ちいさなおしゃべり

Shantia家のメインランド生活日記

ものの言い方

2008年07月09日 | Myself
突然ですが、
ものの言い方って他人への影響力大だねー

この間、テレビを見ていてひしひしと思った。
早く子供が欲しいと思っているティーンエイジャーカップル5組がそれぞれ3日間赤ちゃんを預かって世話をするという番組だった。
親は別宅にいてモニターでその様子を監視。
ティーンエイジャー側にもプロの保育者が一人ずつ監視しているんだけど、基本的に手出しは出来ない。
0歳の赤ちゃんは急に他人と一緒の生活で余計泣いてて親は心苦しい。
ティーンエイジャーは思った以上に育児が大変でどうすればいいのかわからない。
で、親がみかねたときに5分ほど指導しに行けるんだけど…。

私が見ていたときは5組中、3組のカップルのところに親が指導にいった。
母親二人、父親一人。
母親Aが指導に行った後、カップルの女の子の方は赤ちゃんと関わることをほぼ拒否し、ボーイフレンドが90%育児をすることになった。
母親Bが指導に行ったカップルは、傷つけられたが母親が去ったあとちゃんと言われたことをやり育児に戻った。
父親Cが指導に行ったカップルは、笑顔でアドバイスを聞き、赤ちゃんのかわいさを更に見つけていた。

この差…。
母親Aは声のトーンこそ落ち着いてはいたが、既に半パニックになっているティーンエイジャーの女の子を責める言い方。
「ごはんはちゃんと食べさせてちょうだい。
なんで泣くか分かる?
食べさせるスピードが遅いからよ!!」
って。
食べさせたいのは女の子も一緒だったさ。
でも初回から他人から素直に食べ物をもらうような6ヶ月児ではないわけよ。
他にも接し方がどうのとかとにかく責める口調で女の子は完全に育児拒否。

母親B。
赤ちゃんが寝ないのは着替えもさせず、おむつも換えず、寝る雰囲気になってないからだ、とちょっときつい口調でいいながら(ティーンにわかったらすごいから!)、
「でもね私はそれを言いに来たんじゃないの!!」
と意味不明。
で、男の子が
「どうせ泣くんだからベッドに置いて泣かせれば?」
とジョークでいった言葉を本気に取りすぎて、男の子を責める、責める!!
二人を落ち込ませていたね。

で、父親C。
泣く赤ちゃんに戸惑っているカップルをまず褒め、そしてこうするともっといいよ、と優しくアドバイスしていた。
責めることはゼロだった。
カップルも父親に抱っこされて笑っている赤ちゃんを
「あ~、かわいい~!」
っていえる余裕があった。

最初の2カップルも言い方が違えばきっとやる気を出せたと思うんだよね。
でも言い方が悪かったために、責めの態度しか伝わなかった。

相手に注意するときもそう。
目の前の事実は"間違っていること"、"してはいけないこと"で同じなんだけど、それをどう注意するかによって、相手が受けるメッセージは大きく変わると思う。
素直に受け入れられるか、見下されたように思って不快感を感じるかは話し手の言い方次第だね。

私もイライラしちゃうと子供達への言い方が悪くなっちゃうから、言いたいことが素直に伝わるようにがんばらなくちゃ!!

独立記念日 ☆2008☆

2008年07月07日 | Family
7月4日はアメリカの独立記念日。
本当は朝からワードのBreakfastに行く予定だったんだけど、起きれなくて断念
だって祝日の日に早く起きたくな~い(って私はいつもゆっくりなんだけど)

Breakfastに行かなかったので、代わりに朝からタルト作り
独立記念日に作ってみたかったタルトを今年ようやく実現させた。
タルト生地は冷凍のもので簡単に。



中はカスタードクリーム、上がいちごとブルーベリー。
ベリー系が豊富で安いオレゴンだから出来たかも。
ハワイのいちごは当たり外れが多いし、店頭に並ぶ時期も短いからねぇ。

夕方からはJ家で日本式BBQ。
独立記念日は9月のLabor Dayと並んで国民が最もBBQをする日。
ホットドッグとハンバーガー、そしてスイカがかなり消費される日である。
でもね、我が家とJ家、普通のBBQに飽きてきた
だから日本式。
メニューは
たこ焼き(中身はエビ、ウィンナー、チーズなのでたこ焼きとは言わない?!)
焼き鳥(鶏、ねぎま)
焼きおにぎり(梅、鮭、昆布)
鈴どらやき(あんこ、カスタード、チョコレート)
スイカ


