藤枝市長の部屋

元気なまち藤枝づくり 北村正平のちょっと一言

「節電チャレンジ・15」の成果を報告します。

2011年12月26日 | ちょっと一言
この夏、電力不足が懸念され、市民や事業所の皆さんに、電力使用量前年比15%の削減を呼び掛け、「節電チャレンジ・15」と銘打ったキャンペーンにチャレンジしていただきました。その結果が、まとまりましたのでご報告します。
今回のキャンペーンに応募いただいた件数は368件で、削減された電気使用量は実に57,834kwhで、二酸化炭素に換算しますと、27,414kg(2リットル入りペットボトル約700万本分)にも及びます。この数字は、応募いただいた方々の集計値ですので、15%達成できなかった家庭をあわせると、大変大きな削減ができたものと推定できます。中でも、削減率が60%を超えるお宅もあり、工夫次第で効果的な節電ができることを示しているものと思います。
節電のために取り組んだ状況を見ますと、エアコンの使用に関する取り組みが多く、「使用時間を短時間にした。」「冷気が逃げないようにした。」「各部屋での使用をやめ1つの部屋で過ごした。」などで、かわりに扇風機を上手に使っていることが分かります。その他にも、「洗濯をまとめてする。」「冷蔵庫内の温度設定を高くする。」「炊飯器や電気ポットの保温をやめた。」「テレビをこまめに消す。」など、いろいろな工夫が見てとれます。
物質的な豊かさとともに、私たちの生活は大変便利になりました。しかし、便利さの中には、多くの無駄があるようにも思います。たとえ15%削減という目標に達しなくても、削減に向けた行動をとることが何よりも大事です。
本格的な冬を迎え、暖房による電力不足が危惧されています。市では、これに対応するため、「節電チャレンジ・15 冬の陣」を実施しています。実施内容は、夏に行ったものと同じです。是非、多くの皆様のご参加をお願いします。
今後も、環境行動の習慣化、資源節約型のライフスタイル定着に向け、省エネ生活を継続しましょう。

「議員の皆さんとサッカー親善試合」

2011年12月21日 | ちょっと一言
11月22日開会した11月定例市議会も、補正予算など重要な議案を真剣にご討議をいただき16日に無事閉会しました。これから年末に向かって慌ただしい日々が続きます。
そんな中、市議会議員の皆さんと本市の部長会とのサッカー親善試合が開かれました。この親善試合は、サッカーを核にまちづくりを進めている本市の意気込みを、議員や幹部職員自らが示そうと、毎年この時期に行っています
私も、部長会チームへ参加し、スタメンでフォワードを任され、ゴール目がけてフル出場。しかし、ボールは思うようには飛ばず、メッシ(バルセロナ)に負けない珍プレーが続出。思わず笑い転げてしまう場面もしばしばあり、楽しいひと時を過ごしました。
こうして、皆さんと汗を流したことで親睦が深まり、あらためてスポーツの素晴らしさと交流の効果を感じています。
試合の結果は、1対1の引き分けで、白熱した試合となりました。
試合後の痛い足と心地よい疲れを感じながら、納会での1杯をおいしくいただきました。

「スポーツ&健康フェスタ」を開催しました。

2011年12月19日 | ちょっと一言
「健康・予防日本一」のまちを目指す本市は、「成人の週一回以上のスポーツ実施率50%」を目標に、スポーツの振興を進めています。これは、スポーツの健康に果たす役割が大変大きいからです。
子どもからお年寄りまで、誰もがスポーツに親しんでいただきながら、健康に対する意識を高めるきっかけになればと、毎年この時期に「スポーツ&健康フェスタ」を開催しています。
今年も、新しい種目のスポーツの体験をはじめ、健康チェックや体力年齢を測定するコーナー、「飲んで健康!藤枝茶」と題したコーナーなど盛りだくさんの内容で、体験していただいています。特に、自転車をこいで発電し、エコ新幹線を走らせるコーナーは、子どもたちに大人気で、自転車をこぐ親御さんも大変な様子でした。
今回で5回目を迎えるこのフェスタも、ご家族で楽しめるイベントとして人気が高く、毎年多くの皆さんが参加してくれます。これを機に、健康に対する興味・関心を高められ、スポーツを日常生活に取り入れていくきっかけとしていただければ幸いです。
「スポーツ&健康フェスタ」の開催にあたって、多くの団体の方々のご協力をいただきました。ご尽力いただきました皆さまに、心より感謝いたします。

