ちいさなおしゃべり

Shantia家のメインランド生活日記

大学課程終了~!!

2007年04月23日 | School
金曜日、ハワイ語のファイナルがあり、これで全大学課程終了~





いや、正しくは『Take Home Final』が出されたからこれを提出するまではまだ終わらないんだけどさ

秋学期から読み始めた物語『Kalapana』をギリギリで読み終えて、クラス全員大満足 初めて最後まで話を読んだんだよね
でもみんなファイナルに対する気力は皆無に等しかった。そしてこれはクムもほぼ同じだった 402になるとこんなもんかね?!

最後の授業である水曜日、クムがこう聞いた。

「ファイナル、何したい?」

生徒5人、みんなそろって

「Paina=パーティ」

これに対しクム、

「OK。じゃ、Painaと…ま、なんか少しHoike=テストするか」

テスト当日の金曜日、みんなそれぞれ何か食べ物を持ってクラスに集合。私は"そうめんサラダ"を持っていった。本当は"ロコ風カリフォルニア巻き"を持っていくつもりだったんだが、FOODLANDのシーフード売り場の品揃えがゼロだったので、急遽変更したのだ

時間通りにやってきたクムは、

「ごめん、奥さんが今ヘルスセンターで指のデキモノを取る処置受けてるから一緒に行って来る。すぐ戻ってくるから復習でもしとけ」

と言い放ち、去っていった。残された生徒5人、最初は少し内容を確認したりしていたんだけど(もちろんみんなで。黙ってやるわけがない)、途中で世間話に華が咲き、テスト直前の態度とは思えない様子になった。そのとき撮った写真が上の写真 ずっとクラスメートをやってきたから、もう"Ohana"同然。

20分後、クムが戻ってきた。手ぶらで

「え~っと…『Take Home』な。1週間後に提出してくれ。パート1が話の要約、パート2はオリジナルHo'opapa(古典ハワイ流なぞなぞ)作成。さ、Painaを始めるか」

ということで、Paina開始。自然と生徒5人&クムが輪になって座り、ポケやらシェーブアイス、ポイなど持ち寄られた食事を食べながら再び話に華が咲く

2時間ほど食と話を楽しんだ後、解散。ハワイ学、やっぱり楽しい!!
これで学生生活も終了(いや、だからファイナルが…)。
これからは主婦&母(&フラダンサー)に専念できますな。しばらく使っていないオーブンを活躍させなくちゃ

メリーモナーク☆余談

2007年04月22日 | Hula/Tahitian
メリーモナーク参加の旅で気になったことが二つ

一つ目は、ホテルのエレベーターの遅さ
本当に遅い!!6階建てのコンド兼ホテルだったんだけど、エレベーター待てど暮らせど来ない 階段を使った方がよっぽど早い、と気付くのに時間はかからなかった。しかも海側のエレベーターは防犯のために夜9時から朝4時まで運休になるんだが、連夜日付が変わる前後までバタバタしていた私達には不便だった。特に私の部屋&Laniの部屋は共に海側エレベーターのすぐ隣。部屋の行き来をするのにわざわざ山側のエレベーターに行くのはいやだったわぁ。

二つ目は、食事時間の不規則さ
いや、"規則正しい"といえばそうだった。

朝ごはん:午前8時
昼ごはん:午後1時
夜ごはん:午後11時(最終日は午前12時半)

普段の生活で午後8時以降に夜ご飯を食べることが絶対にない私にすれば非常にすごい食事時間。

そして一つビックリした出来事。それは土曜日の午後。ナホアとルームメートのクリスタが車を会場に移動させる、といい出て行った。その10分後、ちょっとスナックを買いに行こう、と部屋を出た私。すると廊下にまだ二人がいるじゃないですか しかも二人の横には80歳くらいのおばあちゃんが横たわっている
「ど、どうしたの?!」
と聞くと、ナホアが
「このおばあちゃん、めまいがするって言ってここに寝転んでるの。この部屋(目の前)が彼女の部屋らしいんだけど」
おぃおぃ!!クリスタが呼びにいったらしいホテルのフロント係がやってきたんだがあまり役に立たず。とりあえず息子(どうやら一緒に住んでいるらしい)に連絡する、と言ってその場を去っていった。ナホアがなんとかおばあちゃんを座らせて、
「はい、しっかり息を吸って~、吐いて~」
と指示。でも二人とも会場に車を移動させないといけないので、その場に私が留まる事に。このおばあちゃん、私に3回
「オアフにいる息子は6人人を雇ったのよ。だからやっと休みがもてるようになったの」
を教えてくれた。
結局その場に約20分ほどおばあちゃんと座り、ようやくおばあちゃんが動く気になったのでお役目終了。ホテルのフロント係は戻ってこなかった

