく思います。

近隣にも類似した施設が多い中、これからも「ゆらく」ならではのおもてなしでお客様をお迎えし、市民の憩いの場として、また、都市住民との交流の場としてご来場いただけるよう、努めて行きたいと思います。


市立総合病院の産婦人科(分娩)等の診療を再開します

2010年12月14日 | ちょっと一言

今日は、市民の皆様に、お伝えしたい朗報がありますのでご報告します。

市立総合病院の医師確保につきましては、市民の皆様にも大変ご心配をお掛けしているところであります。私は市長就任以来、市立病院の経営改善を最重要課題として掲げ、休止中の産婦人科をはじめ、一人でも多くの医師を確保することが、経営再建につながるとして最優先に取り組んできました。

私自ら、毛利病院長とともに浜松医科大学をはじめ、関連大学や関係機関をことあるごとに訪問し、医師派遣をお願いしてきましたことは、機会あるごとに市民の皆様にもご報告させていただいたところです。

12月に入りまして、来年度の大学等の人事について方向性が固まってきておりますが、その中で特に、現在、常勤医師の不在により分娩を休止しております産婦人科につきまして、来年4月から再開できることとなりました。

また、入院診療を休止しております皮膚科につきましても、診療を再開し、併せて、そのほかにも、外科、放射線診断治療科、小児科の増員も見込まれておりますので、退職者を考慮しても、来年4月には常勤医師が7名程度増加する見込みであります。

これにより、診療体制が徐々にではありますが充実してまいりますので、経営改善に向けた歩みがまた一歩前進することになります。

今後も、市民の健康を守る地域の基幹病院として、安心して受診できるよう、更なる経営改善に向け、引き続き医師確保に努めて行きたいと思います。


地震の備えは万全ですか?

2010年12月13日 | ちょっと一言

皆さん、地震の備えは万全ですか。

県内では、9月1日の防災の日とは別に、12月の第1日曜日(今年は12月5日)を「地域防災の日」と定め、突発型地震を想定した訓練を実施しています。本市でも、市内198自主防災会を中心に、防災関係機関、民間企業などがそれぞれの実情にあった訓練を実施しました。

本市の主会場では、高洲小学校を指定避難所とする2自治会9自主防災会の住民など約1,600人が参加し、テントの設営、救出・救護訓練、情報伝達訓練など実践的な訓練に真剣に取り組んでいました。

訓練の当日は、静岡県の小林佐登志危機管理監もお見えになり、参加者の訓練の様子を視察され、講評の中で、「家の耐震化」と「地域連携」の重要性について、事例を交えてのお話をいただきました。

 東海地震の発生が言われてから30数年以上が経ち、防災意識も薄れがちになりますが、このような機会に、災害時の被害を最小限にするために、一人ひとりがとるべき行動を確認していただきたいと思います。 


藤枝チームが師走の駿河路を疾走

2010年12月09日 | ちょっと一言

このほど、「静岡県市町対抗駅伝競走大会」が開催され、本市の代表選手も力走を見せてくれました。成績は、第9位と残念ながら昨年の5位を上回る成績を残せませんでしたが、大会までの様々なアクシデントを乗り越えての入賞ですので、選手の皆さんはよく頑張ってくれたものと思っています。

駅伝の魅力は、チーム力で競い合うところにあります。1本のたすきを11人の力でゴールまで運ぶこの競技は、個人の力を結集して、最高のチーム力にしたチームが勝利するところにおもしろさがあるのだと思っています。

また、この大会の素晴らしいところは、小学生から一般成人までの各年代の選手が1つのチームを作るところにあります。普段、接点の少ない選手たちも、練習を重ねていくうちに、お互いの絆が深まり、1つのチームになっていく様は大変素晴らしいと思います。

「闘志・信頼・勇気の心をつなぐ藤枝のたすき」を合言葉に、学校や仕事が終わった後の練習に耐え、師走の駿河路を元気に走った藤枝チームを称えたいと思います。そして、藤枝チームを支えていただいた関係者の方々をはじめ、応援をしてくださいました市民の皆様に感謝申し上げます。


「市民交流フロア・ぴゅあ」が開設1周年を迎えました

2010年12月06日 | ちょっと一言

「市民交流フロア・ぴゅあ」が、文化センター改修に伴い2階に開設されてから1周年を迎え、この程、記念式典が行われました。

「ぴゅあ」には、「市民活動支援センター」「ボランティアビューロー」「国際友好協会」「文化協会」の4団体の皆さんが入居されております。これらの団体の熱心な活動や支援により、市民及び市民活動団体の交流拠点場として着実に成長しており、多くの市民の皆様にご利用いただいております。

また、文化センターがあるこの地区は、現在、中心市街地の活性化を図るため、再開発事業を推進している地区でもあります。1階に事務所を構える「㈱まちづくり藤枝」と「市中心市街地活性化推進室」が、官民協働で中心市街地活性化事業を推し進めています。

本市は、笑顔あふれる全国に誇れる「元気なまち藤枝づくり」を目指し、各種の施策を行っています。市が元気になるには、地域や地域の方々が元気で明るくなければなりません。それには、「ぴゅあ」が果たす役割は大きいものがあると思っています。

「ぴゅあ」と市民や市民団体が協働により、地域のコミュニティーの核となり、「人の賑わうまちづくり」のひとつとして、これからも発展していくことを期待しています。


晩秋の滝ノ谷が「もみじまつり」で賑わいました

2010年12月02日 | ちょっと一言

朝晩、めっきり冷え込み、季節はすっかり冬支度を始めたようです。

藤枝の奥座敷である瀬戸谷の滝ノ谷不動峡で、「もみじまつり」が行われました。このもみじは、桜、藤と並び本市の「花観光」として、市外からも大変多くのお客様をお出でいただいており、まさに藤枝ツーリズムの象徴となっています。

おまつりの当日は、天候も穏やかで、朝日が木々に降り注ぎ、赤や黄に色づいた葉にあたり、植林された深緑とのコントラストが大変美しく、素晴らしいものでした。また、お客様も朝早くから麓の駐車場より散策しながらお越しになり、思い思いの場所に陣取り宴を開いたり、出展ブースにも地場産品などを買い求める人でいっぱいで、大変な賑わいでした。

滝ノ谷不動峡には、本市在住の石彫刻家杉村孝氏が彫った日本最大級の「磨崖仏」と地元で「お不動さん」と親しまれている「不動尊」が祭られています。

今年は、特に「お不動さん」にもスポットを当て、昭和初期の「お不動さん」制作ストーリーを紹介する「パネル展」も行われました。

また、この滝ノ谷地区には、すばらしい「紅葉」や「清流」「地場産品」があり、「芸術性」「物語性」「歴史」など潜在的な魅力を加えることによって、不動峡の認知度が更に高まり、より魅力ある観光名所として多くの方にお越しいただけるのではないかと思っています。

一年の内で、この季節、瀬戸谷が最も美しい時期でもあります。

皆さんも、晩秋の瀬戸谷路にお出かけください。