外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南 & 北京

~旧タイトル:日本語教師LIFE~

長い一日

2011年04月11日 | 日記
4月11日(月) 晴れ

快晴の朝、外出にコートは不要か、と期待したのですが、外気温は3度。
帰りは荷物になることは分かっていましたが着ていきました。
出発は7時、先学期維坊学院の留学生コースに通って以来の早い外出。

同じ早い外出でも授業を受ける側とする側では気分が違いますね。
少々緊張しながらの外出です。
大きなオフィスビルに到着したのが8時。ロビーのエレベータホールに人が待って
いるので、話にあった停電は無かったのかと思いきや、その待っている人が
私に向かって「停電してるね」と一言。期待も虚しく階段に向かいました。
8階まで一気に上ったのですが、6階あたりから息が切れてきましたね。
少々寂しさを感じる瞬間でした。

授業をする教室には既に学生が集まっており、男性ばかり17人。
年齢が21歳から29歳まで。皆神奈川県のある建築会社に派遣されるのだ
そうで、体格がいい学生ばかりでした。
「起立、礼」という懐かしい雰囲気から始まったのですが、体格のいい男性
ばかりだとパワーはあるので軍隊を思わせましたね。

3コマの授業中、依頼で言われていた日本人の見学については、僅か5分も
あったかどうかという短いもの。授業中に横から見られるのはいいものでは
ないので早く終わって安心したのですが、そっけなくも感じましたね。

授業終了は11時半、依頼の際に昼食に誘われていたのですが、午後2時
から私自身の授業があるため、丁重にお断りして学校に帰ることに。
空腹になっており、まさか平日の昼から酒を飲まされることもないでしょうから
実は誘いに乗りたいところでしたが、状況が状況だけに仕方の無いことでした。

学校に戻ってからすぐに学生食堂でよく食べている韓国式チャーハンなるものを
食べたのですが、これがいつもに比べて美味しく感じました。
久々に労働の後の食事と言うか、仕事をした後の美味さでしたね。

今日は午後に2年生の授業、そして私が自ら開講した基礎会話の授業。
往復2時間の前後で5.5時間の授業、さすがに疲れました。

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臨時講師の依頼

2011年04月11日 | 日記
4月10日(日) 曇り

20度を超えた昨日から一転、強い風の吹く寒い一日でした。
明後日から維坊の名物である凧揚げ大会が行われます。
たけしの話によると明後日から2日間はエキシビジョン、いわゆる披露会で
来週の日曜日と月曜日が本戦と決勝、来週の日曜日には私も見に行く
予定です。昨年は降雨の為見にいけなかったのです。

一昨日の授業中に臨時講師の依頼の電話がありました。
「月曜日に授業をして欲しい」と。
場所はバスを乗り継いで50分はかかろうかという場所です。
元々はKさんがこちらでお知り合いになられた方で、日本へ研修派遣をして
いる会社の一つ。私が開催する日本人の食事会にも参加いただいたことが
あり、何度か会っている方々なのですね。
一応報酬はいただけるので悪い話ではないのですが、なにせ少々遠い。
しかも私は午後に授業があるので午前中しか授業を出来ないと伝えると
「午前の3コマだけでいい」と。ただ、開始は8時半。さらに悪いことには
その当日その会社が入っているビルが停電するらしく、8階まで階段を
使う羽目になりそう・・・・。
そんな依頼、よく出来たもの・・・と逆に感心してしまうのですが、理由が
あるのですね。

研修派遣先の日本人の方がいらっしゃるそうで、その方々に日本人が授業
しているところを見せたいのだそうです。いわゆる「パンダ」君ですね。
授業は1コマ50分だそうで、それを3コマなのだそうですが、もう一つ問題が
ありまして、使用教科書が私の学校では取り扱ってないもの。
その日本人の方々が授業を見学されるとのことで、教師が教科書の内容を
知らないのもどうか、と思うのですが、「大丈夫でしょう」との返答。軽いなぁ。
今日久しぶりに日本人の友人と食事をしましたら、実はその会社で日本語を
勉強している生徒達は少し前に彼が所属する語学学校で彼の元で勉強して

いたそうです。会社側が彼の語学学校に研修を依頼したようです。
当然のことながら、彼がその教科書を持っていたので借りることができました。

彼曰く、日本語のレベルはピンキリで日本語での疎通はほぼ難しいとのこと。
言わば、私の学校の1年生とほぼ変わらないということです。
しかし、1年生は既に半年以上も勉強しているので、今や授業の半分以上を
日本語にしてもが成り立つ状態。
久々に初心に帰るような気持ちですね。
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