藤枝市長の部屋

元気なまち藤枝づくり 北村正平のちょっと一言

「藤枝順心高等学校」が創立百周年を迎えました。

2011年11月29日 | ちょっと一言
藤枝順心高等学校は、今年、創立百周年を迎えられ、このほど記念式典が盛大に開催されました。
順心高校は、大正元年9月に、仲田裁縫教授所として建学されて以来、一貫して女子教育に専念され、これまでに2万人余の卒業生を世に送り出しています。白梅精神を教育目標に掲げ、和やかなうちにも知性と徳性を育て、数多くの人間性豊かな女性を育ててこられました。
この間、文化にスポーツに、数々の輝かしい実績を残され、手工芸部においては、毎年のように文部科学大臣賞や奨励賞を受賞しています。近年では、サッカーや柔道など、スポーツの面での活躍も目覚ましく、学校とともに本市の名をも全国に知らしめていただいており、大変頼もしく思っています。また、学校に対する事業主様からの信頼が厚く、この就職難でありながらも常に高い就職率を誇ってもいます。
このような実績からも、順心高校の百年という歴史、伝統の重みや深さを改めて感ぜずにはいられません。
この記念すべき百周年を契機として、今までの伝統を大切にするとともに、教育目標である「白梅精神」を極められ、新たな伝統を築いていかれることを期待したいと思います。

宮古島市の産業まつりに参加しました

2011年11月24日 | ちょっと一言
先月23日に、本市と友好都市提携及び災害時相互協定を締結した、沖縄県宮古島市を訪問しました。
今回の訪問は、宮古島市で行われた「宮古の産業まつり」に招待を受け訪問したもので、本市も初めての出店となります。
オープニングセレモニーでは、友好都市の代表としてあいさつする機会を得ましたので、本市の産業や文化、観光などのPRをしました。
産業まつりには、ミカン、柿、しいたけ(生、乾燥)などの他、藤枝名物『朝ラー』、『藤枝かおり』などを持ち込み、私自らも売子になって販売しました。特に、朝ラーの文化にお客さんから、「今度は、藤枝市で本場の味を確かめたい。」「サッカーでは知っていたけど、おもしろい文化があることが分かって楽しいですね。」と大変興味を持っていただきました。また、珍しい藤枝名物に人だかりが1日中続き、早々と完売する品物もあるなど、大盛況のうちに終了し、大きな手ごたえを感じたところです。
産業まつりに先立ち行われた、下地宮古島市長さんとトップ会談では、「災害時の相互支援」、「市民交流の促進施策」「職員の相互研修」について話し合いをし、両市が協力しながら進めていくことで合意したところです。今後、この合意に基づき、交流事業を進めていきたいと思います。
宮古島の海は、「宮古島ブルー」といわれるくらいきれいで、その青さに目が奪われます。皆さんも是非お出かけいただき、宮古島を体験していただきたいと思います。そして、両市の交流を更に深めていきましょう。

がんばれ!市町対抗駅伝藤枝市代表チーム!!

2011年11月21日 | ちょっと一言
今やすっかり静岡県民の冬の恒例行事となった「しずおか市町対抗駅伝競走大会」が12月3日に行われます。BiVi藤枝前、「て~しゃばストリート105」に設けられたステージにて藤枝市代表選手の結団式が行われ、私も選手の皆さんにエールを送ってきました。
今年で12回目を迎え、年々各チームのレベルが上がってきている中、今年の藤枝市チームはこれまでの最高位(5位)以上、そして優勝をも狙えるチームに仕上がっていると聞いております。これも藤枝アスリートクラブ・陸上競技協会など関係者の皆様による、長年にわたる選手育成の継続的な取り組み、そしてもちろん選手の皆さんのたゆまぬ努力の成果だと思います。
選手の皆さん、「元気なまち藤枝」の代表として思う存分、悔いのない走りをしてください。師走の駿河路を颯爽と駆け抜ける、白と藤色のユニフォームが今から目に浮かびます。
こたつに入ってみかんを食べながらのテレビ観戦もいいですが、県庁前のスタート地点や沿道で選手の息づかいを肌に感じ、そして草薙総合運動場でゴールに飛び込む選手とともに激走の余韻に浸るというのも市町対抗駅伝ならではの楽しみ方だと思います。
市民の皆さんも選手の皆さんの一生懸命な姿を応援してください。
選手の皆さんに感化されたのか、結団式の後は私の足取りも何となく軽くなったような気がします。久しぶりに蓮華寺池公園を走りたくなりました。

