藤枝市長の部屋

元気なまち藤枝づくり 北村正平のちょっと一言

「元気なひと・元気な団体」を表彰します

2011年09月30日 | ちょっと一言
今年も、「元気なまち・藤枝づくり大賞」の応募が始まりました。
この大賞は、郷土である“ふじえだ”に対する市民の誇りの醸成と、市の一層のイメージアップを図ることを目的として、平成21年度より実施しています。
先の東日本大震災は、私たちに深い悲しみと無力感をもたらし、日本中が沈滞したムードになりました。震災から半年余が過ぎ、被災地は復興のために立ち上がっています。被災地が元気になれば、復興も力強く前進していくものと確信しています。「元気」にはそんな力があると思っています。
本年度は、「藤枝を元気にしよう」という想いを共有し、共に「元気なまち藤枝づくり」を目指す「第5次総合計画・スマイルプラン」をスタートしました。この基本理念にふさわしい活動をされている、または、日頃より地域のために地道な活動されている個人・団体を表彰し、藤枝を活力に満ちたまちにしていきたいと思います。
自薦・他薦は問いませんので、どしどし応募していただきたいと思います。

詳しくはこちらをご覧ください。

「て~しゃばストリート105」が始まりました

2011年09月28日 | ちょっと一言
今年で第3回目を迎える「て~しゃばストリート105」のオープニングセレモニーが開催され、イベントが始まりました。
このイベントは、普段、車などの交通のために利用する「道」(駅南のメインストリート)を、子どもからお年寄りまで、市民の皆様が集える「憩い」「遊び」「交流」「発信」の新たな空間として開放、活用することを目的とし開かれています。
今年は、このイベントの期間中に、「青島まつり」や「フードスマイルフェスティバル」など大きな行事があり、それに併せて、駅北でも「て~しゃばストリート事業」が、初めて展開されます。これによって、駅周辺の賑わい創出が更に高まると大いに期待しています。
ところで、「105」は何を意味しているかご存知でしょうか。実は、サッカーのフィールドの長さです。このストリートをサッカーフィールドに見立て、市民の皆様一人ひとりがプレーヤーとして楽しみ、発信していただきたいとの願いが込められているのです。
お出かけするには良い季節を迎えました。週末には、ご家族揃ってお出かけください。そして、皆さん一人ひとりがプレーヤーとしてお楽しみください。
詳しくはこちらをご覧ください。

「秋の全国交通安全運動」

2011年09月21日 | ちょっと一言
「秋の全国交通安全運動」がはじまりました。
これから、秋の深まりとともに夕暮れが早まり、通勤や通学帰り時にはあたりが急に暗くなり、歩行者や車などの確認が遅れたりします。交通事故防止のためにも、早めの点灯を心がけていただきたいと思います。
さて、本市では、「交通安全日本一」を目指し、交通安全施設整備等のハード事業に加え、重点項目である交差点、子どもと高齢者の事故防止を図るため、「イエローストップ事業」・「セーフティスクールゾーン運動」・「セーフティパトロール事業」等のソフト事業を多数実施しています。
特に、小・中学校の朝の通学時間帯に、交通安全指導員の皆さんが主体となって実施している「セーフティスクールゾーン運動」により、人身事故件数が1学期において減少するなど、着実に成果が表れてきています。大変良いことで、本市が目指す「交通安全日本一」にまた一歩近づけたものとうれしく思っています。
多くの交通事故は、交通ルールの無視やマナーの欠如などを起因として発生しています。悲惨な交通事故の発生による悲しい思いをすることのないよう、みなさんで交通安全に努めましょう。