「藤枝市駅伝チーム」と「藤枝MYFC」が報告会

2011年12月15日 | ちょっと一言
先日行われた「静岡県市町対抗駅伝競走大会」で、過去最高の第3位という素晴らしい成績を収めた本市駅伝チームと、今季の東海社会人リーグで優勝し、全国地域リーグ決勝大会にコマを進め、見事、JFL昇格を決めた(正式には、16日の理事会で決定となりますが。)、「shizuoka. 藤枝MYFC」が、「て~しゃばストリート105」の会場で、報告会を開催しました。
まずは、「藤枝市駅伝チーム」です。
本市の「駅伝チーム」の過去の成績を振り返ってみると、過去11回のなかで入賞が7回、最高位が5位でした。ちなみに、第1回大会での成績と今回の成績を比べますと、第1回目は2時間27分29秒で12位、今回は2時間16分3秒で3位で、実に11分余も時間を縮めています。明らかに選手やチームの力が上がっているとこを示しています。これも、藤枝アスリートクラブ・陸上競技協会をはじめとした関係者の皆様が、長年にわたり、小学生・中学生を中心とした選手の育成に、継続的に取り組んでこられた成果だと思います。
藤枝市駅伝チームの皆さん、私たちに元気や感動を与えてくれたことに感謝します。ありがとうございます。
次は、「shizuoka. 藤枝MYFC」です。
「藤枝MYFC」は、昨年に引き続き全国地域リーグ戦に出場し、見事2位を勝ち取り昇格を決定しました。昨年は、予選リーグでの敗退と、大変悔しい想いをされましたので、今年にかける強い想いが勝利に結びついたものと思っています。
来季からはJFLで、全国の強豪と肩を並べ戦うことになります。サッカーを核にまちづくりを進めている本市にとっても、「藤枝MYFC」の今後の活躍は大いに期待するところですし、チームの最終目標であるJリーグへの昇格目指して頑張ってほしいと思います。これからも、市民の皆さんと一緒になって応援していきます。
「藤枝MYFC」の皆様、JFL昇格本当におめでとうございます。

12月は「もったいない」推進月間です。

2011年12月12日 | ちょっと一言
12月は「もったいない」推進月間です。私も、推進月間の初日に、もったいない運動推進委員の皆さんと一緒に、藤枝駅で街頭啓発をしました。
本市は、一昨年の12月に「無駄な暮らしを見直し、先人から受け継がれた環境をより良いものとして次の世代に伝えるため」、『もったいない』都市宣言をしました。これを受け、毎年12月を“もったいない推進月間”として定め、市民・事業者・行政が一体となって、環境保全活動に取り組み、環境行動都市を目指しています。
特に、第3金曜日(今年は12月16日)を、“もったいないアクションデー”と位置付け、もったいない宣言に沿った取り組みを全市的に実践する日としています。アクションデーの当日は、CO2排出削減のため、通勤や通学、買い物など外出時に公共交通機関(市自主運行バスは終日無料です。)の利用、マイ箸・マイボトル・マイバックの持ち歩き、「もったいないエコファミリー宣言」や「藤枝もったいない倶楽部」への積極的な参加を呼び掛けています。
本年の夏は、原発事故により電力不足が懸念され、日本国中で節電に取り組み、この危機を乗り切りました。しかしながら、電力不足は改善されたわけでありません。これから本格的な冬を迎え、また電力の供給不足が懸念されています。これらに対処するため、現在、夏に行った「節電チャレンジ・15」を、「冬の陣」として実施しています。“もったいない推進月間”にあわせて、冬の節電にも取り組まれるようお願いします。
私たちは、先人から受け継いだこのすばらしい自然環境を、次の世代に引き渡す使命があります。「もったいない」にこめられた大切な心は、環境をよくするための全てに通ずる精神です。この精神をよく理解し、持続可能な社会の実現を目指していきましょう。

オーケストラの指揮者を体験しました

2011年12月09日 | ちょっと一言
先日、「藤枝ライオンズクラブ 結成50周年記念式典」が行われました。
ライオンズクラブの皆さんは、本市の各業界で、責任のある立場の皆様で結成され、「WE SERVE(われわれは奉仕する)」の精神により、青少年健全育成、スポーツや文化の向上、環境に関わる奉仕活動などを積極的に展開されています。また、今年は、創立50周年記念事業の一つとして、市民の憩いの場となっています蓮華寺池公園に、樹木名板を寄贈いただきました。
式典に先立ち、開催されたチャリティーコンサートでは、青島広志先生の司会で親しみやすいクラシックの名曲をわかりやすく解説し、静岡交響楽団のみなさんを指揮し、美しい演奏を聞かせていただきました。
この会場で、私が、静岡交響楽団の演奏、藤枝順心高等学校コーラス部、藤枝少年少女合唱団のみなさんの合唱で藤枝市歌の指揮をすることになりました。
本格的なオーケストラの指揮者です。たいへん緊張して、指揮台に上がりました。初めの一振りに全神経を集中して、タクトを振りました。演奏者みんなの目がタクトに集中し、心がひとつになって、市歌を演奏することができ、忘れられない思い出となりました。

