やる気

オレ、最近、やる気あるよ。
本読むようになったもん。

オレ、小説の構造に飽きたところから
もー読まなくなったのね。

現代物はさっぱり止めて、
読むものといったら

聖書とか、老子とか、ベーダンタとか、
そういうのばっかりになって。

オレが知りたいのは、
宇宙の摂理なわけよ。

そこで発生する
個々人の感情のバリエーションではないわけよ。

悲しかったら泣けよ、
そしてその悲しみの由来を解けよ、

嬉しかったら笑えよ、
そしてそれが再び訪れるような生き方をしろよ、

とかって、思うわけ。
実践的だよねえ(笑)。

しかし、実践的なもので解決可能なものを
表現に持ち込んでくれるなよ、っていう気もするわけよ(笑)。

すると宿命的なものが登場するわけね、
でも、さ

不幸が文学の測量基準であるのなら、
それは浸食される未開である必要があるわけでしょ。

そんなものは宿命ではないわけよ。
負によって、宿命ができるのではないわけよ。

わかりやすいけどさ、そのほうが。
オレは、理を知り、自己を知り、他者を理解しようとして、

それでもまだ発生してくるトラブルを処理しようとする人物、
こういう人物にしか興味はもてない。

で、日本文学にはそこまでハードルを上げて
人物を描ける作家が二人いて、

一人は夏目漱石で、
一人は村上春樹なんだよな。

で、オレはいま
「猫」から読み直している、と。

で、春樹にたどりつこうとしている。
やる気あるじゃん。

うーん、あるある。
珍しい。

20年振りぐらいじゃん(笑)。
だから最近、自分であることが楽しいよ。

いまのオレは
なにを発見してくれるのかな。

そう思って、
朝、目を覚ましたりする。

WBC監督

いまさ、
WBC監督について、

すげーなげー文章を書いたの。
でも消えてんの。

さみしー。
なんでだよ。

またやる気でるまで、
ほっとこう(笑)。