こまんたれぶ~下福田小学校

当時の同級生との交流場所
(ここ数年は模型三昧)

大和型戦艦 4

2010-05-18 21:05:15 | Weblog
本日は増設された高角砲甲板の製作を行いました。
航空機の発達に伴い、大和型は何度か対空兵装の強化を図っていますが、
最も外観が変わったのが、この高角砲甲板の増設時の改装です。

本来、この位置には15.5cm副砲が設置されていました。
この砲は軽巡洋艦 最上型が重巡洋艦へ改装された際に換装した主砲塔を
改造して用いています。
(最上型は、15.5cm砲から20.3cm砲の搭載艦になり重巡洋艦へ格上げ)

新設された高角砲甲板には89式連装高角砲が片舷3基(計6基)搭載される予定でしたが、
武蔵は高角砲の調達目処が付かず、機銃が設置され、最後まで高角砲は増加されませんでした。

大和の主砲、46cm砲は砲撃による爆風が凄まじい為、
建造時の高角砲や機銃には爆風避けのシールドが装備されています。
(後にシールド無しの機銃は大量に増設されてゆくのですが・・・)

ところが、大和の高角砲甲板増設により増設された高角砲は、
上段のシールド付きを下段へ移動し、上段にはシールド無しが搭載されました。
(シールド付きの高角砲が調達出来なかったのかも)

これにより、大和の高角砲は両舷で12基(24門)に増加し、
帝国海軍の艦船中、最も高角砲の装備数が多い船になりました。

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