外のグリルで焼き鳥とおにぎりを焼く。



ちなみに私はグリルの使用法は分かりません。
BBQは男性陣の仕事だし…。
女性陣はたこ焼き&おにぎり担当

焼き鳥は子供達にとっても好評だった。
アレックスなんて二刀流。



食事がある程度済んだところで花火第1弾
手に持つタイプを少しと、地面に置くタイプを少し。
音がすごい花火もあって、子供達はキャーキャー



マイキーは人一倍の距離を置いて不安そうに花火を眺め、ティアに至っては室内に非難して窓から花火見学。
絶対安全な場所だよね…。

アレックスは音には驚いて少し泣きそうだったけど、手に持つタイプは気になったらしい。



結構勇敢かも…。

この第1弾は7時頃だったんだけど、まだまだ明るくてねぇ。
どうも盛り上がりに欠けた。
なので、花火は一時休憩して、デザートタイムに。
すると…



非難していたティアがすぐに出てきた
さすが、ティア。

デザートを食べながらおしゃべりをして暗くなるのを待つ…。
そして9時前にようやく暗くなり始めたので(9時で夕焼けだから!!)、花火第2弾開始!!



やっぱり花火は暗い方がきれいだねぇ。
今回用意した花火の一つが全長約1mの朝顔花火(って日本でもいうのかしら?)
この花火、長いから燃えてる時間も長い。
こうなると遊びはじめるのがこのShantia。
カメラマンはジョセフ君。
では作品No.1!!




シャッターが開いている5秒の間に鏡文字で書かなきゃいけないので、長い単語は無理!!
でも4文字の『LOVE』なら出来た!!

で、やっぱりね、Shantiaですから、これが書けなきゃ意味がない!ってことで、挑戦しましたよ。
はいっ。




5文字の『ALOHA』
実はこれ、最後のAの横棒がない…。
もう1枚の方は横棒までかけたけど、ちょっとLがおかしいからこっちが好き

この他、ご近所さんの打ち上げ花火を下から見たり、近所の橋の上で市内中の花火を見渡したり。
子供達なんてJ家でお風呂に入り、シャーちゃんに至ってはお泊りすることに。
午後4時から行ってたんだけど、J家を出たのは午後11時
花火が9時からしか出来ないし、仕方ない?!
子供達は車の中でコテッ!と寝ましたよ。

来年の独立記念日はちょうど家族のリユニオン中なので、ユタで迎える予定。
どういう風になるでしょうかね??

オリンピック体験

2008年07月05日 | Event
来月にせまった北京オリンピック。
なんと今、ユージーンでは陸上のオリンピック選手選抜競技会が行われているのだ!!
先週末から2週間イベントが行われている間、ユージーンの人口も一時的に8万人増だとか。
競技会場はジョセフ君が通うオレゴン大学敷地内の競技場。
オリンピック選抜競技は全てチケットがないと現場では見られないんだけど、7月1日&2日は選抜会はお休みで、代わりに
オリンピック体験競技会
が行われた。
参加費は無料。
一日目が1~12歳、二日目が13歳以上。
この一日目に我が家も参加してきた

ユージーン市内外からいっぱい人が集まってきたから競技場に入るのも一苦労。
入り口では競技が行われる年齢順に呼ばれるんだけど、その年齢じゃない家族も入り口に立って待ってるから中々入れない

最初の競技は
1歳児60m走
7歳児100m走

我が家からはアレックスとシャーちゃんが参加。
なんとか人込みを抜けて中に入ると、ちょうど7歳女子の最後の組が整列していたところだった
慌てて並ばせてもらいましたよ。

その頃アレックスはというと…



人生初のレースの準備中。
実はこっちも着いたときには1歳男子がちょうど終わった時だったので、アレックスは2歳女子の最初の組で走った
しかも、レースで思いっきり泣きましてねぇ
ばっちり中継カメラに撮られてました
2歳でもなければ女子でもないのに…。
でもレース完走後に参加賞リボンをもらうと…



泣いてたことは忘れた。
ま、1~2歳児でまともに走ってた子なんていなかったけどねー。
みんな親に連れられて歩いてる感じ??