ついでに。ケオララウラニがメリーモナークでヒロ入りすると必ずアイスクリームデーがあるんだそうだ。今年は金曜日の午後だった。こんなにも恒例になっているのがおもしろい。

そしてアイスクリームと言えば!ヒロ空港にあるレストラン(バー?!)にもアイスクリームがあるんだけど、店員さんによってカップに入れてくれる量が見事に違う!
最初にアリッサが買いに行き、上品にカップに盛られた『マンゴー味』のアイスクリームを持ってきた。
"じゃあ私も"
と『バニラマカデミア』のアイスクリームを注文したShantia。お金を払っているときにちょうどロコの兄ちゃん店員が戻ってきた。なのでレジのAuntyはその兄ちゃんに
「あ、このお客さんにバニラマカデミアよろしく!スモールカップね!」
と頼んだ。
1分後、奥から戻ってきた兄ちゃんの手にはてんこ盛りのアイスクリームが

そのカップを持ってテーブルに戻ったときのみんなの反応。

「何それ?!アリッサの倍はあるんじゃない?!」
「それとアリッサのが同じなの?!」
「おばちゃんと兄ちゃんの違いって大きいわねぇ」

…確かに2倍かも?ヒロ空港でアイスクリームを買うときは店員さんに大きく左右されるのでご注意!!

メリーモナーク☆帰路

2007年04月22日 | Hula/Tahitian
大興奮の次の日の朝は7時半起床。8時からみんなで朝食を食べるためにレストランへ。今まではホテルでケータリングだったんだけど、今回はレストラン。
『Hanahou Kuhio Grill』
とかなんとかいうちょっと有名らしいお店だった。

中にはいってそれぞれ好きなものを注文し、待ち時間におしゃべりに華が咲く


みんなで朝ごはんを食べた後はホテルに戻りパッキング。12時にチェックアウトして、そのままヒロ空港へ ホテルから空港まで約5分。会場までも約5分だった。いい場所ねぇ。

この写真からは想像できないだろうが、この日のヒロ空港はものすごく賑やかだった。いろんなハラウが帰途についてるし、たくさんの観客も帰途についてるし、でとにかく人がいっぱい。

私達のフライトは4時だったので、時間つぶしにレストランに入ることになった。それぞれがみんなとくつろいでいると、レストランの外にとある人物を発見。
ジョージ ナオペ
一瞬、カネオヘメンバーはお互いに顔を見合わせた。実はAuntyはUncle Georgeが苦手である。苦手っていうか…"できるなら関わりたくない"が正解かなぁ?
そんなカネオヘハラウメンバーの心配をよそにUncleはゆっくりと歩いてレストランに入ってきて、Auntyに近寄っていった。そのとき初めてUncleに気付いたAunty。二人が挨拶を交わして会話する様子を横目で見守るカネオヘメンバー。その様子の方がちょっとおもしろかったりもする

ある程度時間を潰したらセキュリティーゲートを抜けて搭乗準備。カネオヘ子持ち組がお土産を買いに行くと言うので、一緒にお土産さんに行きお土産を買った。ジョセフ君には名前入りボールペン、娘達にはTシャツといぬのぬいぐるみ付きポシェット、マイキーには音がなる飛行機。アレックスは母がお土産ってことで マイキーに買った飛行機、これが思ったより高性能でねぇ。音は本物みたいだし、チョロQのように走るんだけど、途中で加速するんだよ?!買った母が気に入った

その後、ジョセフ君に
「もうすぐ飛行機に乗るよ」
と電話すると、
「出来るだけいっぱい写真撮ってくるんだよ」
との指示が。なので、水曜クラスのアラカイLaniと写真と一緒にパシャッ

彼女、このブログに頻繁に登場してるからねぇ

帰りの飛行機、隣の席は行きと同じでTeだった。縁があるねぇ、と二人で笑ったものだ。
(Teはモデルもやっていて、日本のトイレットペーパーかトイレの芳香剤かのCMに出てるんだって。上の写真の真ん中がTe。見たことあるかなぁ?)

