外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

ゲゲゲの課題

2015年09月18日 | 日記
9月18日(金) 曇り

新学期が始まって2週間が終わりました。
昨年までなら新入生の授業がまだ始まらないので若干スロースタートになるの
ですが、今年は新入生の授業がない上に、ある先生のやむを得ぬ事情で授業を
さらに二つ担当することになりましたので、やや忙しくなっています。

さて、この夏休みに現在の2年生にある課題を出しました。
聴写、日本語で言うと書き取りですね。
題材は『ゲゲゲの女房』。
今中国で鑑賞できるドラマや映画はどこの国のものであれ、字幕がバイリンガルに
なっており、とても便利なのですが、このドラマはそういう流行りになる一歩手前の
もので、書き取りの題材にはちょうどいいのです。

このドラマのどれか一話を選んで書き取りをする、難しければ感想文でもいい。

この課題の狙いは、同じ言葉を繰り返し見て聴いて耳を慣らすというもの。
書き取った内容の正確さは求めません。
あくまでも繰り返し聴くことによって聞き取れなかったものが聞こえてくるという
体験をして欲しいのですね。
ただ、難易度は高めかと思っていましたので、強制はしませんでした。

新学期が始まって1組と2組で差が出ました。
1組は書き取りはゼロ、感想文が2人。
2組は最初の授業で2人、今週は更に3人が提出。感想文は6人。

授業中に日本語の説明で頷く数も差があると感じています。
この結果を経て、今学期はある実験を試みます。
これはまた改めて。
コメント
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