梅毒

　「感染研の感染症発生動向調査によると、先天梅毒と診断された赤ちゃんの数は、２０２２年までの５年間は、年２０人前後で推移していた。今年は、これまで最多だった１９年の２３人を大きく上回っている。一方、梅毒全体の患者数は今月５日までに１万２６７９人（速報値）となり、過去最多だった昨年の１万３２２８人（同）に迫る勢いだ。」と報道されました。ちなみに、広島県内では、「2022年の県内の報告患者数は441人であり，感染症法に基づく現在の集計が始まって以来，過去最多となりました。また、2023年第１週～第22週（令和５年1月2日～6月4日）における県内の梅毒報告者数は173人（※速報値）で、過去最多の2022年と同等のペースで推移しています。」と報告されています。でもこの数は、国も県も医療機関からの届け出があった数なので、検査を受けたり受診したりしていない人は含まれません。実数はもっともっと多いってことですよね。症状は、出たり引っ込んだりしても、病原体が身体から消えるわけではないので、結局は治療をしなくては完治はしません。いわゆる素人の売春なんかだで不特定多数に感染させているとすれば、コロナなんかより深刻なんじゃないかな。
　こういうニュースを目にするたびに、日本は貧しい国になったなぁ…と感じます。


　先日、神戸どうぶつ王国で撮った湿地帯の蓮。これを見ると、広島市植物公園に行きたくなります。年パスの期限が切れたから、また作らないとだな～。