ホノルル空港について降りる準備をしていると、前に座っていたUncle Wa'a(ハラウのコクア)が降りるために立ち上がりその勢いで頭上の『乗務員呼び出しボタン』を頭でプッシュ 私もTeも小声で大爆笑 Uncleの横に座っていたAunty Alohaは呆れ顔だった。

無事にオアフに戻り、荷物を受け取った時点で解散。こうして私の最初のメリーモナークが無事に終了したのであります。

メリーモナーク☆アウアナ

2007年04月21日 | Hula/Tahitian
いよいよ私達のハラウのアウアナの出番!!まずミュージシャンがスタンバイ、そして7人のフラシスター達がステージ横にスタンバイ。ハラウ席で見守る6人+コクアがドキドキ。一緒に緊張してどうするよ?!

音楽が始まり、アウアナの演技が始まった。
「あ、Laniのドレスちょっと長い!踏まないでねぇ
そんな私の心配とは反対にきれいに踊ってくれる7人。
今回の曲、
Ipo Poli Anuanu
にはとってもとっても感情が込められている。自分にとって大切な人を思いながら踊るようにと練習の度に言われ、実際カーラなんかは練習中に感極まって泣いた事もある。とにかく今年は『Motion=動き』よりも『Emotion=感情』重視だったので、この曲に対する思いは強いわけ。
それだから、ステージの上で踊る7人を見ながら感極まって涙が出てきた
踊り終わったときに歓声をあげなきゃいけなかったんだが、涙涙でそれどころではない 7人が退場すると同時に私たちも裏に回って控え室へ。みんなとハグして感動を分かち合う。涙目のShantiaを見てLewaちゃんに

「あ~、Shantia!私の方見ないで!!私まで泣けてくる!!」

と言われた エレンは

「踊りながら泣かないように必死だったわぁ。"泣いたらブサイク、泣いたらブサイク"って暗示をかけてたの」

と言っていた。やっぱり『感情』がこもってるわ、この曲は。

落ち着いたところでみんなでハラウ席へ。残りのハラウのアウアナを観戦。
その後はとっても楽しい『結果待ち時間』。みんなステージを終えてリラックスしてるし、音楽に合わせて歌ったり踊ったり。

突如始まった会場全員での大ウェーブがとにかく楽しかった。最初の2回はケオララウラニも『波』になったんだが、3回目&4回目は周りが波になっている中、その波に乗る『サーファー』になりすました私達。みんなが上にいく中、ケオララウラニみんなで横にすべり落ちて大笑い
何度もメリーモナークに出場しているクヒでさえ、
「あ~、あの大ウェーブ、とっても楽しかったよねぇ。今までで一番だなぁ
とコメント。
カメラが来れば笑顔で手を振るし、ピリピリした雰囲気が全く感じられないこの時間は本当に楽しかった。

メリーモナークに行く前によく聞いたのは
「練習がどんなに辛くて"もう絶対にするもんか"って思ってもステージで踊った後は"またやりたい"って思うのよね」
だった。でも正直言って、カヒコを終えたとき、そんな気持ちは感じなかった。確かにステージは楽しんだし、メリーモナークの舞台に立てるのはとってもおおきな祝福だと思った。でも本番直前のピリピリ(特にAuntyとKeola)はすごく辛かった。
"コンペティション、私には向いてないかも。ストレスと付き合うの苦手だしなぁ。これっきりにしようかなぁ"
って本気で思ってた。
でも!!この『結果待ち時間』!!私はこれを楽しむためにまた来年メリーモナークに挑戦したい、と心から思ったね。フラシスターとあんなに笑い転げることってそうないよ?!会場全体の雰囲気がとにかく楽しい!あのためなら辛い練習&ストレスも乗り越えられるわ、うん。

メリーモナーク☆3日目の出来事

2007年04月19日 | Hula/Tahitian
土曜日は再び早朝リハーサル。なので朝4時起床。前日寝たのが12時過ぎだったので睡眠時間は短い。
アウアナに出ない組もスカートを持って会場へ。
ここから一騒動起こることになる。

