本日のお酒。こういうコケオドシなボトルは、あんまり好きではないのですが、免税店あたりでよく売られてた(る?)ボトルのようです。20年くらい前の頂き物。現行とはラベルがちょっぴり違うようです(現行はSEMPĒが上に大きく表示)。
このアルマニャックを作るサンペ社は、協同組合出荷が多いアルマニャックの中では珍しい独立系の蒸留所。その起源となるサンペ家は、14世紀から続く名家で、聖ペテロ(サン・ピエール)の名からその名を取っています。
アルマニャックの製造は意外に新しく、1937年からのスタート。ほとんどのメーカと一緒で、シングルディスティラリーではありません。日本ではほとんど取り扱いが無くなったようです。もともとアルマニャック自体の扱いが少ないですよね。やはりブランデーというカテゴリは逆風。
その昔のアルマニャックは1回蒸留が普通だったようです。さぞや骨太くて、フレッシュな味わいだったのでしょう。昨今は2回蒸留にシフトしてきましたから、いわゆるアルマニャックの個性が押し出された商品は少ないのかもしれません。
このボトル、0.70Lとラベルに表示されてるのですが、ボトルの底には750mlと表示。???…しかし撮影しにくいボトルだ。
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