仕事で1週間ばかり北京へ。時期が時期だけに少々覚悟して行ったのだが、危ない目にも遭わなかったし、以前と変わったところはなし。もちろん隅から隅まで回ったわけではないものの、無事帰って来られたのは何より。
プライベートな旅行を含めこれで海外は20回くらいになる。もっといろんな国に行ってみたいものだが、世界195ヶ国もあるそうで、なかなかそうも行かない。
そこで、こういう考えがあるというのを紹介したい。知ってる人は知ってると思うが、世界を6つのブロックに分けてみるというもの。
その6つとは、北アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、大陸性アジア、海洋性アジア。それぞれのブロック内では、細かい所で違いはあっても地理的・文化的には近いものがある。
大陸性アジアとは聞き慣れない言葉だが、モンゴルとかチベットとか、中国もその範疇に入る。海洋性アジアとは、オセアニアとか東南アジアとか、日本も入るだろう。
こうして大きく6つに分けて、それぞれのブロックに一度でも行くことができれば、そのブロックはとりあえず制覇したと考えればいい。
日本人であればともかく海洋性アジアは制覇、隣りの韓国や中国に行けば大陸性アジアは制覇、という風に考えれば、あとは残り4つってことになる。
僕の場合、新婚旅行がオーストラリアだったし(僕らの頃は人気№1。パースという港町がとても良かった)グアムにも行ったし、ドイツやイギリス、チェコ(ここもシブくていい)とヨーロッパも訪問したし(いずれも仕事だが)、米国へも出張で3回ほど。
だからあとは南アメリカとアフリカ。次のW杯や五輪を開催するブラジルもいいし、エジプトも行ってみたい。ついでながら、もう「制覇」したことにはなっているけれども、トルコやルーマニアも行ってみたい所。
スペインも一度は訪れてみたいが、一度研修で行ったプエルトリコに似ているようには思う。
もちろん、先立つものなり自由な時間なり充分ある人は、6ブロックなんて言わなくてもいいのだろうが。
なお、これは国内旅行にも応用できる。47都道府県回り切れない場合は、東北・四国・九州など、やはりブロックに分けて考えるといいだろう。
〔冒頭の地図は全教出版のWebsiteより勝手ながら拝借〕