アメリカで実証された悪のスーパー感情コントロール―相手の心を思うままに操る心理 [単行本]
内藤 誼人 (著)


場所:江東区図書館
題名が少々キャッチー過ぎ。
期待感上げすぎた分、ちょっと残念。
感情コントロールがたくさん羅列、ただ並びがいまひとつ、キレイに流れてないので唐突に出てくる印象。
この辺にもう一工夫あっただけでも良かったんでは。
使えそうなものもいくつか。
以下、メモ。
●<P.51>累積度数のグラフというのは、「累積」という言葉からわかるとおり、前の数値をどんどん足していくグラフである。
ようするに、グラフが「下がる」ということがないのだ。普通のグラフだと、線や棒が減少することがあり、そういうものを見ると、私たちのやる気は急速に失われる。だからグラフが上がりっぱなしになる累積度数のグラフを使ったほうが都合がいいのである。
●<P.54>ちなみに、行動分析学者が、患者の行動を変えようとするときには、たいていは累積度数のグラフを使う。
そのグラフを見せて、「ほら、あなたの行動はこんなに改善されているじゃないですか!」と励ますためだ。
★上昇余地が大きいときは、できてないことにフォーカスするよりもできていることにフォーカスしたほうが良さそう。
累積度数グラフは、できたことを見える化できる良いツール。
部下指導でも使えないか考える。
●<P.55>たとえば、「少なくとも腕立て伏せ20回」とか、「少なくとも1時間の読書」というふうに決めておくと、柔軟に幅を持たせながら、計画を実行できる。
不思議なもので、「少なくとも」と若干低く目標を設定しておくと、それ以上にやりたいというモチベーションが高まるものだ。
●<P.57>ちなみに、このテクニックは、交渉技法としてもよく利用されており、うまく双方の意見がかみあわないときに、「少なくとも、Aの案件だけは、まとめてしまいましょう」という具合に使われている。
★ノルマや課題を設定するときに、高すぎるとそれがやる気をそぐ時があるのは感じていた。
何度もクリアできない状況が続いているなら、それは高すぎるサイン。
思い切って下げてみる。
少なくともここまでというレベルに。
まずはそれを超えて達成感を味わう、味わわせる。
まずはそこから。
●<P.71>その結果、どんどん出世していく上位15%に入っている「エリート研究員」たちと、そうでない一般の研究員たちには、知能テストや性格テストで差がないことがわかった。ようするに、頭脳にはそれほど違いがなかったのである。
では、どこで差がついたのかというと、エリート研究員たちは、自分に困ったことがあると、「おい、ちょっと助けてくれよ」と頼める友人たちがたくさんいたのであった。つまり、仕事量や頭脳で差が出たのではなく、”人間関係”においてのみ差があったのである。
★一人でできることはしょせん一人でできること。
大きな仕事は多くの助けが必要。
以下に助けもらえる人になるか。
そのためにも自分から助ける人になる。
いざとなれば助けてくれる人でないと助けたくない。
●<P.97>いかに自己紹介をするかという問題は、その後の人間関係を決める第一の関門だと断定してもよいだろうしたがって、そこをいい加減にやってはいけない。どうも私たちは、自分の仕事を他人に紹介するとき、短くすませてしまいがちだ。自信たっぷりに話すことが恥ずかしいのかもしれない。だが、その恥ずかしさを我慢しないことには、自己紹介から人に好かれることはできないのである。
同じような理由で、「最近、どうですか?」と聞かれたときに、「まぁまぁ」とか、「ボチボチ」と答えるのもやめにしておきたい。あまりにも一般的な回答すぎて、面白みもなければ、相手の印象にも残らないからだ。
こんなときは、「抜群ですよ、仕事が面白くて仕方ありません」と答えよう。一般的な回答を予想していた相手は、「おや?」と目を見開き、あなたのことをよく覚えてくれるからだ。
★いかなるときでも予想を超える、感動を与える、想定外を目指そう。
インパクトのある自己紹介、受け答え。
記憶に残るメッセージ。
●<P.104>私たちの思考というのは、放っておくと、どんどん極端な方向に向かってしまいがちだ。意識して止めないと、どこまでも突っ走ってしまう。ちょうどドミノが倒れていくのと同じように、思考がどんどん極端になっていくので、こういう思考を「ドミノ思考」と呼んでいる。
●<P.105>ところが、ドミノ思考は、手綱を離してしまって、感情に流されて制御不能になっている状態である。自分の感情であるのに、手がつけられなくなってしまうわけで、これでは非常に危ない。