「ルミスタふじえだ」が輝き始めました

2011年11月18日 | ちょっと一言
2年目を迎えた風物詩、冬の藤枝を元気にする「ルミスタふじえだ」のイルミネーションが始まりました。
メインテーマは「愛」。東日本大震災・原発事故等の大きな課題が山積みとなっている日本が少しでも元気になるよう、さらには震災の追悼の意と復興を祈念して、藤枝から「元気」を発信するため、昨年より1ヶ月間延長して3月11日まで点灯します。
今年のイルミネーションは、昨年よりさらにパワーアップしLED電球を20万球使用、それもすべて静岡県内で太陽光発電された「グリーンエネルギー電力」を使用し、節電や地球環境にも十分配慮していることが特徴です。
「ルミスタふじえだ」は冬の藤枝のシンボル。藤枝の中心市街地から「元気」を発信し、多くの人々が駅周辺に訪れ、更なる賑わい空間が創出されていくことを大いに期待しています。
そして、市民の皆様にとりましても、このイルミネーションが来年を輝く素晴らしい1年にしてくれる希望の光となってくれますことを祈念しています。

技能功労者を顕彰しました

2011年11月17日 | ちょっと一言
毎年、永く同一の職業に従事する功労顕著で、本市の地域産業を支えている、いわゆる「その道一筋」の技能者の方々を顕彰しています。
今年度は、優れた技能を有し、後進の模範と認められる9人の方を顕彰しましたので、顕彰者の方々をご紹介します。
(1)堀江 正さん 職種:造園師
   藤の栽培や鉢立てに優れた技能を有し、栽培・管理技術の継承にも努められています。
(2)森 賢次さん 職種:建具職
   障子など木製建具の製作技術に優れ、後進の指導・育成にも取り組まれています。
(3)村松 勇作さん 職種:石工職
   石材加工技術に優れた技能を有し、業界の発展と技術の向上にも努められています。
(4)鈴木 幸一さん 職種:金型技術工職
   金型設計・製作、加工処理に優れた技術を有し、後進の育成にも取り組まれています。
(5)橋本 政巳さん 職種:木地師
   ひな具の製造に確かな技術を有し、伝統工芸の周知・普及にも努められています。
(6)岡田 三男さん 職種:電気工事士
   住宅の配線工事技術に優れ、工事における創意工夫と後進の育成に努められています。
(7)松村 英行さん 職種:理容師
   理容技術に優れ、従業員への技術指導を行い多くの卒業生を送り出されています。
(8)岩堀 征樹さん 職種:自動車整備士
   自動車整備を的確に行う技術を有し、業界の発展にも尽力されています。
(9)横山 格太郎さん 職種:藤枝桐タンス製造販売・修理再生職
   桐タンス製造における伝統的技法を有し、郷土工芸品の普及に尽力されています。
永い年月の間には、幾多の苦難を乗り越えられ、また、並々ならぬご努力により、それぞれの道で大きな功績を挙げられてきたとに、敬意を表したいと思います。
引き続き、健康に十分留意され、それぞれの業界の指導者として、益々ご活躍されるようご期待いたします。そして、地域産業が元気になり、「元気なまち藤枝づくり」の推進役としても、引き続きご尽力をいただきますようお願いします。
ご受章おめでとうございます。

楊州市の職員が本市で研修をしています。

2011年11月14日 | ちょっと一言
友好都市の韓国楊州(やんじゅ)市の職員が、本市で研修をしています。
楊州市とは、平成22年8月に友好都市締結をして以来、順調に交流が進められています。この10月には、ヒョン楊州市長ご夫妻を本市にお迎えし、市民の皆様とも交流をしていただいたところです。
この研修は、楊州市との交流事業の一環として、昨年から実施しているもので、職員の相互派遣によりお互いの行政を知ることを目的としています。本市職員も、10月に楊州市に派遣し、交流研修を受けたところです。
今回、本市に研修に来られた職員は、郭仁求(クァク・イング・男性)さん
と崔惠琳(チェ・ヘリム・女性)さんの2人です。郭さんは、農業技術センター・技術補給課で野菜関連業務に携わっており、農村指導者としてお仕事をされています。また、崔さんは、産業福祉局・起業支援課の企業支援チームに所属しており、企業支援や工芸支援などのお仕事をされています。
お二人には、現在携わっている業務を中心に、本市の関連業務について研修をしていただいています。研修では、実際の現場におじゃますることもありますので、見かけたら声をかけていただければと思います。
また、お二人には、職員宅にホームステイしていただき、日本の生活・文化も肌で感じていただいています。
この研修を通して、本市と楊州市の両市の職員が、国際感覚を磨き、また相互理解を高め、友好関係がより深まることを期待しています。
お二人にとって、有意義な研修となり、今後の仕事に役立てていただくとともに、本市をおおいにPRしていただきたいと思います。