私を含めた6人は月曜日の時点でアウアナラインから切られることを告げられていた。今年どうしても入賞したいAuntyの夢を叶えるためにラインを切るのが必要だったのだ。Auntyは何度も私達6人に
「あなた達が下手だとかじゃないの。でもあの7人は私が見たことないくらい息を合わせて踊るのよ。どうしてもあの7人でアウアナをしたいの」
と伝えた。この説明を受けたとき、一人欠けていた。コナ出身のカプ。彼女はAuntyとの電話でアウアナラインが切られ、7人で踊ることを知ったらしい。でも自分が切られるとは思っていなかったのだ。会場についてAuntyと7人のダンサーはステージへ。切られた6人はステージ横のイスに腰掛けた。カプはどうするんだろう、と見ていたら彼女はステージへ。
最初、配置などの調整をしていたんが途中でAuntyが
「次はこの7人で踊らせるからカプはちょっと抜けてて」
と言った。カプはステージの前方に立ち、7人が踊る様子をとても悔しそうに見ていた。しかも途中で涙まで出てきた 

ステージ上のダンサーが軽い調整に入ったとき、Auntyが私達6人の方にやってきてこう言った。
「あなた達!!"ネガティブ"なオーラを出すのはやめてちょうだい あなた達のせいでここまでに45分かかったじゃない!! ほんとはね、みんなをラインに戻そうと思ってたんだけどやめたわっ。マイレレイを持ってる人だけステージに登って!!」
…調整に時間がかかるのは私達のせいじゃあないでしょう??しかもAuntyの夢のために7人に削ったはずなのにマイレレイをたまたま持ってきたからライン復帰ってどうよ?! 車の中にマイレレイを忘れた私は他の3人と一緒にステージの前から見学。マイレレイを持っていた二人はカプと一緒にラインに戻り、ステージには10人のダンサーが立った。そして早朝リハーサルは10人のまま終了。

帰りの道、私はカプと同じ車だった。運転手の他に切られたメンバー二人、復帰したメンバー二人。カプはとっても興奮した様子でこう言った。
「Auntyは8人っていうのがイヤなのよね。顔にも書いてあったわ。だからエミリー達がもしAuntyのレベルに達さないなら私も一緒に切られちゃうのが目に見えてたわ。心の中で"全力で踊るのよ~!!"って何度も思ったわぁ。よかったぁ、10人になって」
…あんた、同じ車内に復帰しなかったメンバーがいること忘れてない?!

納得がいかないままホテルに到着し、私は部屋で休憩。しばらくしてルームメートのクリスタが戻ってきた。彼女はマイレレイを持っていたために今朝復帰したメンバーの一人。クリスタはこう言った。
「Auntyはやっぱり7人でアウアナをすると思う。私とエミリーはラインに復帰しないと思うわ」

それから15分後、緊急ミーティングの召集がかかった。全員がそろうとAuntyはおもむろに
「今夜のアウアナ、やっぱり最初の7人でやるわ。ごめんなさい」
復帰した2人を含めた6人は妙に落ち着いて納得したんだが、一人納得できないメンバーがいた。カプ。Auntyが言いたいことは全て今のうちに言って、と言うと切られたメンバーほとんどが
"今朝のダンサー復帰の方法は納得できなかったけど、7人で踊るというのは賛成。それがAuntyの夢を叶える方法なんだし"
と言う中、カプは
"今朝の練習で全然エネルギーをもらえなかった!がんばって私はエネルギーを周りに送ろうとしたのに受け取ってもらえなかった!"
と涙ながらに訴えた。

ミーティング終了後もカプはルームメートに涙ながらに訴え、仕舞いにはスーツケースを詰めだしてホテルを後にした しかもAuntyには何も言わずに。

事前に知っているのとその日に言われるのではこんなに違うのね、と実感した出来事だった。

メリーモナーク☆2日目

2007年04月19日 | Hula/Tahitian
金曜日は早朝リハーサルがないので朝7時半起き。でもシャンプーは出来ないので、いまいちさっぱりしない。シャンプーどころか髪の毛にブラシを通すことも無理。前日の三つ編にカーラーが巻かれた状態で寝て、そのまま。まぁね、みんなそうだから気にはならないけど。

朝ごはんを食べ、まず新聞を買いにホテルのフロントへ。もちろん1面は見事にMiss Aloha Hulaに輝いたKeonileiなんだけど、中を見てみると候補者全員の写真が。しかも!!
Lewaちゃんの写真が一番大きい~
これにはハラウメンバー、大興奮!!なんせ表紙のMiss Aloha Hulaよりもデカイ写真が載ってたんだもん。イェ~イ、Lewaちゃん

