上中下巻読了。
主人公の大村益次郎(=村田蔵六)ですが、
司馬さん、物語の登場人物全員がこの人物を測りかねたようで、
私も当然ながら理解できずに、当人のみ維新の仕上げを終え、
この世を旅だって逝きました。
今の時代ならば受け入れる事のできる人物だと思いますが、
(それでも困難かも知れませんが)
150年ほども前の日本に、
これほど理系で合理主義者の人物がいたというのは奇景であったと思います。
自分自身の事には全く無言の人では有りましたが、
しかしその心の内にある、
信念を貫く生き方は無意識に私の心に染み入って来たように感じます。
測りかねる人物は、敢えて測らずにいるほうが良いのでしょう。
人が人を測ることはおこがましい事で、
天命として自分のこの世の生を全うする事に集中する、
それが人としての真摯な生き方かも知れないですねぇ
主人公の大村益次郎(=村田蔵六)ですが、
司馬さん、物語の登場人物全員がこの人物を測りかねたようで、
私も当然ながら理解できずに、当人のみ維新の仕上げを終え、
この世を旅だって逝きました。
今の時代ならば受け入れる事のできる人物だと思いますが、
(それでも困難かも知れませんが)
150年ほども前の日本に、
これほど理系で合理主義者の人物がいたというのは奇景であったと思います。
自分自身の事には全く無言の人では有りましたが、
しかしその心の内にある、
信念を貫く生き方は無意識に私の心に染み入って来たように感じます。
測りかねる人物は、敢えて測らずにいるほうが良いのでしょう。
人が人を測ることはおこがましい事で、
天命として自分のこの世の生を全うする事に集中する、
それが人としての真摯な生き方かも知れないですねぇ