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ユーロな日々

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勝者の条件

2004年08月18日 | オリンピック
昨日は5時前におきてTVをつけると、ちょうど男子体操の最終種目が始まるところだった。そこまでトップのルーマニアの選手がプレッシャーに負けて落下し、3位のアメリカも離れ技のときに握り損ねるというミスがでて、大きなアドバンテージを得た。中野、鹿島、富田の3人は技のレベルを落として安全にいくという選択を退け、当初のプラン通りの演技に挑んだ。そして、ルーマニアとアメリカが犯したようなミスを誰も犯さなかった。その勝利の場面を見ながら思ったのは、心技体のいずれが欠けても勝者にはなれないということだ。そしてその中の「技」と「体」は、試合が始まるまえに勝負がついている。過酷な練習により「技」を磨き、戦いの日に合わせて万全の「体」を用意する。この二つの課題をこなしたものだけが、勝負に挑む権利を得る。73キロ級の高松正裕などは「体」を準備できず、戦いの始まる前に敗北した。
「技」と「体」が僅差のとき、勝敗を決するのは「心」の強さだということを、見せつけた戦いだった。
山本ジャパンは、わずか10日間で小野のチームにしようとして、それまでに磨いてきた「自分たちの「技」の見失ってしまった。女子ソフトボールはこの「心」で負けたと言える。8回のタイブレーク方式の場面で、アメリカ戦では宇津木がファールフライを落として、昨日のカナダ戦でも伊藤が一塁ゴロを取れず、得点された。そしてその裏の攻撃では、金縛りにあったように沈黙した。”金しかないという決意”は思い上がりだった。勝負は決して甘くはない。一戦一戦勝ち続けなければメダルなど見えてはこないのだ。日本はチャレンジャーの気持ちを持つべきだった。苦しいゲーム展開が続き、”こんなはずはない、自分たちが決勝リーグに進むのは当然だ”という根拠のない自信が揺らいだ。それが敗北に直接つながるミスを生んだのだ。