上の画は【時空マジシャン】18ページの2コマ目を制作中のキャプチャー画像です。というわけでまだ半分も終わってません...
昨年に続き、今年もウェブコミックの制作時間が十分には取れませんでした。しかしそれにしても超スロー!遅すぎる!なぜこれほど時間がかかるのでしょうか?
Chapter.1の制作時に比べ、ウェブコミックのスタイルは自分なりに整ってきているし、Flashの使い方も随分と手慣れてきているはず。にもかかわらずなぜこれほど時間がかかるのか?
理由はわかってます。制作技術の向上に伴い、難しいことをやりたくなるからです。
Chapter.1のころは、こんな感じで表現できたらかっこ良く素敵なシーンになるだろうなと思っても、自分の技術では難しそうな場合は簡単にあきらめていました。なにしろ当初は手探り状態だったので、非常に簡単に出来そうな表現さえ実際はなかなか難しかったのです。
ところがある程度手慣れてくると、360度のパノラマに挑戦したり、マジシャン・ブルーにカードの真空シャッフル(と名付けてみました)をやらせてみたり。
また表面的にはあまり見えないのですが、裏のActionScriptに凝ってみたり(これはいけませんでした。いくら難しいことをやっても見えなければ自己満足に終わるので)。
Chapter.1のときのようにほとんど難しいことをせずに、サクッと作ればもう少し早く出来るんでしょうけど、それではウェブコミックの意味が無いし...
静止画と文字だけではなく、それに音声・アニメ・プログラムなどのマルチメディア要素を加えて、ストーリーの場面場面でひらめいたアイディアをそれらの要素を使いこなして表現したいというのがそもそもの発端ですから。
なのでちょっと時間がかかるからといって、難しいからといってそれを避けていたら意味がありません。
うん、やっぱり初心に返らなくてはいけないですよね。
実はこうやって書きながらも、来年はブルーのウェラブル・コンピュータにアクセスできるようにして共有フォルダみたいなものにちょっとしたコンテンツを置いてみたいな、などと考えています。
それからサウンドでもやってみたいことがあって...
身体はちょっとガタがきてるけど、まだ制作意欲は旺盛です。