では、どうやるとドミノ思考を止められるのか考えてみよう。それには、安易に全体的な結論を下さないという態度が大切だ。
たとえば、「同僚は”絶対に”いうことをきかない」という安易な一般化をやめるのである。
正確に事実をつかみ、「”週に2回くらい”いうことをきいてくれないときがある」と考えるのだ。
「絶対」、「必ず」、「いつでも」、「毎日」、「100%」という副詞を使いながら思考をしているときには、間違いなくドミノ思考に陥っている。
★いわゆる「箱」に入っている状態と読み替えられると思う。
まずそれに気づく。
一般化して決め付けをしているなら、それはほぼ箱に入っている。
気づけば箱から出ることはできる。
正確に、具体的に、数値化して、見る。
●<P.134>人間関係に不満を抱えている人の多くは、過剰なほどの願望を抱いていることが多いのである。そのため、すでに自分が得ている関係に満足できないのだ。
「他人の芝生は青い」という言葉があるが、私たちは、ともすれば、自分が持っている人間関係過小評価してしまいがちだ。
「もっとたくさんの友人がほしい」とか、「もっとほかに、自分にぴったりのパートナーがいるはずだ」と願っている人は、既存の関係をどこかで馬鹿にしているのである。それでは楽しい関係を継続できるわけがない。
今の人間関係に満足できず、孤独感すら感じているような人は、これからも新しい人間関係で成功することはない。
まずは自分の友人に対して、「こんな自分とつきあってくれるのだから、それだけでありがたい」という気持ちを持とう。そういう心構えで人に接していると、知らぬ間に人脈は広がっていくものである。
★現状に満足することと、更に高みを目指すことは矛盾しない。
高みを目指すために、現状の否定から入るのはうまくない、どうなっても満足がない、今が楽しめない。
現状に満足するだけでもだめ。
まずは現状に満足、あるものに感謝。
その上で、更に高みを目指す。
●<P.150>サンドイッチという言葉から連相できるように、この方法は、
(1)ほめて
(2)建設的に批判し
(3)最後にまたほめる
という順序で進められる。つまり、ほめ言葉で批判をサンドするわけだ。たとえば、サンドイッチ法でほめると、次のようになる。
「本当によく努力してるな。私はちゃんと見ているよ」(ほめる)
「ただ、仕事の効率が悪いような気がするんだ。そうしないためには…」(建設的な批判)
「よし、これをつづけろよ、期待してるんだから」(またほめる)
●<P.151>心理学のデータでは、ほめるのと建設的な批判の比率は、だいたい「2対1」になるようにするとよいことがわかっている。批判をひとつするなら、その2倍はほめましょう、という意味である。批判を2つするなら、ほめ言葉は倍の4つくらいはしなければいけない計算になる。
★ダメ出しで終わらない。
ダメ出しではじめても、最後は必ずほめで完了する。
●相手の心の準備が整っていれば、アドバイスは受け入れられる。逆に、そういう準備がない人には、いくらアドバイスしようが、フィードバックしようが、ムダにしかならない。テンプル大学のメル・シルバーマン博士は、「スマートな(賢い)人間は、だれかれかまわず、アドバイスをしまくることはない。聞きたがっている相手にだけ、適切な量のアドバイスをする」と述べている。
★アドバイス、フィードバックの前に必ずパコを取る。
アドバイス、フィードバックを求める状態になるようにコーチングする。
●<P.161>何か大変な事故が起きたときや、感情が動揺したときに、相手が何を話しているのかわからないことがある。また、いいたいことがたくさんあるせいなのか、話が整理されていない報告を受けて、さっぱり理解できないこともある。
こういう場合、まず相手をスローダウンさせることを考えよう。そのまま相手の話をさせてもどうせ理解できないのだから、いったん話を打ち切らせて、ゆっくり聞きだすことにするのだ。
そのための方法は一般に3つある。それは、
(1)とにかく座らせる
(2)とんかく飲ませる
(3)ゆっくり話すように促す
という3つの方法だ。これらを、今からひとつずつ詳しく説明してみよう。
★部下の話はお互いに座って聞こう。
●<P.165>相手が強調の副詞をつかっているのは、感情のコントロールがうまくいっていない証拠だ。そういうときは、必ずオウム返しにしてあげ、冷静にさせてあげよう。そうすれば相手もドミノ思考をやめて、元にもどってくれる。
(略)