その後、3列目のメンバーで4階の一室に集まってラインの確認。このとき、コナ出身のカプが何かにつけて私を批判してきたのだ。そりゃあね、これが最初のコンペティションで経験が全くないのは認めるさ。でも、1月からの練習、一回も休まずに参加してるんだからオリがどういう風に進むかとかはしっかりわかってるんですけどねぇ。カプの方が練習参加回数が極めて少ない分、オリはメリハリがずれてるじゃん それが非常にイヤになって3列目ミーティングの後、5階のエレンの部屋に非難。エレンも3列目なんだけど、彼女は非常に話しやすくて気が楽になる。エレンの部屋にはLaniもいてくつろいでいた。そこに、
「ここでちょっとくつろがせて」
と言う私に、二人して
「何、何?!何があったの??」
と心配&興味深々の二人。二人と話して気が非常に楽になった。ふぅ。

リハ無しで本番かと思いきや、お昼過ぎにホテル1階のエレベーター前にパウスカートを持って集合との指令がかかった。行ってみると、ホテル1階の倉庫前に整列させられてオリ。
「…一体何に向かって私達はオリを唱えているんだろうか
と疑惑を抱いていたShantia。すると私達のオリが終わると同時に倉庫の中からオリが返ってきた そしてドアがギィーと開き、中に入るとそこはハラウだった 
こ、こんなところにハラウが…。
そのハラウ『Halau Hula 'O Kahikilaulani』で2,3回カヒコの練習。

練習の後、部屋に戻ってシャワーを浴びていると(もちろんシャンプーは厳禁ですっ)、電話が。シャワーが終わってから表示を見てみるとLaniからだった。なのでLaniに電話 すると、
「Shantia~、私の部屋に来て~」
とのこと。ドアをノックするとLaniが出てきて、

「今Keolaが眉を整えてるけど、Shantiaもどう?それともそれはあなたの宗教に反するのかしら??」

いや、そんなことはないですけど…。中に入るとKeolaがカーラの眉をワックス&毛抜き&顔用かみそりで整えていた。どうやらKeola、これ得意らしい。カーラが終わった後、私の番になりKeolaの手にかかるShantia。自慢じゃあないが、私あまり眉は触らない。ってかどうすればいいのかわからないので放っておいている。Keolaがワックスをペタペタつけ、
「で、Shantia。シャーちゃんのときは陣痛何時間だったの?」
と聞いてきた。
「えっと~、13…」
と言いかけたとき、Keolaが思いっきりワックスをベリッ
ギャー!!
「…時間

そんなに痛くはなかったんだが、本当に予想しなかったときにベリッとされたので思わず絶叫。Lani&Keola大爆笑
Keolaの手によってきれいになった眉。それを見てLaniもKeolaも妙にはしゃいで、
「ちょっとぉ、Shantia、ダンナがビックリするかもよぉ これで帰ってすぐに5人目妊娠したとか言わないでねぇ」
それはありえない

あの人達、おもしろすぎる…。

メリーモナーク☆Miss Aloha Hula

2007年04月18日 | Hula/Tahitian
我がハラウのMiss Aloha Hula候補のLewaちゃんはルームメートのTeとKeola、クヒをヘルパーとして会場入り。残りのダンサー達は観戦するためにハラウパスを持ってハラウ席へ。このときの服装はハラウ指定のシャツ&黒のパンツだったんだが、頭は大量の三つ編、人によってはその三つ編をカーラーで巻いた状態。現にLewaちゃん、ホノルルからの飛行機にブルーのカーラーを頭に10個くらいつけたままで乗ったから。他のハラウはハラウでおそろいの素敵なドレスを着て正におめかしって感じなんだが、うちは…。

(三つ編、見えるかしら??)

Lewaちゃんの出番は10人中3番目。ヘルパーをしていたTeとKuhiもLewaちゃんの出番のときは戻ってきて一緒に観戦。KuhiはKeolaから写真を頼まれていたので途中で1,2枚ほどパシャ。ウリウリを使ったLewaちゃんのカヒコ、とっても上手で、ハラウメンバーみんなで大拍手
Lewaちゃんのカヒコが終わると、ヘルパー二人はまたお手伝いのために控え室に戻り、残りのメンバーはハラウ席に留まった。

どんなに見ようと思っても後ろからだと見えにくい。そうするとどうしても途中で注意力が飛んでしまうわけよ。現にカムエラのソリストがカヒコのとき、前半の前のコーナーに座ってカラアウをカチカチ言わせながらオリを延々と唱えていたときはもう…。私一瞬意識が飛んでたんだろうね、ふと気付くとまだ彼女が同じ場所に座ってるもんで思わず隣のエレンに
「まだ彼女そこでオリしてたんだ…。私、すっかり彼女がステージにいること忘れてた…」
と言ってしまい、エレン爆笑