「マニフェスト」の進捗状況をお知らせしています

2011年11月09日 | ちょっと一言
私は、「元気なまち藤枝づくり」を公約に掲げ、それを実現させるため、「1.子どもが輝くまち」、「2.誰もが安心して暮らせるまち」、「3.皆で協力しあうまち」、「4.誇りと元気のあるまち」の4つの基本理念のもと33の項目に対し、54の事業を具体的な施策として取り組んでいます。
マニフェストの進捗状況は、半年ごとに検証し皆さんに公表していますが、9月末の進捗状況の検証をしましたのでお知らせします。
9月末までに実施した事業は、54事業の内47事業で実施率は87%となっています。残りの7事業についても、一部実施または実施に向け進行中で、全ての事業に着手し推進を図っています。
その中でも、重点施策として位置付けてきた市立総合病院の経営の健全化とクリーンセンターの建設につきましては、職員とともに全力で業務にあたってきた結果、着実に進展してきているものと考えております。
病院経営の健全化につきましては、県内外の大学の医局などを訪問し医師確保に努めた結果、医師の人数が7人増員し、産科入院及び分娩を再開することができました。また、この10月には麻酔科医も3人増員し、市民の皆さんが安心して受診できる体制が整いつつあります。
また、クリーンセンターの建設につきましても、地元の皆さまの深いご理解とご協力により窓口となる組織が発足し、現在、周辺のまちづくりとあわせ付加価値の高い施設整備に向け協議を続けています。今後も、地元の皆さまとよく話し合いながら、事業を進めていきたいと思っています。
その他にも、こども医療費助成の拡大、認定子ども園や認可保育所の開園、学校生活支援員の全校配置、ふれあいサロンや生きがいデ―サービスセンターの充実、企業誘致や中心市街地活性化の推進、国際交流拠点の体制づくり、藤枝型新公共経営や一人一改善運動の推進など多くの事業が着実に成果を上げています。
今後も、「元気なまち藤枝づくり」を合い言葉に、職員とともに市民の皆さまのために効果のあがる仕事を進めていきたいと思います。皆さまのご協力を重ねてお願いします。

 *マニフェストの進捗状況の詳細は、こちらをご覧ください。

「生き生きトーク」市長と語る会がはじまりました。

2011年11月07日 | ちょっと一言
毎年、市民の皆さんに市の現状などをお話し、ご意見やご提案などをいただく機会として、「生き生きトーク・市長と語る会」を開催しています。
「生き生きトーク」の開催にあたっては、これまで、地域単位で開催したり、既存の各種団体やグループを対象に開催したりして、できるだけ多くの皆さんにご参加いただこうと工夫しています。今年は、「出前講座」として開催することとしました。ご応募いただければ、市民だけでなく市内に通勤・通学をしている方もご参加いただけるようにしたものです。普段、市民の皆さんと直接お話したり、ご意見をお聞きする機会がなかなかとれませんので、この時間を大切にしています。
今年の「生き生きトーク」の皮切りは、市内小中学校の保護者の代表からなる、PTA連絡協議会・母親委員会研修会に呼ばれお話しました。会場には、各学校のお母さん方を中心に80人余が集まり、私の話を熱心にお聞きいただきました。
話の内容は、まず、本市の最近の動きとして、EPZ(原子力発電所など原子力施設の災害に対し、防災対策を重点的に充実すべき範囲)の拡大、原発事故によるお茶や乾燥シイタケの被害、沖縄県宮古島市との友好都市等の締結、市立総合病院の医師増員と経営改善状況、ごみ処理施設の整備、子育て支援など9項目についてお話しました。
そして、現在本市の主要施策の中でも特に重点的に進めている、4つK(教育、環境、健康・予防、危機管理)と4つの日本一(教育、環境、健康・予防、交通安全)のうち、「教育日本一」について中心にお話しました。「教職員の本来業務である、授業や子どもたちと向き合う時間がとれない。」という学校現場からの声に対応する対策を講じていること、教職員の更なるステップアップを図ること、子どもたちに本に親しんでもらえるよう学校図書館に司書を配置したこと、教育日本一に向け民間有識者等からなる「子ども未来応援会議」を創設し、提言をいただくことなどを説明しました。
最近、大人社会においても「おはよう」、「こんにちは」などのあいさつができない人を見受けます。明るい、健全な社会にするには、あいさつをはじめとする基本的なことが身に付いていることが必要です。ですから、徳育が非常に重要だと思っています。教育日本一は、子どもたちの学力を伸ばすこともさることながら、「当たり前のことを当たり前にできる子」つまり普通の子を育てたいとの思いがあることもお話しました。
参加者からは、「隔週で土曜日に授業をすることができないか。そうすれば子どもも教職員もゆとりが持てるのでは。」「夜間補習ができないか。」とのご意見をいただきましたが、法的なことやいろいろなご意見があることから、教育委員会で研究をしていただくようにしたいと思います。その他にも、「人口減少に歯止めをかける上でも、農地の宅地化が図れないか。」、「バスの運行をもっと頻繁に。」、「夜間の駅北の風紀の改善」、「子どもたちに夢が与えられるような、本市が誇れるものをつくることが必要。」など、いずれものご意見も、現在市の中でも課題意識をもって取り組んでいる問題で、今後、更に市民の皆さんの意見を聞きながら市政に反映していきたいと思います。
「生き生きトーク・市長と語る会」は、時間が許す限り行っていきたいと思いますが、日頃、実務を行っている職員が皆さんのところに出向いて、本市の行政内容をより詳しくお話しできる「出前講座」もご用意しています。是非こちらもご利用いただき、ご理解を深めていただきたいと思います。