このテクニックは、以外に幅広いところで使える。たとえば、部下に仕事を頼んでみて、「絶対にムリですよぉ」と返答されることはよくある。そんなときも、「絶対に、か?」と副詞をつっついてみるとうまくいく。
★相手の言葉をそのまま繰り返すのはコーチングでいうところの究極のフィードバック。
フィードバックで相手に気付きを与える。
●<P.176>私たちの心を安心させるのは、「大丈夫」という言葉である。逆に、「落ち着け」といわれると、かえって落ち着けなくなる。したがって、自分の心の動揺を鎮めたいときには、「私は大丈夫、私は大丈夫、大丈夫…」とくり返し、暗示にかけるのいい。
●<P.177>暗示をかけるときには、「落ち着け」という言葉はよくない。「落ち着け」という言葉の裏には、「だって、今の自分は”落ち着いていない”のだから」というマイナスの要素が隠されており、そちらを強化することになりかねないからだ。
★大丈夫、大丈夫、大丈夫、…
【アクション】
ダメ出ししても、ほめてしめる。
【これまでに読んだ著者の本】
一生懸命やっているのに「やるべきこと」が片づかない人へ [単行本(ソフトカバー)]
内藤 誼人 (著)
http://blog.goo.ne.jp/shinyability/e/fabecc1025996fe28c2404286c8f71ef
継続は、だれも裏切らない [単行本(ソフトカバー)]
内藤 誼人 (著)
http://blog.goo.ne.jp/shinyability/e/b42de5757af5e2ea9c3afb818e5c3920
レジ待ちの行列、進むのが早いのはどちらか―するどく見抜き、ストレスがなくなる心理術 [単行本]
内藤 誼人 (著)
http://blog.goo.ne.jp/shinyability/e/6b52e32d865a7202002d8fa4b6d252a0
お金持ちの習慣が身につく「超」心理術 [単行本]
内藤 誼人 (著)
http://blog.goo.ne.jp/shinyability/e/ab40de2cbd9c01d869d6d11c05d84ef2
「人たらし」のブラック交渉術―思わずYESと言ってしまう魔法の話術 [単行本]
内藤 誼人 (著)
http://blog.goo.ne.jp/shinyability/e/842fec2336e7618510831b901fda8a39
内藤 誼人 (著)
場所:江東区図書館
題名が少々キャッチー過ぎ。
期待感上げすぎた分、ちょっと残念。
感情コントロールがたくさん羅列、ただ並びがいまひとつ、キレイに流れてないので唐突に出てくる印象。
この辺にもう一工夫あっただけでも良かったんでは。
使えそうなものもいくつか。
以下、メモ。
●<P.51>累積度数のグラフというのは、「累積」という言葉からわかるとおり、前の数値をどんどん足していくグラフである。
ようするに、グラフが「下がる」ということがないのだ。普通のグラフだと、線や棒が減少することがあり、そういうものを見ると、私たちのやる気は急速に失われる。だからグラフが上がりっぱなしになる累積度数のグラフを使ったほうが都合がいいのである。
●<P.54>ちなみに、行動分析学者が、患者の行動を変えようとするときには、たいていは累積度数のグラフを使う。
そのグラフを見せて、「ほら、あなたの行動はこんなに改善されているじゃないですか!」と励ますためだ。
★上昇余地が大きいときは、できてないことにフォーカスするよりもできていることにフォーカスしたほうが良さそう。
累積度数グラフは、できたことを見える化できる良いツール。
部下指導でも使えないか考える。
●<P.55>たとえば、「少なくとも腕立て伏せ20回」とか、「少なくとも1時間の読書」というふうに決めておくと、柔軟に幅を持たせながら、計画を実行できる。
不思議なもので、「少なくとも」と若干低く目標を設定しておくと、それ以上にやりたいというモチベーションが高まるものだ。
●<P.57>ちなみに、このテクニックは、交渉技法としてもよく利用されており、うまく双方の意見がかみあわないときに、「少なくとも、Aの案件だけは、まとめてしまいましょう」という具合に使われている。
★ノルマや課題を設定するときに、高すぎるとそれがやる気をそぐ時があるのは感じていた。
何度もクリアできない状況が続いているなら、それは高すぎるサイン。
思い切って下げてみる。
少なくともここまでというレベルに。
まずはそれを超えて達成感を味わう、味わわせる。
まずはそこから。