Lewaちゃんに『Crown』になって欲しいので、もちろん他のダンサーの出来が気になる。
「あ、このダンサーならLewaちゃんイケル
とか、
「う~ん、きわどいかもなぁ…」
とかね。で、最後のMiss Aloha Hula候補者であるKeonileiがカヒコを披露しているとき、Shantiaは思った。

「…この人が明日の新聞の一面に載ってる様子が想像できるわ…。こう…メリーモナークが『Miss Aloha Hula』に選びそうなフラを踊ってるもん。Lewaちゃんに勝って欲しいけど、多分彼女だな」

と。

カヒコの次はアウアナ。カヒコの時と同様でLewaちゃんの出番のときはヘルパー二人も戻ってきてみんなで観戦。赤いドレスを着てとっても素敵に『♪Ka Pilina♪』を踊ったLewaちゃんにみんな涙目。写真係のKuhiもLewaちゃんに見惚れて写真を撮るのをすっかり忘れていた。
7番目の出場者である『Halau Kealii O Nalani』のアウアナはちょうどお手洗いに行ったので見れなかったんだけど、席に戻ってきたらみんなして、

「…今の衣装はどうかねぇ せっかく技術があるのに、あの衣装じゃ台無しじゃない??生地間違ってるよねぇ。かわいそうに」

と言っていた。ど、どんな衣装だったんだ?!

全員のアウアナが終わり、ドキドキの結果発表。

「4th runner up! Keolalaulani…」

我がハラウのリアクションは、


今年は本当にLewaちゃんに『Crown』になってほしかった。そしてみんなLewaちゃんなら出来ると信じていた。もちろんKeonileiのフラを見たとき、彼女が絶対に取ると思ったけど、それでもLewaちゃんが2位か3位になれるとみんな思っていた。なのに5位…。
拍手も"とりあえず"する、歓声はなし…。ステージに上るAunty&Lewaちゃんにも気力が感じられない…。
Lewaちゃんが表彰された後、ハラウ席にいたダンサーみんなして
「Maelia(クムの名前)が取ったね。絶対Maeliaだね」
と言っていた。現にMiss Aloha Hulaが発表される前にすでにカメラマンみんながKeonileiの前にスタンバイしていたし。それってどうよ?!

帰りの車の中でのトピックはもちろんMiss Aloha Hulaの結果。
3位になった『Mohala Ilima』のダンサーのアウアナにまずみんなの指摘が。
「彼女さぁ、ステップがずれてたよねー!!絶対あそこは"Lele Uwehe"だったはず。なのに彼女ビートとずれてカホロやって最後にちょっとウエヘッだったねぇ。あはは~!!」
次に4位のオラナのステップに対し、
「動きすぎじゃない?あれは"カホロホロホロホロ"?!あっはっは~!!」
そしてみんな口を揃えて、
「絶対Lewaがダントツだったよね~!!」
みんなLewaちゃんのファンですから
個人的にはカムエラのダンサーが2位になったのに驚いた。だって本当に彼女のカヒコはつまらなかった。前から見たら違ったのかも知れないけど、少なくとも後ろからはとにかくつまらなかった。

ちなみに。この夜、発見した裏方さんのお仕事。それは…

マイク係はソリストが動く方向に一緒に動く。
テレビカメラクルーは次のソリストがどこから出てくるのか必死で探す。


ちょっと笑えた。

メリーモナーク☆Miss Aloha Hulaの前に

2007年04月18日 | Hula/Tahitian
キラウエアから帰って来た後はカヒコの衣装のアイロンかけを終わらせ、時間があったのでシャワーを浴びる事に シャンプー&リンスもしてきれいさっぱりになり、同じ階のフラシスターの部屋でくつろいでいた。そこへイプヘケ係仲間のアリッサが来て一言。
「今ね、クヒに会ったんだけど、"あ~!!アリッサ、髪洗っちゃったの~?!洗っちゃダメなんだよぉ"って言われた
…先に言ってよ とりあえず洗ったのがAuntyやKeolaにバレないようにドライヤーで髪を乾かした私達。数分後、もう一人のメリーモナーク1年生エミリーがやってきたんだが、彼女も髪の毛を洗った事が判明。やっぱりね、知らないなら普通洗うよね??ってか、私達それぞれにルームメートがいるのに教えてもらえなかったってどうよ?!

