本日はバーボン。
もはや細かい説明は不要の超有名ブランド。ラベルは現行と違っています。ボトリングは例により、瓶底のエンボスで確認すると90年。なので特級表示無し。
1869年、フランクフォートにディステラリーを興したベンジャミン・H・ブラントンは、高級シングル・バレル・バーボンに自分の名前を残すことになりますが、エンシェント・エイジの発売はずっと下って、第2次世界大戦終結後の1946年。現代的、とは全く正反対の商品ブランドが、逆に懐古趣味をくすぐったのか、爆発的にヒットします。
味わいはドライなバーボンで、酸味をそこそこ感じるタイプですが、決して飲みにくいものではありません。逆に普段飲みに最適なのかも。昔飲んだ時はもっと荒く感じたのですが、なにしろ酒経験値が未熟なころですからちょっとあいまいです。
1番初めに飲んだ銘柄はバーボン・デラックス。2番目はハードボイルド小説で見かけたフォア・ローゼス。3番目は松田優作氏が好きだったオールド・クロウ。4番目に飲んだのがこのエンシェント・エイジでした。不思議と、こんなことは忘れません。
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