元気な長寿者を祝いに訪問しました

2011年09月16日 | ちょっと一言
「敬老の日」を前に、今年100歳を迎える方々のお宅をお伺いして、長寿をお祝いしました。会う方会う方、みなさんとても100歳とは思えないほどお元気で、大変頼もしく思いました。
そんな中のおひとりで、瀬戸ノ谷大久保にお住まいの平口さんを訪ねました。平口さんは、先祖代々から受け継がれている、樹齢300年を超す「藤枝大茶樹」を管理されている方としてご存じの方も多いと思います。平口さんに、健康の秘訣を尋ねたら、「毎日お茶を飲むことだよ。」とおっしゃっていました。
厚生労働省の調査によりますと、全国で100歳以上の高齢者は、47,756人に上り41年連続して増加し、男女とも過去最多を記録したとの発表がありました。
本市の状況を見てみますと、75歳以上の方は17,353人で、内、今年米寿(88歳)を迎える方が553名、100歳を迎える方が22名います。ちなみに最高齢者は、108歳の女性で、男性は102歳の方です。
また、65歳以上の人口の割合を示す高齢化率は、23,4%で県下でも有数の長寿市となっています。
長寿の方が多い要因として、健康診断の受診率が高いことが挙げられます。市民の健康予防に対する意識が高く、病気を未然に防いだり、また、早期に発見し治療を受けていることが、「元気な長寿」が多くいるまちに成長したものと思っています。現在、「健康・予防日本一」の目標を掲げ、いろいろな施策を展開していますが、これにより、本市が目指す「元気なまち藤枝づくり」に繋がっていくものと思っています。
100歳を迎える方、全てにお会いすることができなく残念ですが、今年も会う方会う方からたくさんの元気をいただきました。皆さんからいただいた元気を力に、安心して過ごすことができるまちづくりに汗を流したいと思います。どうか、健やかで楽しい毎日をお送りいただきますよう、心からご祈念し申し上げます。

「節電チャレンジ・15」の報告が続々と

2011年09月12日 | ちょっと一言
この夏、国は先の東日本大震災により、東京電力・東北電力管内の企業や家庭に「マイナス15%の節電」を求めました。中部電力管内でも国の要請を受け、浜岡原子力発電所の運転が停止され、夏の電力供給の逼迫が大変心配される事態となりました。
これを受け、本市では「今だからできること、今だからすべきこと」として、この夏節電マイナス15%を目標としたアクションキャンペーンを実施し、市民、事業者、行政が一丸となった節電に積極的に取り組んでいただきました。
特に、7月から9月の間の電気使用量を前年同月比で15%の削減にご家庭で挑戦していただく、「節電チャレンジ15」を実施し、その報告が届き始めています。節電のために取り組んだ内容を見てみますと、エアコンの使用を控えた、照明のLED化、待機電力の削減、緑のカーテンの設置など積極的な取り組みをしていただいた様子が伺えます。中には、「家庭内サマータイムの導入」というのもありました。企業や自治体などで「サマータイム」を実施するというのはよく耳にしますが、家庭内というのは聞いたことがなく、大変興味深く拝見しました。
また、削減率は、20%を超えるものが多く、中には30%を超える削減を達成したご家庭もありました。
これらの報告を見ますと、ちょっとした工夫や意識することで節電に繋がることがよくわかります。電気使用量がマイナス15%を達成できなかったご家庭でも、きっと昨年に比べ削減ができているのではないかと思います。
9月も中旬になって、朝晩は過ごしやすくなりましたが、日中はまだまだ暑い日があると思います。体調管理には十分ご留意いただき、引き続き節電に心がけていただきたいと思います。

 ※「節電チャレンジ・15」の詳細はこちらをご覧ください。

(写真は、議会事務局が設置した緑のカーテン)