●<P.71>その結果、どんどん出世していく上位15%に入っている「エリート研究員」たちと、そうでない一般の研究員たちには、知能テストや性格テストで差がないことがわかった。ようするに、頭脳にはそれほど違いがなかったのである。
では、どこで差がついたのかというと、エリート研究員たちは、自分に困ったことがあると、「おい、ちょっと助けてくれよ」と頼める友人たちがたくさんいたのであった。つまり、仕事量や頭脳で差が出たのではなく、”人間関係”においてのみ差があったのである。
★一人でできることはしょせん一人でできること。
大きな仕事は多くの助けが必要。
以下に助けもらえる人になるか。
そのためにも自分から助ける人になる。
いざとなれば助けてくれる人でないと助けたくない。
●<P.97>いかに自己紹介をするかという問題は、その後の人間関係を決める第一の関門だと断定してもよいだろうしたがって、そこをいい加減にやってはいけない。どうも私たちは、自分の仕事を他人に紹介するとき、短くすませてしまいがちだ。自信たっぷりに話すことが恥ずかしいのかもしれない。だが、その恥ずかしさを我慢しないことには、自己紹介から人に好かれることはできないのである。
同じような理由で、「最近、どうですか?」と聞かれたときに、「まぁまぁ」とか、「ボチボチ」と答えるのもやめにしておきたい。あまりにも一般的な回答すぎて、面白みもなければ、相手の印象にも残らないからだ。
こんなときは、「抜群ですよ、仕事が面白くて仕方ありません」と答えよう。一般的な回答を予想していた相手は、「おや?」と目を見開き、あなたのことをよく覚えてくれるからだ。
★いかなるときでも予想を超える、感動を与える、想定外を目指そう。
インパクトのある自己紹介、受け答え。
記憶に残るメッセージ。
●<P.104>私たちの思考というのは、放っておくと、どんどん極端な方向に向かってしまいがちだ。意識して止めないと、どこまでも突っ走ってしまう。ちょうどドミノが倒れていくのと同じように、思考がどんどん極端になっていくので、こういう思考を「ドミノ思考」と呼んでいる。
●<P.105>ところが、ドミノ思考は、手綱を離してしまって、感情に流されて制御不能になっている状態である。自分の感情であるのに、手がつけられなくなってしまうわけで、これでは非常に危ない。
では、どうやるとドミノ思考を止められるのか考えてみよう。それには、安易に全体的な結論を下さないという態度が大切だ。
たとえば、「同僚は”絶対に”いうことをきかない」という安易な一般化をやめるのである。
正確に事実をつかみ、「”週に2回くらい”いうことをきいてくれないときがある」と考えるのだ。
「絶対」、「必ず」、「いつでも」、「毎日」、「100%」という副詞を使いながら思考をしているときには、間違いなくドミノ思考に陥っている。
★いわゆる「箱」に入っている状態と読み替えられると思う。
まずそれに気づく。
一般化して決め付けをしているなら、それはほぼ箱に入っている。
気づけば箱から出ることはできる。
正確に、具体的に、数値化して、見る。
●<P.134>人間関係に不満を抱えている人の多くは、過剰なほどの願望を抱いていることが多いのである。そのため、すでに自分が得ている関係に満足できないのだ。
「他人の芝生は青い」という言葉があるが、私たちは、ともすれば、自分が持っている人間関係過小評価してしまいがちだ。
「もっとたくさんの友人がほしい」とか、「もっとほかに、自分にぴったりのパートナーがいるはずだ」と願っている人は、既存の関係をどこかで馬鹿にしているのである。それでは楽しい関係を継続できるわけがない。
今の人間関係に満足できず、孤独感すら感じているような人は、これからも新しい人間関係で成功することはない。
まずは自分の友人に対して、「こんな自分とつきあってくれるのだから、それだけでありがたい」という気持ちを持とう。そういう心構えで人に接していると、知らぬ間に人脈は広がっていくものである。
★現状に満足することと、更に高みを目指すことは矛盾しない。
高みを目指すために、現状の否定から入るのはうまくない、どうなっても満足がない、今が楽しめない。
現状に満足するだけでもだめ。
まずは現状に満足、あるものに感謝。
その上で、更に高みを目指す。
●<P.150>サンドイッチという言葉から連相できるように、この方法は、
(1)ほめて
(2)建設的に批判し
(3)最後にまたほめる
という順序で進められる。つまり、ほめ言葉で批判をサンドするわけだ。たとえば、サンドイッチ法でほめると、次のようになる。