「平成23年度藤枝市表彰式」を挙行しました。

2011年11月04日 | ちょっと一言
菊花薫る文化の日に、長年にわたり、市の自治、経済、文化、社会その他各般にわたって、市の進展に特にご貢献をいただいた皆様方の功績を顕彰する「藤枝市表彰式」を挙行しました。
本年度の受賞者は、4人の個人と1団体の皆さまです。ここで、受賞者された皆様をご紹介します。
◎岡嵜匡志(おかざき まさし)様 自治振興功労
岡嵜様は、多年にわたり、市議会議員を務められ、副議長、総務企画委員会委員長などの要職も歴任されました。この間、議会運営の円滑な推進に努められるとともに、地方自治の発展と市民生活の向上に大きく貢献されました。
◎杉本吉弘(すぎもと よしひろ)様 農業振興功労
杉本様は、多年にわたり、藤枝市農業委員を務められ、会長などの要職も歴任されました。この間、農地制度や農業政策などの豊富な知識を活かし、地域に密着した活動をされ、優良農地の確保に努めるなど農業の振興に大きく貢献されました。
◎有馬新子(ありま しんこ)様 社会福祉功労
有馬様は、多年にわたり、民生委員・児童委員を務められ、藤枝市民生委員・児童委員協議会副会長などの要職も歴任されました。この間、行政や関係機関との連携強化に努めるとともに、地域福祉の向上と民生の安定に大きく貢献されました。
◎澤有好(さわ ありよし)様 保健衛生功労
澤様は、多年にわたり、内科医・小児科医として地域医療を支え、志太医師会理事・監事などの要職も歴任されました。この間、学校医として児童・生徒の健康管理に尽力されるとともに、市民の保健衛生の向上に大きく貢献されました。
◎田沼魁太鼓育成会(たぬまさきがけだいこいくせいかい)様 青少年健全育成功労・芸術文化振興功労
田沼魁太鼓育成会様は、多年にわたり、太鼓演奏を通じて地域・世代間の交流を促進し、地域活性化に尽力されています。また、子どもたちへ郷土愛意識の醸成を図るとともに、健康・体力の増進、礼儀作法の指導など青少年の健全育成に大きく貢献されています。
表彰させていただきました皆様方は、いずれも本市の発展と市民生活の向上のために、献身的な活動を続けられ、指導的役割を果たしてこられました。
その多大なるご功労に、市民を代表して、深く敬意を表するとともに、引き続きご尽力をいただきますようお願い申し上げます。
受賞者の皆様、本当におめでとうございます。

玉露の里で「ミュージックフェスティバル」を開催

2011年11月02日 | ちょっと一言
今年、開館20周年を迎えた玉露の里を会場に、「藤枝フレッシュ・ミュージック・フェスティバル」を開催しました。
このイベントは、本市が持つ自然豊かな中山間地域の魅力発信と、若手ミュージシャンによる音楽文化の振興を合わせて取り組むものとして、企画の段階から地元と指定管理者、市が連携して協議をすすめはじめて開催したものです。
会場では、「藤枝うまいもの市」として、おかべ焼きそば、せとやコロッケ、藤枝朝ラーメンなど出店や、地元物産市のほか、地酒ドキュメンタリー映画「吟醸王国しずおか」のパイロット版試写会や志太地域の銘酒の解説・試飲なども楽しめる「酒と匠の文化祭」も同時開催されるなど、一日楽しめる内容となりました。
メインのミュージックライブでは、本市出身でシンガーソングライターの北川友紀さん、遥奈さん、岡野宏典さんらの熱唱で、会場の雰囲気は最高潮に達しました。予定外に降り出した雨は大変残念でしたが、会場に流れる楽曲にファンや観客の皆さんはすっかり楽しまれた様子で、声援も送られていました。
会場近くのコスモス畑のコスモスも咲きほこり、本市の中間地域の魅力と楽曲を十分ご堪能いただけたと思います。是非、次回もお楽しみにしてください。