この競技場、巨大スクリーンが2台あり、本格的なテレビカメラ&音声さんが至るところにいた。
客席の上にもカメラステージがあって、とにかくすごい!!
このスクリーンに映し出されると、小さい子供達でも立派な選手に見えるからあのマジックは素晴らしすぎる!!
やっぱりプロの競技会を撮ってるクルーが撮影してくれてるからねぇ、すごくないわけがないよねぇ。
私はあれが一番興奮したねっ!!

さてマイキーも3歳男子の60m走を走り、男性陣は競技終了。
後はティアの5歳女子60m走と7歳女子400m走。
ってかね、今回我が家の子供達が早く走るとは全然思わなかった。
なぜなら、このイベントに出掛ける前、予想以上にばたばたして家に戻る時間がなかったのだ。
で、会場についてはっと気付いた。



うちの子達、みんなサンダルだ…

陸上競技会にサンダルで参加する選手がいるか?!
それを指摘すると、ティアは60m走を裸足で走ることにした。

驚いたことに!!
レースの前半、なんとティアがトップだったのだ!!
後半は3人くらいに抜かれて結局は参加賞リボンをもらったんだけど、レース終了後のティアの第一声。

「…ティア、もう少しで1位だった」

本人もすっごくビックリしてたね
シャーちゃんも
「ティア、ビリじゃない!!」
って興奮。


こちらは400m走を走るシャーちゃん。
400mだとトラック1周で、結構長いんだよね。
最初は早いグループにいたんだけど、持久力がないシャーちゃんは抜かれちゃってねぇ。
遅いグループで3番目くらいだった。
ってかさ、途中で後ろを気にして振り向いちゃあダメだよ!!

競技場の隣には
Youth Clinic
って言って、プロの選手達が子供達にスタートダッシュ、ハードル、槍投げ、砲丸投げ、走り幅跳び&高飛びを体験させて指導してくれるというコーナーがあった。
で、お嬢さん達も参加したんだけど…

ハードルに挑戦したティア、ハードル間が狭すぎて走ることが出来ないもんだから思わず…



両足で越えてみたッ!!

すると、



背の高~いプロにしっかり目撃され指導を受けることになったティア&シャーちゃん

「ハードルというものはだねぇ、片足ずつ越えるんだよ、ほらこうやって!」

しっかり指導されているのに、知らない人とは目を合わそうとしない二人。
その後もちょっとレクチャーされていたんだけど…



気付くと背後から3~4人のプロのカメラマンがパシャパシャ写真を撮っていた
…有名人らしい。

この人以外にもう一人。プロのカメラマンが付きまとい、一般人がサインを求めたり一緒に写真を撮ってもらっていた人がいた。

「…誰だろうねぇ、あの人。相当有名らしいけど全く分からないねぇ。
ま、有名らしいから一応娘達と一緒に写真撮らせてもらおうかな?
あとで誰か分かるかも知れないし」

と思っていたら、12歳くらいの女の子が背後で

「写真撮って!!
私とカールルイスを一緒に!!」

と興奮して叫んでいた。
…カールルイス、そりゃあ有名だわ。
誰だかはっきりしたところで



改めてカールルイスと。
ちょっと帽子が影になってますが…。
ちなみにもう一人の有名人はラファージョンソンという、オリンピックメダリストでした。

イベント会場には食事を売っている場所もあったんだけど、やっぱり高い!
なので、かかさまがお弁当を作ってくれた。
でもオリンピック選考会場とあって、テロ防止対策の警備がとにかくすごくて、セキュリティーゲート内には外の食べ物持込禁止。
だから、セキュリティーゲート前の芝生でピクニック♪



かかさまの作ってくれたお弁当、懐かしい~!!
おにぎりに、卵焼き、ウィンナー、りんご、アメリカンチェリー…。
簡単なものばっかり、とかかさまは言うが、かなり日本らしくて嬉しかったねぇ。

ちなみにマイキーが着ているTシャツは体験競技会に参加した子供達全員にナイキから参加賞として配られたもの。
だから我が家、4枚あります。
ナイキのTシャツが。
後ろにナイキのマーク、このイベントのマーク。

ピクニック後、マイキーがYouth Clinicに挑戦。
この坊ちゃん、レースは遅かったものの、とても気に入ったらしくまだまだレースしたいと言っていたので、Youth Clinicで我慢してもらうことにしたのだ。
もうね、炸裂しすぎ
お嬢さん方がいまいちやる気なく参加したのに対し、全ての競技を全力で成し遂げたマイキー。
男の子だなぁ、と実感したね。



槍投げを体験するマイキー。
投げているのはプラスチック製。
指導をしっかり聞いていた姿には感動
砲丸投げもしっかり指導に従って上手に投げていた。
ビックリね。

で、マイキーが一番気に入ったのが姉ティアがメダリストから指導を受けたハードル。



何回も何回も飛んでいた。
Tシャツには『STOP ME』と書いてあるが、誰にも止められない!!

