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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

昭和は遠くなりにけり

2019-03-24 08:02:29 | 時事
 
 平成もそろそろ終わり。「平成おじさん」こと小渕官房長官が掲げた〈平成〉の文字を見た時は「変な元号だなあ」と感じたものだが、今じゃすっかりなじんでしまった。
 そのあと小渕氏は総理大臣にまでなり、2000年に亡くなってしまったが、考えてみればあの時の小渕氏の年齢を、僕はとっくに超えてしまっている。

 昭和と平成と、それぞれ30年ずつ生きてきた。そのうち「昭和の生まれですか、おじいちゃん元気ですね」あるいは「昭和のガンコオヤジ」とでも言われてしまうのかもしれない。
 昭和34年生まれなので、何となく「平成34年」まで続いてほしかった気もするが、天皇陛下も大変そうだし、やむを得ないか。今の皇太子さんは僕と同じ学年だから、仮に30年務めるとしたら、今の陛下85歳よりも上の89歳。それも厳しいのかなあ。

 この30年、1・17、9・11そして3・11と災害が多かったし、インターネットはじめ高度情報化がかなり進んだ。(アナログの昭和には、もう戻れない!)
 個人的には仕事に子育てに、何とも忙しかった。定年も近くなり、ようやく落ち着いたところ。そうそう、昭和天皇倒れる直前に僕ら披露宴が開けたのは幸運だった。結納その他、お祝いごとを延期せざるを得なかった人もたくさんいるに違いない。

 さて次の元号は何になるのか、世間を賑わしているが、明治のMはじめT,S,Hはないだろうし、いい意味だけれど「平」や「和」が入ることもないだろう。慶応のKはひょっとしたらあるかも、ということで「喜永」や「景永」なんてのが週刊誌に出ていたが、報道されたことでボツになるのかも。
 個人的にはYが柔らかくていいと思っており「悠天」「洋天」、あるいはKで始まる「香天」でどうかと。…あ、でもそうすると「悠天天皇」になるからダメか。(たっくさんの人が予想しているだろうから誰かは当たることになるのか)
 何になるにせよ「変な元号だなあ」とやはり感じることだろう。

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