広島市が制定しようと無理をしていた「子どもの権利条例」。そもそも、日本国憲法が批准している国連の子どもの権利条約とは、生活のために人身売買させられたり、強制労働をさせられたり、戦争に駆り出されたり、餓死したりする子どもたちのために存在するもので、広島市が述べる「子どもの権利」とは異なります。ついに県の教育長さんまでが反対を唱えるという結果になっていますが、秋葉市長の真の目的は、何処にあるのでしょうか。自分たちの居場所作り？それとも他地方へのアピールならぬ売名行為？近所で起きた2歳児の虐待死のニュースと共に、この条例案が、頭をよぎりました。条例が制定されていたとしても、このような事件が減るわけではなく、むしろ条例を悪意に使って教育を曲解するやからがのさばるばかりではないでしょうか。