いやぁ、珍しいイベントに参加できて楽しかったよ。

小旅行の帰り道

2008年07月03日 | Family
ニューポートで迎えた朝はちょっと霧があったけど、日も射してるしいい天気だった。
前日、霧にすっぽり覆われて全貌が見えなかったニューポート自慢の歴史ある橋もこの日はきれいに見えた。



この橋は好きだなぁ。なんか素敵。

せっかくなので、ニューポートの売りの一つであるビーチに行ってみることにした。
ハワイから引っ越して来ましたからね、オレゴンで見るビーチがハワイに勝るとはこれっぽっちも思ってないわけよ。
でもせっかくニューポートまで行ったし、一応有名らしいし、行っておかなきゃなぁ、という気持ちでビーチに行ったわけ。
ホテルからビーチまでは車で3分ほど。

着いたところはビーチを眺めることが出来る小高い丘の上にある駐車場だった。
そこからビーチに下りる小道があって、下の広い砂浜へ行くことが出来る。
確かに海だった。
確かに砂浜だった。
観光客らしいのもいた。
でもね、



でも…



私はこれをビーチと呼べない

砂浜は広かったよ、やっぱり大陸の砂浜だからね、どこまででも続いてそうな感じだった。
でもこの海じゃ泳げない!!
誰も泳いでない!!
あえていうなら、映画やCMで見るように犬と戯れている人が波打ち際にいるだけ!!
しかも薄く霧がかかっていて余計寂しい!!
海が寒々しい!!

この後、ずっと海岸沿いを南下したんだけど、どんどん霧が濃くなっていって時々見える海が本当に、本当に寂しかった
最近、ユージーンにもようやく夏が来て、少しずつオレゴン生活に慣れてきていたところだったのだよ。
なのに、この海を見てしまった

「…この海、ハワイとつながってるんだよね?
きれいな青の海のハワイ。
水に入り放題のハワイの海とつながってるんだよね…
寂しすぎる…」

ずぅっとそう思って海岸沿いを走っておりましたよ。
そして決心しました、天気が優れない日は絶対にオレゴンの海を見ない、と。
じゃないと精神、持ちません。

さて、ニューポートからフローレンス(ユージーンにつながる国道が走ってる町)までのそんな寂しい海岸沿いには2箇所、とっても有名な観光地がある。
いや、2箇所ともフローレンス郊外だから、ニューポートはあまり関係ないかも…。
一つ目は



Heceta Head Lighthouse

つまり灯台。
アメリカ西海岸でなのか、はたまた全米でなのかははっきり覚えていないけど、とにかく写真に最も撮られる灯台らしい。
有名所だから観光客の車もいっぱいでしたよ!!
でも…


霧で何も見えない

駐車場は無料。
目の前の砂浜を歩くことも可能。
でも灯台まで行くには、入場料を払って短いハイキングをしなければいけない。
しか~し!!
この霧じゃね…。
ほとんどの観光客はなんとなく砂浜を歩いて去っていっていた。
我が家もジョセフ君だけを砂浜に送り出し、写真を撮ってきてもらった。
「灯台見えた?」
と聞くと、
「真っ白で何も見えなかった。代わりに洞窟の写真撮ってきたよ」
だって。
洞窟は有名じゃないし。

2個目の有名所は

Sea Lion Caves

アシカの洞窟ですな。
えぇ、こっちは洞窟が有名です。
灯台から車で3分ほどのところにある有名所。
ここも霧がすごくて真っ白だったので、かかさまとお嬢さん達は車で待つことに。
ジョセフ君と私が坊ちゃん達を連れていざアシカを見に!!