『Miss Aloha Hula』の観戦に行く前に、知らずにシャンプーしてしまった髪をカヒコに向けて三つ編することになった。なんせきれいさっぱり洗ってしまったので、スプレー&ジェルをびっしりつけて三つ編。面倒くさがり屋の私は三つ編9本 丁寧なアリッサは12本。逆にクセがつきやすいカーラは3本。髪質によるのねぇ。

メリーモナーク☆一日目

2007年04月17日 | Hula/Tahitian
木曜日は朝4時起床 4時半に集合して車に乗り込み、メリーモナーク会場である『Edith Kanakaole Stadium』へ。ハラウ恒例の早朝リハーサルというわけ。出場者用の入り口からスタジアムの中へ入る。



思ったより狭い

スタジアム自体もステージもテレビで見るよりずっと狭くてビックリ!!テレビってすごいのねぇ。

早速並んでグループカヒコの練習開始!!一回目はステージの前にAuntyが位置してパフドラムを響かせていたが、2回目は本番通りにステージ後ろへ。つまり3列目センターである私の真後ろにAuntyが座っているのだ。

「これで間違えたらカヒコからも外されるかも…

という嫌な緊張感が走る。更に真後ろでパフドラムをドンドンと叩かれるとステージが揺れるのでバランスが崩れやすいということに気付いた ただでさえ『Eue~!!』でバランスを崩しやすいのに、ステージの振動で更に危うくなったShantia。

グループカヒコの練習の後は、Miss Aloha Hula候補のLewaちゃんのリハーサル。Lewaちゃんのカヒコをまじまじと見たのは初めてだったんだけど、とっても上手 しかも次のアウアナなんて素敵すぎて見ていたみんなも踊っていたLewaちゃんもウルウル 3~4回ほど踊っていたんだが、毎回ウルウルさせられてしまった

5時から7時までのリハーサルの後は一度ホテルに戻り朝ごはん そして再び車に乗って、これまたハラウ恒例のキラウエア訪問。行き道、雨が降ってきて
「まさか雨に打たれながらの訪問になるんじゃなかろうか…
と心配に。
登り口の駐車場についたら、自分で作ったレイを頭、首、手首、足首につけ、サンダルを脱いで登山準備完了。登山道の入り口に整列してまずオリを唱え、山登り。思っていたほど距離は長くなく、
「あ、こんなに近いのね
と拍子抜け。

このとき、まだ空は雲で真っ白だったんだけど、その白い空の下が今まで見えていた山の斜面(歩いている斜面)からグレーに変わったとき、
「あ、
と本気で思ったShantia。そして更に数歩登ったときにそれは海ではなく、火口&反対側のカルデラだと気付いたとき、とってもとっても自分がマヌケに思えた
ライエに長く住みすぎかねぇ?地平線=水平線というのが体に染み付いているらしい

火口見晴らし場所に着いたかと思ったら、そこに張ってあるロープの柵をくぐり更に火口へ近づく私達。この場所、普段は『立ち入り禁止区域』なわけよ、そのためのロープだし。ロープ&火口の間の場所にパフドラムが置かれ、Lewaちゃんのマットがひかれ、まずLewaちゃんのソロカヒコ。そしてグループのカヒコを踊る。山なので地面にはゴロゴロ石があるし、ところどころでっかい石もあって、ここで踊るのは非常に大変だった。
でも『Hula Le'a』の記者さん&カメラマンさんも来ていて、ダンサーが苦労してようがなんだろうがおかまいなしにパシャパシャ。

踊り終わった後は、火口の崖の淵に一列に座り、身に着けていたレイを全て外して持ってきたティーリーフで包む作業を開始。メリーモナーク一年生の私はどうすればいいのか全く??? 運良く隣がLaniだったので、丁寧に教えてもらいなんとか形にはなった。それでも不器用さも混じって一番とろかった私。既に包み終えていたLaniが隣から手伝ってくれたんだが、その様子をすかさず『Hula Le'a』カメラマンが私の頭上からパシャパシャ それはいいのか?!

みんなが包み終わったところで今度は立ってオリをいくつか唱え、最後に包んだレイを火口へ投げる。私のレイ、ペレの怒りに触れないといいけど
この火口のカルデラ、本当に大きくて(ま、世界一大きいのは阿蘇だけど)、あらゆるところから蒸気があがっていてすごく神秘的だった。『壮大な景色』っていうのはこのことだなって本気で思った。
心配していた天気も私達が山を登るころには雨が止み、しかもレイを火口へ投げるころには少し陽がさしてきた。

儀式を終えて山を降りるとき、みんな痛そうに歩いていたんだが、一人妙に平気だったShantia。田舎暮らしで裸足には慣れてるからかしら??

