ちいさなおしゃべり

Shantia家のメインランド生活日記

メリーモナーク☆一日目

2007年04月17日 | Hula/Tahitian
木曜日は朝4時起床 4時半に集合して車に乗り込み、メリーモナーク会場である『Edith Kanakaole Stadium』へ。ハラウ恒例の早朝リハーサルというわけ。出場者用の入り口からスタジアムの中へ入る。



思ったより狭い

スタジアム自体もステージもテレビで見るよりずっと狭くてビックリ!!テレビってすごいのねぇ。

早速並んでグループカヒコの練習開始!!一回目はステージの前にAuntyが位置してパフドラムを響かせていたが、2回目は本番通りにステージ後ろへ。つまり3列目センターである私の真後ろにAuntyが座っているのだ。

「これで間違えたらカヒコからも外されるかも…

という嫌な緊張感が走る。更に真後ろでパフドラムをドンドンと叩かれるとステージが揺れるのでバランスが崩れやすいということに気付いた ただでさえ『Eue~!!』でバランスを崩しやすいのに、ステージの振動で更に危うくなったShantia。

グループカヒコの練習の後は、Miss Aloha Hula候補のLewaちゃんのリハーサル。Lewaちゃんのカヒコをまじまじと見たのは初めてだったんだけど、とっても上手 しかも次のアウアナなんて素敵すぎて見ていたみんなも踊っていたLewaちゃんもウルウル 3~4回ほど踊っていたんだが、毎回ウルウルさせられてしまった

5時から7時までのリハーサルの後は一度ホテルに戻り朝ごはん そして再び車に乗って、これまたハラウ恒例のキラウエア訪問。行き道、雨が降ってきて
「まさか雨に打たれながらの訪問になるんじゃなかろうか…
と心配に。
登り口の駐車場についたら、自分で作ったレイを頭、首、手首、足首につけ、サンダルを脱いで登山準備完了。登山道の入り口に整列してまずオリを唱え、山登り。思っていたほど距離は長くなく、
「あ、こんなに近いのね
と拍子抜け。

このとき、まだ空は雲で真っ白だったんだけど、その白い空の下が今まで見えていた山の斜面(歩いている斜面)からグレーに変わったとき、
「あ、
と本気で思ったShantia。そして更に数歩登ったときにそれは海ではなく、火口&反対側のカルデラだと気付いたとき、とってもとっても自分がマヌケに思えた
ライエに長く住みすぎかねぇ?地平線=水平線というのが体に染み付いているらしい

火口見晴らし場所に着いたかと思ったら、そこに張ってあるロープの柵をくぐり更に火口へ近づく私達。この場所、普段は『立ち入り禁止区域』なわけよ、そのためのロープだし。ロープ&火口の間の場所にパフドラムが置かれ、Lewaちゃんのマットがひかれ、まずLewaちゃんのソロカヒコ。そしてグループのカヒコを踊る。山なので地面にはゴロゴロ石があるし、ところどころでっかい石もあって、ここで踊るのは非常に大変だった。
でも『Hula Le'a』の記者さん&カメラマンさんも来ていて、ダンサーが苦労してようがなんだろうがおかまいなしにパシャパシャ。

踊り終わった後は、火口の崖の淵に一列に座り、身に着けていたレイを全て外して持ってきたティーリーフで包む作業を開始。メリーモナーク一年生の私はどうすればいいのか全く??? 運良く隣がLaniだったので、丁寧に教えてもらいなんとか形にはなった。それでも不器用さも混じって一番とろかった私。既に包み終えていたLaniが隣から手伝ってくれたんだが、その様子をすかさず『Hula Le'a』カメラマンが私の頭上からパシャパシャ それはいいのか?!

みんなが包み終わったところで今度は立ってオリをいくつか唱え、最後に包んだレイを火口へ投げる。私のレイ、ペレの怒りに触れないといいけど
この火口のカルデラ、本当に大きくて(ま、世界一大きいのは阿蘇だけど)、あらゆるところから蒸気があがっていてすごく神秘的だった。『壮大な景色』っていうのはこのことだなって本気で思った。
心配していた天気も私達が山を登るころには雨が止み、しかもレイを火口へ投げるころには少し陽がさしてきた。

儀式を終えて山を降りるとき、みんな痛そうに歩いていたんだが、一人妙に平気だったShantia。田舎暮らしで裸足には慣れてるからかしら??

