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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

最近の言葉から

2010-12-05 19:26:58 | エッセイ
 
 今年もあとひと月弱。もうちょっと頑張れば年末年始ゆっくり休めるもんだから、この時期は元気が出る。(1週間で言えば、金曜の夕方みたいなもの)
 新聞もゆっくり読めるので、その中から印象に残ったものを(すべて朝日)。

勝間和代の人生を変える『法則』(11/6青のbe)
 人の行動には「成功しようとする行動」と「失敗を避けようとする行動」があり、その二つは反発し合っています。目標を達成しようとする意欲に満ちた人、つまり「成功しようとする行動」をとる人は失敗を恐れません。逆に、失敗を避けようとする人は、成功しようとする行動をとりません。
(会社でも、ミスを恐れて発言しない奴/行動しない奴/判断しない奴ってのはいるもんだ。行動し、判断すれば失敗もするし、文句も言われる。だから、周りから叩かれるくらいの人間じゃないと伸びていかない、というのはよく言われること。上司や他部署から何か言われても「それがどうしたぃ」ってな感じ。 
 勝間さんには賛否あるようだけれども、この一文にはグッと来た。誰しも失敗は怖いものだが、成功することしか眼中になければ、失敗は取るに足らないものとして矮小化することだろう)

映画『ヤマト』の解説記事(11/26夕刊)
 自分の信念だけで生きていけるのは若者の特権に過ぎない。大人になるというのはこういうことなのだ。これが、「ヤマト」の長大な物語の中から山崎監督が選び取ったテーマである。
(役職に就いて責任持たされて、大人にならざるを得ない時期っていうのはある。最近は管理職になりたがらない人間が多くなっているようだが、全体的に「幼児化」しているのだろう。ますます進む国際化の中で、日本は大丈夫か)

斎藤佑樹の言う主将としての3ヵ条(11/29朝刊)
 自分が一生懸命やること。コミュニケーションをとること。何事にも我慢すること。
(さすが「持っている」斎藤君。早稲田が今期優勝できたのも、神宮大会で優勝できたのも、こういうキャプテンシーがあったからこそだろう。若いもんに、教えられてしまった。斎藤君は、僕らよりはるかに「大人」なのかも)

 受験生にとって予備校の広告が目に付きやすいように、人は普段気になっていることに対する回答らしきものを、無意識のうちにサーチしているという。
 だから上に挙げた3つで、僕が普段何に悩んでいるか、皆さんに分かってしまうのだが。
 

コメント
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