こまんたれぶ~下福田小学校

当時の同級生との交流場所
(ここ数年は模型三昧)

重巡洋艦 古鷹 1

2010-03-14 22:25:10 | Weblog
今日からは重巡洋艦、古鷹の製作に入ろうと思います。

在庫の中から、次は何を作ろうか悩みました。
久々に航空機も考えたのですが、次も艦船を選択してしまいました。

古鷹は太平洋戦争に参加した重巡洋艦の中では最古参になります。
以後の日本海軍の巡洋艦建造へ多くの影響を与えた意味で重要と言えるでしょう。

私が子供のころは、古鷹・加古・衣笠・青葉の4隻を古鷹型と呼んでいましたが、
今では古鷹型(古鷹・加古)青葉型(青葉・衣笠)と分類しているようです。
実際、多くの部分で異なっており、同型と呼ぶ方が違和感を感じてしまいます。

さて、キットは数年前に新金型でリニューアルされたハセガワ製です。
このリニューアルにより、日本海軍の重巡洋艦は全てが新金型で蘇りました。
重巡洋艦ファンにとっては嬉しいニュースで、速攻GETしたのを覚えています。
(その割に製作まで長く寝かせていたのですが・・・)

キットは古鷹の形状を良く捉えていると思います。
特に舷側から見ると、実艦に特有の甲板の”うねり”が再現されており、
個人的にはリニューアル後の重巡洋艦の中でも最高傑作かと思っています。

船体は左右張り合わせ方式ですが、艦首部だけは左右同一の張り合わせではなく、
互い違いの様な形状になっています。
そのため、接着ラインが左舷艦首にだけ出来てしまいます。(かなり目立ちます)

この部分にパテを塗り付けた後、ペーパーで研ぎだして
接合線を目立たないように処理しました。

残念ながら付近にモールドされた外板の表現もペーパーがけで消えてしまいますが、
ここは後程、カッター等を使って再生してあげれば問題ないと思います。