福祉活動の充実のために活動されている各種のボランティア団体で組織する、「藤枝市ボランティア連絡協議会」が総会を開催しました。
この協議会は、それまで個々に活動をしていた団体同士が、情報の共有化や連絡調整、協力関係を築くことで、より効果的な活動が図れるようにと、昭和55年に発足しました。毎年、積極的な活動を進められ、今日のボランティア活動の基礎を築かれ、福祉施策を展開していくうえでも重要な役割を果たしていただいております。
最近、「家庭や地域社会の相互扶助機能が低下してきている。」と、耳にしますが、先の東日本大震災では、被災地の復興の役に立ちたいと全国各地からボランティアが集まり、活動を続けています。この様子を見ていますと、「我が国にもボランティア精神がすっかり備わったな」と感じ、きっと被災者の皆さんも大変助かっているのではないかと思います。できれば、災害時だけでなく日常の生活の中でも、ボランティア活動が盛んに行われるようになれば、もっと暮らしやすい社会になると思っています。
そのためにも、豊富な経験と知識を備えている、藤枝市ボランティア連絡協議会の皆さんの果たす役割は大きいものがあります。
誰もが、元気で、暮らしやすいまちづくりのため、会員の皆さんのより一層のご活躍を期待しています。