「本当によく努力してるな。私はちゃんと見ているよ」(ほめる)
「ただ、仕事の効率が悪いような気がするんだ。そうしないためには…」(建設的な批判)
「よし、これをつづけろよ、期待してるんだから」(またほめる)
●<P.151>心理学のデータでは、ほめるのと建設的な批判の比率は、だいたい「2対1」になるようにするとよいことがわかっている。批判をひとつするなら、その2倍はほめましょう、という意味である。批判を2つするなら、ほめ言葉は倍の4つくらいはしなければいけない計算になる。
★ダメ出しで終わらない。
ダメ出しではじめても、最後は必ずほめで完了する。
●相手の心の準備が整っていれば、アドバイスは受け入れられる。逆に、そういう準備がない人には、いくらアドバイスしようが、フィードバックしようが、ムダにしかならない。テンプル大学のメル・シルバーマン博士は、「スマートな(賢い)人間は、だれかれかまわず、アドバイスをしまくることはない。聞きたがっている相手にだけ、適切な量のアドバイスをする」と述べている。
★アドバイス、フィードバックの前に必ずパコを取る。
アドバイス、フィードバックを求める状態になるようにコーチングする。
●<P.161>何か大変な事故が起きたときや、感情が動揺したときに、相手が何を話しているのかわからないことがある。また、いいたいことがたくさんあるせいなのか、話が整理されていない報告を受けて、さっぱり理解できないこともある。
こういう場合、まず相手をスローダウンさせることを考えよう。そのまま相手の話をさせてもどうせ理解できないのだから、いったん話を打ち切らせて、ゆっくり聞きだすことにするのだ。
そのための方法は一般に3つある。それは、
(1)とにかく座らせる
(2)とんかく飲ませる
(3)ゆっくり話すように促す
という3つの方法だ。これらを、今からひとつずつ詳しく説明してみよう。
★部下の話はお互いに座って聞こう。
●<P.165>相手が強調の副詞をつかっているのは、感情のコントロールがうまくいっていない証拠だ。そういうときは、必ずオウム返しにしてあげ、冷静にさせてあげよう。そうすれば相手もドミノ思考をやめて、元にもどってくれる。
(略)
このテクニックは、以外に幅広いところで使える。たとえば、部下に仕事を頼んでみて、「絶対にムリですよぉ」と返答されることはよくある。そんなときも、「絶対に、か?」と副詞をつっついてみるとうまくいく。
★相手の言葉をそのまま繰り返すのはコーチングでいうところの究極のフィードバック。
フィードバックで相手に気付きを与える。
●<P.176>私たちの心を安心させるのは、「大丈夫」という言葉である。逆に、「落ち着け」といわれると、かえって落ち着けなくなる。したがって、自分の心の動揺を鎮めたいときには、「私は大丈夫、私は大丈夫、大丈夫…」とくり返し、暗示にかけるのいい。
●<P.177>暗示をかけるときには、「落ち着け」という言葉はよくない。「落ち着け」という言葉の裏には、「だって、今の自分は”落ち着いていない”のだから」というマイナスの要素が隠されており、そちらを強化することになりかねないからだ。
★大丈夫、大丈夫、大丈夫、…
【アクション】
ダメ出ししても、ほめてしめる。
【これまでに読んだ著者の本】
一生懸命やっているのに「やるべきこと」が片づかない人へ [単行本(ソフトカバー)]
内藤 誼人 (著)
http://blog.goo.ne.jp/shinyability/e/fabecc1025996fe28c2404286c8f71ef
継続は、だれも裏切らない [単行本(ソフトカバー)]
内藤 誼人 (著)
http://blog.goo.ne.jp/shinyability/e/b42de5757af5e2ea9c3afb818e5c3920
レジ待ちの行列、進むのが早いのはどちらか―するどく見抜き、ストレスがなくなる心理術 [単行本]
内藤 誼人 (著)
http://blog.goo.ne.jp/shinyability/e/6b52e32d865a7202002d8fa4b6d252a0
お金持ちの習慣が身につく「超」心理術 [単行本]
内藤 誼人 (著)
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「人たらし」のブラック交渉術―思わずYESと言ってしまう魔法の話術 [単行本]
内藤 誼人 (著)
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