外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

大学院合格も喜び半ば

2017年06月18日 | 日記

6月18日(日) 晴れ

先日前の学校で教え子の4年生と食事しました。先日の卒業写真のあと、今週末に
卒業式が予定されているのですが、それには彼女は参加できないとのこと。
彼女は現在済南のある事務所で翻訳の実習をしています。

多くの4年生が就職始業前のインターンから戻っている中で、何故就職するわけでも
ない会社でまだ仕事を続けるのかと尋ねたのが2週間ほど前のチャット。
彼女の返事は「学費を稼ぐ為に働いている」と。先日の話では6月に入って既に
休日を数日もらっているので上司の許可が厳しくなってきていると。

彼女は広東省にある外語系の大学院に合格したのですが、なんと学費が35000元。
数字を見た時に叫んでしまいました。チャットなので「そんなに?」としか返信
しませんでしたが。

仮に現在の為替を1元=16円と換算すると56万円。ちょうど日本の国立大の学費です。
そんな学費今まで聞いたことがないのですが、彼女が言うには一般の日本語専門だと
1万元を切るそうですが、彼女が選んだ通訳はその施設等もあって高いのだそうです。
さらに中国の通訳系専門でNO.1と言われている上海外国語大学は5万元だそうで、お金を
積んでも入れない専門で有名なのだそうです。

彼女の現在の月給は3千元だそうで、学費を稼ぐにはかなり厳しい額ではないかと。
進学後もアルバイトをする予定だそうですが、いくら広東省とはいえ、日本にいる
留学生のようなアルバイト料を稼ぐのは容易いことではないでしょうね。

もう一つ彼女が嘆いていたのが、交換留学への参加資格がないこと。
これは昨年大連の学校に進学した教え子からも聞いたのですが、こちらの修士は通常
3年間のところ、専門性の高い通訳は2年間なのだそうで、その期間の短さから
交換留学の対象にはならないそうです。
昨年の秋だったかチャットで嘆く教え子に「仕方がないから短期研修か何か方法を
見つけなさい」と話したものですが、また同じ話を聞くことになるとは。

念のため広島大学の協力校で探してみたのですが、その学校名は該当なし。
学校が協定を結んでいる日本の大学に短期研修のプログラムがあるかどうか本人が
確認するしかないですね。


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今日の気になる話題
<沖縄の基地外活動家山城博治(保釈中)、国連人権理事会で平然と嘘をつく>
https://www.youtube.com/watch?v=DJXtmqQ4biA

昨日に続いてKAZUYA氏の動画です。
あの運動家がジュネーブにまで行って嘘をまき散らしていたことに驚愕です。
このページに紹介されている沖縄の動画は以前も見ましたが、気持ち悪くなります。
我那覇氏のことを紹介もしくは取り上げるメディアは産経もしくは最近沖縄で
部数を増やしつつある八重山日報以外はないのかもしれません。
我那覇氏の地道な努力に敬服します。


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