外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

授業参観

2011年05月20日 | 日記
5月19日(木) 晴れ

第二外国語、私にとってはあまり良い思い出のものではなく、大学時代は
中国語を履修したいと思っていたのに、何故か仏語と独語しか無かったのですね。
しかも不思議なことに必修ではなかったので、半年でやめました。
私が所属していたのは政治経済学部、名前からして色々な語学を履修できて
良さそうなものですが、無い。先見の明が無い、とは言いすぎでしょうが、今の
時代に第二外国語で中国語が選べなければ問題になるでしょうね。

さて、この学校では第二課堂という課目があり、日本で言うなら選択科目と
言ったところでしょうか、それとは分類が若干違うようですが、第二外国語の授業が
あります。仲のいい男性の先生が、英語クラスで日本語を教えており、授業参観
してきました。
この先生はとても真面目でしかも優しい方なのですが、厳しさが足りないから
なのでしょうかね、学生には受けが良くない。
1ヶ月前にある先生の代行として2週間ほど1年生の授業を担当されたのですが
1年生の反応もやはり、「つまらない」という酷評。はて、何が足りない?

英語クラスの人数は30人程度、そのうち20人ほどが出席していました。
おそらく選択授業ですから、人気と見てもいいと思われます。
この第二外国語が始まったのは3年生がいなくなった今学期からで、授業数が
大幅に減ってしまった日本語教師への授業補填に近いものと私は見ているのですが
週2回程度の割にはほとんどの学生がひらがなをちゃんと読めており、なんとか
授業についていっているのですね。大したものだな、と思う傍ら、第二外国語なら
不要かもしれませんが、厳しさは無くしかも冗談や余談も少ない。
ひたすら教科書の内容を追っているのですよね。
無理に笑わせたりする必要はないのですが、どこかで学生が飽きそうで心配。
日本語科の学生が評価する内容も分からないでもない、といったところでした。

どこかのタイミングで助言でもしてあげたい気持ちはあるのですが、下手をすると
本人のプライドをズタズタにする可能性もあるので、注意が必要です。

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