お土産屋さんで入場料を払わないと、アシカは見れない。
このアシカの銅像も入場料を払わないと見られない。
ね、後ろ真っ白でしょ??
本来なら海が見えるんだよ。

洞窟へはエレベーターで降りる。
地上(といっても山の斜面にある場所だからかなり高い)から約70m降りて海面近くまで行く。
洞窟内は暗いけどきれいに舗装されていて展示物があり、アシカが見える場所もしっかりしたフェンスがあって絶対に落ちないようになっていた。
これは安心。
もちろんフェンスの向こうは岩だらけで、更に何メートルか下の岩にアシカがいっぱい!
泳いでいるアシカも数匹。
この洞窟からフェンスとは反対側に階段があるんだけど、そこを登るとさっきの灯台の見晴らし台だった。
でも霧で灯台なんて見えやしない

山の上でエレベーターと反対側に行くと、アシカの見晴らし台がある。
こっちは崖の下の岩場にアシカがごろごろ。



…ここまで固まって寝られるとちょっと気持ち悪い
まぁ、こっちはメインのアシカがちゃんと見れたからいいかな??

この後は見るところがないのでそのままフローレンス経由でユージーンへ。
水族館が一番楽しかったなぁ。
今度はしっかり晴れている日にフローレンスから北上して灯台とアシカを見に行こう!
水族館から海沿いを走るのは止めておこう。

一泊二日の小旅行

2008年07月03日 | Family
水族館に行った日は、そのままニューポートに一泊。
長距離ドライブが苦手な日本人Shantiaですから

水族館の隣にはオレゴン州立大学の海洋学部の建物があり、そこの訪問者科学センターは無料で一般公開されている。
せっかく遠出してきたので、その科学センターにも立ち寄ることに。
中はあんまり広くないんだけど、水族館とはまた違った楽しみ方が出来る場所だった。
研究道具とかも置いてあったし。
ここでお嬢さん方、特にティアを惹きつけたのがいわゆる
ふれあい広場



こうやってヒトデやイソギンチャクが触れるのだ。
てんとう虫や青虫大好きで触らずにはいられないティアは迷いもなく触る

かかさまがそんなティアを見てぼそっとこう言った。

「ティアちゃんはさぁ、虫やああいった生き物は平気で触れるのに、なんで水や階段が怖いわけ?!」

それは私が知りたいです

45分ほど科学センターにいたんだけど、外にでてビックリ!!
さっきまできれいに晴れていたのに、外はすごい霧



ちょっと先は真っ白!
私たちが渡らなきゃいけない橋の上も真っ白!!
実際渡ってみると、真っ白の世界を走っているようで異様だった。
地元の人曰く、暖かい日に曇ったりして冷えた空気が入りこむとこうやって霧が発生するらしい。
いや、それにしたってすごすぎる!!
特に橋の上が一番すごかった!
海から来るんだって、このすごい霧。

この日のディナーはお寿司
港沿いの通りにある
『Sada』
っていう日本食レストランに行った。
この通り(上の写真が通りの端の方)、すっごく港町らしい雰囲気でちょっと素敵だった。
魚くさいし(これは子供達に不評だったが)、町並みがとにかく昔からあるような港町風。
レストランの女将さん(?!)はニューポートに住んで30年になるという福岡出身の女性だった。
おかげでかかさまも日本語で注文したり世間話したり、と意外な時間が過ごせたと思う。



ちょっと暗いけど…。
普通の醤油と減塩醤油をかぎ比べるShantiaの図。
そんな図を写真に収めるジョセフ君って…。

この日、泊まったホテルは
Days Inn
という格安ホテル。
アメリカはこういうホテル(こっちではモーテルっていうんだけど)が結構多くて、プール付きだったりジャグジー付きだったり、と安い割りに結構リラックスできる。
私たちが泊まったところはジャグジー付き。
だからちゃんと水着持参で行きましたよ!!
久々の肩まで入れるお風呂に満足、満足

大人が3人だったので、部屋は2部屋予約した。
各部屋にクイーンサイズベッドが2つある部屋で、一つはかかさま&娘達、もう一つは坊ちゃん達&パパママ。
ホテルに着くまではお嬢さん方は
「ママと同じ部屋がいい~」
と言っていたのに、実際最初の部屋に入った途端(隣同士の部屋です)、
「こっち、おばあちゃんとシャーちゃんたちの部屋!!」
だって
マイキー&アレックスもドアが開くたびに隣の部屋を訪ねに行くし、シャーちゃん&ティアは夜遅くまでテレビを見ても怒るママがいなくてバケーションを満喫したと思われる。
ジョセフ君と私もゆっくり話をする時間があってよかったなぁ。

