日々是愉快♪

笑いながら愉快に生きていけたらいいなぁ~

井筒監督の「アホか、お前ら!毒舌ストレート時評」

2008年06月12日 | Weblog
『アサヒ芸能』という雑誌がある。

ここに映画監督の井筒和幸がコラムを書いている。
これが読んでいてとても心地良い。

毒舌で知られる井筒監督の歯に衣着せぬ発言が飛びまくっている。
その発言は、TVで影響力のある人たちが絶対に口に出せないようなことも
平気で言っている。だから痛快なのだ。

それにちゃんと真実を突いているから読んでて納得出来る。
裏付けされたものがあるから説得力があるのだ。

例えば、四川大地震で大変な中国のことに関しても日本のメディアの姿勢
に毒づく。
「テレビボケした国民には、中国といえば、やっぱりまだ北京五輪なのか。
 ニュース見ても悲惨な地震報道より、オリンピックの情報の方が盛んや
 もんな。だけど、小学生で子どもたちが生き埋めになってる最中でさえ
 笑顔で聖火リレーを続ける国に、何も感じなかったら人としてヤバイよ。
 死者5万人以上やで。阪神大震災の日に東京でパレードやるか?
 と、ホザいても意味ナシか。この日本で影響力あるテレビ人間の誰一人
 として何も言わないもんな。何とも思ってないのかな?」
こんな感じだ。
これなんかまだまだ軽い方だと思う。

芸能界で悪く言うのはタブーとされるジャニーズのタレントに向かっても
容赦なく毒づいてくれる。
それに関してはこちらをどうぞ。

井筒監督には、誰がどうとか関係ないのだ。
人としての基本線、その感覚を大切にしている。
毒舌すぎてズレている場合も時としてあるだろうが、ほとんどの場合、多くの
人が普段の生活の中で見落としているものをキッチリと突いてくる。

だから改めて気付かされる部分があるし、自分の中のアンテナを錆びさせない
ようにこのコラムを読む。

良かったら立ち読みでもしてみて下さい。