外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

ある抗日ドラマ

2015年04月19日 | 日記
4月19日(日) 雨

18日に予定されていた外教と留学生の小旅行、一昨日の夜になっても出発時間の
連絡がないので、事務員にメールしたら19日の朝出発だと。
何ゆえにこんなに連絡が杜撰なのか、今朝の状況を見て理解できました。
外教の参加者が私しかいない。
目的地は濰坊、昨年の春に私の提案で世界凧揚げ大会や博物館を見ているのですね。
しかも、今回は有料だったので誰も参加しなかったようです。
私には濰坊は中国の故郷のようなものなので、久々の里帰りのような気分でした。
しかし・・・

天気予報が雨、気温も低い。こんな状況で凧揚げ大会の会場に行くのは風邪を引き
に行くようなものです。返金は要らないからキャンセルしようかと悩みました。

バスの中は知らない顔ばかりでカザフの言葉が飛び交っている。
つまらない旅になりそうだな・・・と思っていたところに
旅行会社のガイドが挨拶をし
「歌でも歌いますか?それとも映画でも見ましょうか?」と言って流したビデオが
戦争もののドラマ。

こちらで戦争ものの映画やドラマと言えば『抗日』が多く、このビデオもまさしく
そのものでした。

日本人教師がいるそのバスの中でわざわざ反日のビデオを流すのも可笑しいなら
外国人が乗るバスの旅で、おそらく中国人の田舎者しか喜ばない戦争ものの
ビデオを流す神経が理解できない。

最初の到着地が比較的駅に近い場所だったので、断りを入れて一人で帰りました。

これが土曜日ならホテルでも予約して前の学校の学生と遊ぶこともできたのですが
日曜日の午後は新幹線のチケットが無くなる可能性があるので思い切った行動が
できないのが残念です。

ちなみにバスの中で流れていたドラマがある日本人の方のブログで紹介されていました。
http://akkey.air-nifty.com/heplabo/2010/02/post-4b1f.html
『抗日』というジャンルでは結構メジャーなようですね。
クオリティという面では著者が仰る通りかなりレベルは低いと感じました。
私は遠目でしたのではっきりとは見えなかったのですが、日本軍の会話も中国語
だったのが笑えましたね。
機会があれば、このドラマを学生が知っているか尋ねてみたいものです(笑)

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