藤枝市農商工連携・6次産業化推進ネットワークが発足しました

2011年09月09日 | ちょっと一言
1次産業は農林水産業、2次産業は製造業、3次産業はサービス業・・・と聞いて社会科の授業を思い出された方もいらっしゃるのではないかと思います。
では「6次産業」はご存知でしょうか?
農業を単に農畜産物の生産という1次産業にとどめず、2次産業(加工や食品製造など)や3次産業(流通・販売など)にまで踏み込むことで、新たな付加価値を創造し、地域に新たな雇用の場を創造する活動のことです。
「1次産業×2次産業×3次産業=6次産業」となるわけです。
藤枝市農商工連携・6次産業化推進ネットワークは、藤枝市と大井川農協、藤枝商工会議所、岡部町商工会が中心となり、藤枝の農林産物と企業の技術や販売のノウハウを有効的に結びつけ、新たな商品やサービス、販路、藤枝ブランド創出を目指すもので、農商工連携や6次産業化を組織立って支援するのは県内では初の試みです。
各産業から集まるネットワーク会員同士の効果的な連携と研究開発・販路開拓の支援に加え、セミナーや交流会の開催、専門家の派遣など側面的な支援も企画しています。
先日ブログに書いた「エコノミックガーデニング」と同じく、地域が主体となる経済開発戦略です。「絆」を大切に地域が人や産業を育て、人や産業が地域を育てる互恵関係を築いていきたいと思います。
農商工連携並びに6次産業により、農林業をはじめとする産業がますます活気づき、本市の産業振興に繋がるものと期待しています。

子供たちの夢が詰まった「スイーツコンテスト」

2011年09月06日 | ちょっと一言
スイーツに目がない方が多いのではないでしょうか。「こんなスイーツがあったらな。」と思い巡らせている人もいらっしゃるでしょう。そんな夢を叶えるコンテストが企画され、この程優秀作品が決定し表彰式が行われました。
コンテストは、「スイーツのまち藤枝」推進会議が企画・主催したもので、市内の小学生4年生から6年生を対象に、自分の食べてみたいスイーツを絵に描いて応募していただき、入賞作品の中から数点を期間限定で商品化して販売すると言うものです。
応募数は、160件あり、その内優秀作品として市長賞、「スイーツのまち藤枝」賞、藤枝市観光協会特別賞が各1点と「パティシエ」賞5点が選ばれ、8人の子どもたちが表彰を受けられました。
どの作品にも、大人にはない子どもらしい発想が盛り込まれていて、新鮮さが感じられるばかりか、藤枝にちなんだ「藤」・「茶」・「みかん」・「サッカー」などをモチーフにしたものも多くあり、子どもたちの藤枝に対する思いが伝わってきて、大変うれしく思いました。
今回の作品は、9月19日から藤枝市観光案内所(JR藤枝駅北口)に展示されるほか、パティシエ賞の5作品は実際に商品化され、期間限定(9月10日から18日)で販売されます。
是非、子どもたちの夢が詰まったスイーツをご賞味ください。
詳しくは、こちらをご覧ください。

藤枝市総合防災訓練を実施しました

2011年09月02日 | ちょっと一言
9月1日は「防災の日」。本市では、毎年この防災の日に併せて、自主防災会が中心となって市内全域で総合防災訓練を実施しています。台風の影響で天候不順となったため、訓練内容の変更を余儀なくされた防災会も多かったようですが、それぞれ工夫を凝らした訓練が実施されました。
私も、主会場となった広幡中学校に出向き、広幡地区自主防災会(8防災会)の訓練を視察しました。会場では、自主防災会の救急救命講習、ファイバースコープなど資機材を使用しての自衛隊による講習、被災地支援報告を交えた藤枝警察署による講習など、一部内容を変更しての訓練となりました。
先の東日本大震災では、多くの尊い命が奪われ、また広範囲に渡って大きな被害が発生しました。被災地の復興への惜しまない支援と同時に、私たちは、この震災についてしっかり検証をし、来る東海地震に備えなければなりません。
今回の震災を振返って見ますと、教訓の1つとして、大津波の発生によりまちが壊滅状態に陥り、行政機能を失う事態が起こったことが挙げられます。これらの教訓から、防災対策においても広域的な連携を図ることが重要だと再認識したところです。
このことを念頭に、今回、初めて焼津市と連携した防災訓練を計画しました。あいにくの天候で、本市での連携訓練は中止となりましたが、先に訓練を実施した焼津市では、津波からの避難者を本市の学校などで受け入れる訓練を実施したところです。今後、こうした訓練を積み重ね、広域での連携が図れるようにしたいと思っています。
繰り返しになりますが、災害はいつ発生するかわかりません。定期的な訓練に参加し、いざという時に対応できるよう、ご家庭でも普段からの備えをお願いします。