日々是愉快♪

笑いながら愉快に生きていけたらいいなぁ~

通り魔

2008年06月08日 | Weblog
嫌な事件がまた起きた。
秋葉原で白昼堂々無差別殺人だ。

最近はこういう事件がやたら多い。

「誰でもいいから殺したかった」という犯人。
「世の中が嫌になった」とも。

世の中が嫌になっても、追いつめられても、そこで踏ん張って生きている
人たちの方がはるかに多い。
こういう事件を起こす輩はごくごく一部だ。

けれども、こういう事件は今後もなくならないだろう。
むしろ、もっと増えていくと思う。

何故こういう事件が増えるのか?

そのことの根本的な原因を探っていかないとこの国の未来は暗いと思う。
さらにすさんでいくと思う。

人を殺すということは、普通の神経で出来るはずがないだろう。
どこか一線を越えた状態、それを“キレている”というのかも知れないが、
そういう状態じゃないと人を殺すことや、自殺など出来ないと思う。

簡単に“キレる”人間を作り出している背景はなんなのか?
TVの論客たちはいくらでもそのことについて無責任に話すだろう。
政治は解決の糸口さえ見つけられないだろう。

「君子危うきに近寄らず」と言うが、我々がそういうのに巻き込まれないように
するには、普段の生活から少しずつの改善が必要なのかも知れない。

以前にも書いたけれども、駅のホームでは真ん中辺りにいるとか、信号待ちの
時は道路から離れるとか、常に危機感を抱いてなければならないようになるかも
知れない。
おそらく毎日毎日そんなことを気にしながら生きていくのは不可能に近い。
けれども、そういう対策をしていかないと、いつどこで誰が“キレる”か分からない
世の中だから、防衛していかないとダメだろう。

スポーツジムに散弾銃を持って現れた男もいた。
ジムでトレーニングしている時だって注意しなければならない世の中だ。

犠牲になった方の遺族は悔やみきれないだろう。
「もうこういうことのない世の中にして欲しい」と優しく対処してくれるが、一向に
なくならない。
憤りを通り越して、怒りさえ覚える。

日本という国は、自殺者だけで毎年3万人はいるし、交通事故でも100万人の
死者、怪我人が出てるし、こういった事件で亡くなっている数も増えていると思う。

これは質の違った内戦状態だと思うのだ。

敵は身近にいる。

戦争で身を守るにはどうしたらいいのか?

やはり自分の身は自分で守るしかないのだろう・・・。