江東区図書館生活

本棚の本をずいぶん少なくすることができました。

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」 [単行本(ソフトカバー)] 安宅和人 (著)

2013-10-18 06:26:53 | ★★★★★繰り返し手にしたい一冊
イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」 [単行本(ソフトカバー)]
安宅和人 (著)



場所:江東区図書館

いい本!お薦め!!1冊買ってチームメンバに読ましたろかな?
ライフハックはいろいろ身について、効率的に仕事をさばいている気になっていたけど、より本質的にはイシューを見極めることが超大事ということを認識。
実はやらなくてもいいこと、すなわちイシューではないことを、効率的にバリバリさばいていっても、それは仕事をしている気になってるだけで、ただの自己満足。
達成すべきゴールに対して、とくべき課題はなにか、すなわちイシューを見極めて、イシューにのみフォーカスして取り組む。
意識したい。
以下、メモ。

・悩む=答えが出ないことを前提に考えるフリ
・考える=答えが出ることを前提に建設的に考えを組み立てる
・「一人の科学者の一生の研究時間なんてごく限られている。研究テーマなんてごまんとある。ちょっと面白いなという程度でテーマを選んでいたら、本当に大切なことをやるひまがないうちに一生が終わってしまうんですよ」利根川進
・問題を解く < 問題を見極める
・解の質を上げる < イシューの質を上げる
・知れば知るほど知恵が湧く < 知りすぎるとバカになる
・一つ一つを速くやる < やることを削る
・数字の桁数にこだわる < 答えが出せるかにこだわる
・イシューの見極めと仮説立てが終わったらとにかく言葉にする、言葉に出来ないならそれはイシューの見極めと仮設立てが甘いと言うこと
・言葉にする際に注意すべきは、主語と動詞を入れる、WHYよりWHERE・WHAT・HOW、比較表現を入れる
・・WHY=~はなぜか?、は仮設がなく、何について白黒つけようとしてるのか明確でない
・・「~はB」 < 「Aではなくて、むしろB」、なんとなくBでなくて、積極的にBを選択すべきとの表現してみることで主張をはっきりさせる
・ストーリーライン作りと絵コンテ作り、この二つを合わせてイシュー分析という、イシューの構造を明らかにし、サブイシューを洗い出すことになる、最終的に何を生み出し何を伝えることが鍵なのか、そのためにはどの分析が鍵になるのか、活動の全体像が明確になる、検討が進むにつれてストーリーラインと絵コンテはどんどん書き換えていく
・フレームワークは諸刃の剣、非常に便利だが、イシューに合わないフレームワークを選択すると返って本質的なポイントを見失う、金槌を持っていれば全てが釘に見える
・分析結果が出ないと考えようがないとは言わない、最終的に伝えるべきメッセージを考えたとき、どういう分析結果があれば納得するか、納得させられるかを考える
・定量分析の型は3つ、1.比較、2.構成、3.変化、単独あるいはこれらの組み合わせで表現できる
・1.意味のある課題を扱っていることを理解してもらう、2.最終的なメッセージを理解してもらう、3.メッセージに納得して行動に移してもらう
・デルブリュックの教え、聞き手は完全に無知と思え、聞き手は高度な知性を持つと想定せよ
・ストーリーラインの磨き込み、1.論理構造を確認する、2.流れを磨く、3.エレベータテストに備える


【アクション】
TODOリストを改めて見直してみる、これは本当にイシューか?
年度当初に立てた目標を見直してみる、その目標を達成するためのイシューはなんだ?、それはTODOリストに入っているか?


【著者】
なし


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