ちいさなおしゃべり

Shantia家のメインランド生活日記

オリンピック体験

2008年07月05日 | Event
来月にせまった北京オリンピック。
なんと今、ユージーンでは陸上のオリンピック選手選抜競技会が行われているのだ!!
先週末から2週間イベントが行われている間、ユージーンの人口も一時的に8万人増だとか。
競技会場はジョセフ君が通うオレゴン大学敷地内の競技場。
オリンピック選抜競技は全てチケットがないと現場では見られないんだけど、7月1日&2日は選抜会はお休みで、代わりに
オリンピック体験競技会
が行われた。
参加費は無料。
一日目が1~12歳、二日目が13歳以上。
この一日目に我が家も参加してきた

ユージーン市内外からいっぱい人が集まってきたから競技場に入るのも一苦労。
入り口では競技が行われる年齢順に呼ばれるんだけど、その年齢じゃない家族も入り口に立って待ってるから中々入れない

最初の競技は
1歳児60m走
7歳児100m走

我が家からはアレックスとシャーちゃんが参加。
なんとか人込みを抜けて中に入ると、ちょうど7歳女子の最後の組が整列していたところだった
慌てて並ばせてもらいましたよ。

その頃アレックスはというと…



人生初のレースの準備中。
実はこっちも着いたときには1歳男子がちょうど終わった時だったので、アレックスは2歳女子の最初の組で走った
しかも、レースで思いっきり泣きましてねぇ
ばっちり中継カメラに撮られてました
2歳でもなければ女子でもないのに…。
でもレース完走後に参加賞リボンをもらうと…



泣いてたことは忘れた。
ま、1~2歳児でまともに走ってた子なんていなかったけどねー。
みんな親に連れられて歩いてる感じ??

この競技場、巨大スクリーンが2台あり、本格的なテレビカメラ&音声さんが至るところにいた。
客席の上にもカメラステージがあって、とにかくすごい!!
このスクリーンに映し出されると、小さい子供達でも立派な選手に見えるからあのマジックは素晴らしすぎる!!
やっぱりプロの競技会を撮ってるクルーが撮影してくれてるからねぇ、すごくないわけがないよねぇ。
私はあれが一番興奮したねっ!!

さてマイキーも3歳男子の60m走を走り、男性陣は競技終了。
後はティアの5歳女子60m走と7歳女子400m走。
ってかね、今回我が家の子供達が早く走るとは全然思わなかった。
なぜなら、このイベントに出掛ける前、予想以上にばたばたして家に戻る時間がなかったのだ。
で、会場についてはっと気付いた。



うちの子達、みんなサンダルだ…

陸上競技会にサンダルで参加する選手がいるか?!
それを指摘すると、ティアは60m走を裸足で走ることにした。

驚いたことに!!
レースの前半、なんとティアがトップだったのだ!!
後半は3人くらいに抜かれて結局は参加賞リボンをもらったんだけど、レース終了後のティアの第一声。

「…ティア、もう少しで1位だった」

本人もすっごくビックリしてたね
シャーちゃんも
「ティア、ビリじゃない!!」
って興奮。


こちらは400m走を走るシャーちゃん。
400mだとトラック1周で、結構長いんだよね。
最初は早いグループにいたんだけど、持久力がないシャーちゃんは抜かれちゃってねぇ。
遅いグループで3番目くらいだった。
ってかさ、途中で後ろを気にして振り向いちゃあダメだよ!!

競技場の隣には
Youth Clinic
って言って、プロの選手達が子供達にスタートダッシュ、ハードル、槍投げ、砲丸投げ、走り幅跳び&高飛びを体験させて指導してくれるというコーナーがあった。
で、お嬢さん達も参加したんだけど…

ハードルに挑戦したティア、ハードル間が狭すぎて走ることが出来ないもんだから思わず…



両足で越えてみたッ!!

すると、



背の高~いプロにしっかり目撃され指導を受けることになったティア&シャーちゃん

「ハードルというものはだねぇ、片足ずつ越えるんだよ、ほらこうやって!」

しっかり指導されているのに、知らない人とは目を合わそうとしない二人。
その後もちょっとレクチャーされていたんだけど…



気付くと背後から3~4人のプロのカメラマンがパシャパシャ写真を撮っていた
…有名人らしい。

この人以外にもう一人。プロのカメラマンが付きまとい、一般人がサインを求めたり一緒に写真を撮ってもらっていた人がいた。

「…誰だろうねぇ、あの人。相当有名らしいけど全く分からないねぇ。
ま、有名らしいから一応娘達と一緒に写真撮らせてもらおうかな?
あとで誰か分かるかも知れないし」

と思っていたら、12歳くらいの女の子が背後で

「写真撮って!!
私とカールルイスを一緒に!!」

と興奮して叫んでいた。
…カールルイス、そりゃあ有名だわ。
誰だかはっきりしたところで



改めてカールルイスと。
ちょっと帽子が影になってますが…。
ちなみにもう一人の有名人はラファージョンソンという、オリンピックメダリストでした。

イベント会場には食事を売っている場所もあったんだけど、やっぱり高い!
なので、かかさまがお弁当を作ってくれた。
でもオリンピック選考会場とあって、テロ防止対策の警備がとにかくすごくて、セキュリティーゲート内には外の食べ物持込禁止。
だから、セキュリティーゲート前の芝生でピクニック♪



かかさまの作ってくれたお弁当、懐かしい~!!
おにぎりに、卵焼き、ウィンナー、りんご、アメリカンチェリー…。
簡単なものばっかり、とかかさまは言うが、かなり日本らしくて嬉しかったねぇ。

ちなみにマイキーが着ているTシャツは体験競技会に参加した子供達全員にナイキから参加賞として配られたもの。
だから我が家、4枚あります。
ナイキのTシャツが。
後ろにナイキのマーク、このイベントのマーク。

ピクニック後、マイキーがYouth Clinicに挑戦。
この坊ちゃん、レースは遅かったものの、とても気に入ったらしくまだまだレースしたいと言っていたので、Youth Clinicで我慢してもらうことにしたのだ。
もうね、炸裂しすぎ
お嬢さん方がいまいちやる気なく参加したのに対し、全ての競技を全力で成し遂げたマイキー。
男の子だなぁ、と実感したね。



槍投げを体験するマイキー。
投げているのはプラスチック製。
指導をしっかり聞いていた姿には感動
砲丸投げもしっかり指導に従って上手に投げていた。
ビックリね。

で、マイキーが一番気に入ったのが姉ティアがメダリストから指導を受けたハードル。



何回も何回も飛んでいた。
Tシャツには『STOP ME』と書いてあるが、誰にも止められない!!

いやぁ、珍しいイベントに参加できて楽しかったよ。