キラウエアだけあっていろんなところに真っ赤なレフアが咲いていてとてもきれいだった。

それにリコも、オアフで見つけるようなピンクっぽい薄い色ではなくて真っ赤!!

(写真の上にあるのがリコ。実ではない)

火山を後にしてホテルへ戻る途中、地元のスーパーへ立ち寄った。この『KTA』というお店、オアフで定番の『FOODLAND』よりずっと質のいいお店でビックリ!!しかもベーカリーセクションが日本のベーカリーのように充実していて思わずケーキを購入。いろいろ迷った挙句に私が買ったのは
Haupia Sweet Potato Cheesecake

これ、めっちゃくちゃおいしかった~ ベーカリーのAuntyが『一番人気』と言っていただけある!!甘すぎず、ちゃんとハウピアもスイートポテトもチーズも味わえる!!ここのところ『Ted's Bakery』は甘いなぁって思っていたので、これはヒット!!

こうして一日目の午前中が過ぎていった。

メリーモナーク☆出発

2007年04月17日 | Hula/Tahitian
水曜日、空港の『Hawaiian Airline Drive Through』に3時集合。空港でドライブスルーっていうのが全くピンと来なかったShantia家はターミナルを2周グルグル 
やっと場所を見つけたところでジョセフ君&子供達にバイバイしてみんなと合流。荷物を預け、『Miss Aloha Hula』に出場するLewaちゃんにレイをかけた。日曜~火曜にせっせと折った折鶴55羽 他のみんなもそれぞれに作ったレイをLewaちゃんにかけ、最後に極めつけ!!で、Keolaからお手製の『Crown=冠』
 
もうみんな大爆笑!! なぜなら今年の我がハラウのLewaちゃんに対する合言葉は

Be the crown! Wear the crown!! You are the CROWN!!!

だから。これはある日のレッスンでKeolaが
「ママはね、みんなに"スター"になって欲しいのよ」
と言ったときにLewaちゃんが
「私は"プリンセス"になりたいわ」
と言った。みんなが笑っている中、Keolaがオフィスからティアラを持ってきてLewaちゃんの頭にティアラを乗せたら、Lewaちゃんおもしろおかしくて思わず涙が その時以来、何かがあると
「Be the crown!!」
の合言葉が使われている。

準備が出来たところでチケットと耳につけるフラワーピースをAuntyからもらいゲートへ。
メリーモナーク1年生3人のうち、コンペティション経験が1回のアリッサと0回のShantiaは今回『イプヘケ係』に。大事な大事なイプヘケは手荷物として飛行機に持ち込むんだが、セキュリティーチェックの時にX線検査から出てきた私のイプヘケはベルトの上を滑り落ちてきて最後にカウンターに軽く「ゴン」と当った
本当に軽くだったんだが、一瞬血の気が引いたShantia。それを見た後ろの搭乗客が
「まぁ大変、Babyが!!Babyに何かあったら大変なことになるんでしょ?」
と同情。さすがハワイのAunty、イプヘケの重大さを分かってますな イプヘケ係は特別扱いになるらしく、飛行機に乗り込むのも最初。

飛行機は一時間弱でヒロ空港に到着。ホノルルと違い本当にこじんまりとした空港だった。みんなの荷物をKeolaダンナが全部見つけて集め、それを数えて用意されていたトラックに乗せる。今回はみんなのスーツケースにポンポンとハラウ特製ネームタグがつけられたのでそれを目印に荷物を探せたのだ。

このネームタグ、表はハラウ名と個人の名前&住所、裏は集合写真。一枚は普通の写真。

もう一枚は
『Be the crown!!』
のポーズで。


レンタルカーに乗り込んでホテルへ。初めてヒロに来たので、ホテルは空港からどれだけかかるのかと心配していたら、すぐ到着。5分くらいだった。部屋の鍵を渡されてルームメートと4階の部屋へ。
ドアを開けてビックリ!部屋にはダブルベッドが一つ そ、そうか、同じベッドで寝るのね…。フラシスターとハネムーンだな

すぐにカヒコの衣装が渡され、ディナーを食べたあとにアイロンかけ。そして10時半に