「地域防災訓練」が各地で実施されました

2011年12月07日 | ちょっと一言
地域防災訓練が、198の自主防災会や防災機関など、市内各地区で実施されました。
9月1日の訓練は、懸念されている東海地震が予知されたことを想定したものに対し、12月に行っている訓練は、地震が突然発生したことを想定したもので、毎年、各地区や機関の実情に沿った訓練を実施していただいています。
今回主会場となった、岡部小学校を指定避難場所とする、岡部第1・第2・第3自冶会の17自主防災会の皆様に訓練に参加しました。あいにく、前日の雨で、体育館での訓練となりましたが、特に、医療救護トリアージ訓練では、志太医師会のご指導による1次トリアージ訓練、重症患者搬送訓練など、実践的な訓練が実施されました。これらの訓練は、参加者の防災意識の普及・啓発に大変効果があったものと感じました。
さて、今年の3月11日に発生した、「東北地方太平洋沖地震」は、我が国観測史上最大のマグニチュード9.0の巨大地震でした。地震と津波による深刻な原発事故が発生するという、未曾有の超広域複合災害となりました。
その後も、日本各地で地震が発生しており、「東海地震」が今まで以上に現実味を増す中、私たちは今回の大震災の教訓を活かし、地域の防災体制の強化に努め、災害に強いまちづくりをしなくてはなりません。
自然災害を防ぐことは難しいことですが、災害を最小限にすることは可能です。それには、日頃からご家庭で、いざという時の準備や対応について話し合っておくことが大変重要です。今回のような訓練に積極的に参加され、危機管理意識を高めていただきたいと思います。
訓練に参加された皆さん、自主防災会をはじめ関係の皆さん、大変ご苦労様でした。

「市町対抗駅伝競走大会」で藤枝市チーム第3位に!

2011年12月05日 | ちょっと一言
今年で12回を数える「静岡県市町対抗駅伝競走大会」が、開催され、本市駅伝チームが、過去最高の第3位という素晴らしい成績を収めました。
本市の代表チームは、前回の大会まで5年連続入賞(過去最高5位)を果たし、近年は、毎年、上位入賞候補として名前が上がるようになっていましたから、今回過去最高の成績を収めたことを、大変うれしく思います。これも、藤枝アスリートクラブ・陸上競技協会をはじめとした関係者の皆様が、長年にわたり、小学生・中学生を中心とした選手の育成に継続的に取り組んでこられた成果だと感謝しております。
初冬の駿河路を駆け抜けるこの駅伝大会は、静岡県の師走のスポーツイベントとしてすっかり定着した感があります。小学生から一般まで世代を超えた選手が、郷土の誇りを胸に懸命にたすきをつなぐ姿は、見る者、応援する者に元気や感動を与えてくれます。皆さんも、選手の走りに現地やテレビの前で、手に汗にぎり、応援をされたことと思います。
今回の成績は、チームの力が本番に結集された結果だと思いますが、選手の皆さんの力走は、何といっても、「元気なまち藤枝づくり」を進めている本市に、大変大きな元気を与えてくれました。その活躍を多いに称えたいと思います。
選手の皆さんをはじめ、監督やコーチなど関係の皆さん、本当にご苦労様でした。来年もまた一歩上を目指して頑張ってください。期待しています。

「病院フォーラム」を開催しました。

2011年12月01日 | ちょっと一言
私たちの誰もが、健康的な暮らしをしたいと願っています。そして、私たちが健康を維持していくうえで欠くこと出来ないのが「地域医療」です。
この「地域医療」を市民の皆さんと考えるフォーラムを開催しました。
今回のフォーラムは、市立総合病院の毛利院長による「地域医療のこれから」と題した基調講演と、7人のパネラーをお招きして「いざという時のお医者さんのかかり方」をテーマにしたパネルディスカッションが行われました。
病院長の講演では、市立病院の現状を交えながら、今後確実に訪れる超高齢化社会に対する患者の予測などのお話が聞かれました。
パネルディスカッションでは、志太医師会の鈴木副会長から、「かかりつけ医」をもち、自分の体をコーディネートしていただくことの重要性が、市立総合病院の池谷副院長からは、市立病院の医師や看護師の仕事内容とその多忙な状況の話があり、特に夜間・休日でのコンビニ受診を控えてほしいとの訴えが聞かれました。
また、本市消防本部の嶋崎救急救命士からは、救急車の出動要請が増えていること、救急とは思えない方やタクシー代わりとも思える要請など、真に救急車を必要としない要請が多いことに、参加者からは憤りにも似た声も聞かれました。
今、「医療の連携」が強く求められています。私たちの周りでも、藤枝市立総合病院、志太医師会、藤枝歯科医師会、近隣市町の病院や医院、浜松医科大学及び浜松医科大学病院、静岡県など、大変多くの関係機関の皆様の連携により、この地域の医療が成り立っています。その結果として、私たちは、いつでも安心して医療を受けることができます。そのことを忘れてはいけないと思います。
今後も、こうしたフォーラムを開催し、いざと言う時、頼りになる地域医療を確保していくためにはどうしたらいいのかを、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。