たまにはこういう時間が欲しいよね。

水族館

2008年07月01日 | Mainland
週末に一泊二日でオレゴン州の海岸沿いの町Newportに行ってきた
なぜ一泊二日かというと、片道2時間車に乗っていかなきゃいけない場所にある水族館を見て、遊びつかれたあとにまた車で2時間かけて帰るのが非常にイヤだったから。
どうせ遠出するならその際、いろいろ見ていこうとも思ったし。

で、この小旅行のメインは

Oregon Coast Aquarium

つまり水族館
一応、全米10大水族館の一つらしい。
天気が良かったから、すごく夏休みらしい時間だったね。

じゃ、水族館での写真をちょっとご紹介

まずこれっ。



世界最大のカニだそうだ。
しかも生息は日本近隣の海。
なんかちょっと不気味な水槽に青光りしていたんだけど、かかさまと二人で
「…あれおいしいかなぁ?あの長い足にどれだけ身が詰まってるんだろうねぇ??」
と日本人らしい(?!)ことを言っておりました

この水族館には水中トンネル(?!)もあって、魚達が頭上を泳いでいくのが見える。



妙にかわいいエイ。ちなみにサメを下から見ると妙に弱々しかった
私はこのトンネル、好きだったんだけど、マイキーは頭上をサメが泳ごうが何しようがお構いなし。
さっさとトンネルを抜けて外に行きたい
逆にアレックスは、ちょっとトンネルの壁の前に立たせると、目の前をサメが泳ぐもんだから、思わず後ずさり



後ろのキラキラ(見えるかなぁ??)、フラッシュで反射した魚の目。
星のようだねぇ
魚は見えないのに、目だけ見えるってどうよ?!

水中トンネル館を出ると、アイスクリームスタンドがあった。
ここで子供達がおばあちゃんにおねだりし、アイスクリームタイム



アレックスの分は買わなかったんだけど、姉達&おばあちゃんにしっかり分けてもらって満喫してたねぇ。

この後、子供広場でしばし子供達がエネルギー発散



金色の巨大カメに乗る子供達。
こういうカメが本当にいるなら竜宮城も夢じゃないかもねぇ。



イルカかアシカに乗る子供達。
実はこの写真に子供達4人全員が写ってる。
さぁ、探してみよう!!





見つかった??
分からない人は影に注目。隠れている人が見えるはず!!

どこまでもマイキーです

この後、子供達がお腹が空いたと訴えたので、水族館内のレストランへ。
こういう場所はお値段が親切でないのがお決まり。
だから子供達が落ち着く程度のものを注文。
そのうちの一つが

Fish & Chips

白身魚のフライとポテトってことだね、つまり。
これにレモンがついてきたんだけど、ラティア嬢が
「レモン好き~
と言ってそのままパクッ



見てるこっちがすっぱくなる。
でもやっぱり好きらしい、ずっとこうやってなめてた。

レストランを出た後、私が一番楽しみにしていた時間。
それは…

ラッコの餌やり

餌をあげるのはもちろん飼育員さんなんだけど、一度見てみたかったのよねー、ラッコが貝を食べる図を。
3匹のラッコがそれぞれの飼育員さんのところに泳いでいき、貝を1個ずつもらっては食べ、もらっては食べ、を繰り返していた。
貝はすでに開けてあったからおなかでコンコン叩いて割るのは見れなかったけど、それでもすっごくかわいかった



一人の飼育員さんはサービス精神旺盛で、貝を観客側に投げてくれたり(もちろんラッコは泳いで追いかけてくる)、貝を手渡しでラッコにあげたり、とラッコのかわいさをいっぱい見せてくれた。



食後のデザートのカニ。
カニが出るともう後がない、と知ってるらしい。
飼育員さんを離れて自由気ままに泳ぎながら食べていた。
貝のときはずっと飼育員さんの横で食べてたのに

水族館を出る前に子供達は記念コイン作り。
50セントとペニー(1セント)を入れると、ペニーに水族館の絵が印刷されるというもの。
アメリカの観光地には結構ある定番物。




4時間ほど楽しんだ水族館、私のお気に入りはやっぱりラッコ!
あとはあの水中トンネル。
シャーちゃんはタコをずっと見たいと言っていたけど、実際にタコの前に行ったらあまり感動するものでもなく(岩に隠れてたし)、ほぼ素通りだった。
アレックスは海鳥とアザラシだな。ずぅっと見てたし。

家族が多い我が家は2回行けば元が取れる年間パスを買ったので、また今度行かなきゃね!!