キラウエアだけあっていろんなところに真っ赤なレフアが咲いていてとてもきれいだった。

それにリコも、オアフで見つけるようなピンクっぽい薄い色ではなくて真っ赤!!

(写真の上にあるのがリコ。実ではない)

火山を後にしてホテルへ戻る途中、地元のスーパーへ立ち寄った。この『KTA』というお店、オアフで定番の『FOODLAND』よりずっと質のいいお店でビックリ!!しかもベーカリーセクションが日本のベーカリーのように充実していて思わずケーキを購入。いろいろ迷った挙句に私が買ったのは
Haupia Sweet Potato Cheesecake

これ、めっちゃくちゃおいしかった~ ベーカリーのAuntyが『一番人気』と言っていただけある!!甘すぎず、ちゃんとハウピアもスイートポテトもチーズも味わえる!!ここのところ『Ted's Bakery』は甘いなぁって思っていたので、これはヒット!!

こうして一日目の午前中が過ぎていった。

メリーモナーク☆出発

2007年04月17日 | Hula/Tahitian
水曜日、空港の『Hawaiian Airline Drive Through』に3時集合。空港でドライブスルーっていうのが全くピンと来なかったShantia家はターミナルを2周グルグル 
やっと場所を見つけたところでジョセフ君&子供達にバイバイしてみんなと合流。荷物を預け、『Miss Aloha Hula』に出場するLewaちゃんにレイをかけた。日曜~火曜にせっせと折った折鶴55羽 他のみんなもそれぞれに作ったレイをLewaちゃんにかけ、最後に極めつけ!!で、Keolaからお手製の『Crown=冠』
 
もうみんな大爆笑!! なぜなら今年の我がハラウのLewaちゃんに対する合言葉は

Be the crown! Wear the crown!! You are the CROWN!!!

だから。これはある日のレッスンでKeolaが
「ママはね、みんなに"スター"になって欲しいのよ」
と言ったときにLewaちゃんが
「私は"プリンセス"になりたいわ」
と言った。みんなが笑っている中、Keolaがオフィスからティアラを持ってきてLewaちゃんの頭にティアラを乗せたら、Lewaちゃんおもしろおかしくて思わず涙が その時以来、何かがあると
「Be the crown!!」
の合言葉が使われている。

準備が出来たところでチケットと耳につけるフラワーピースをAuntyからもらいゲートへ。
メリーモナーク1年生3人のうち、コンペティション経験が1回のアリッサと0回のShantiaは今回『イプヘケ係』に。大事な大事なイプヘケは手荷物として飛行機に持ち込むんだが、セキュリティーチェックの時にX線検査から出てきた私のイプヘケはベルトの上を滑り落ちてきて最後にカウンターに軽く「ゴン」と当った
本当に軽くだったんだが、一瞬血の気が引いたShantia。それを見た後ろの搭乗客が
「まぁ大変、Babyが!!Babyに何かあったら大変なことになるんでしょ?」
と同情。さすがハワイのAunty、イプヘケの重大さを分かってますな イプヘケ係は特別扱いになるらしく、飛行機に乗り込むのも最初。

飛行機は一時間弱でヒロ空港に到着。ホノルルと違い本当にこじんまりとした空港だった。みんなの荷物をKeolaダンナが全部見つけて集め、それを数えて用意されていたトラックに乗せる。今回はみんなのスーツケースにポンポンとハラウ特製ネームタグがつけられたのでそれを目印に荷物を探せたのだ。

このネームタグ、表はハラウ名と個人の名前&住所、裏は集合写真。一枚は普通の写真。

もう一枚は
『Be the crown!!』
のポーズで。


レンタルカーに乗り込んでホテルへ。初めてヒロに来たので、ホテルは空港からどれだけかかるのかと心配していたら、すぐ到着。5分くらいだった。部屋の鍵を渡されてルームメートと4階の部屋へ。
ドアを開けてビックリ!部屋にはダブルベッドが一つ そ、そうか、同じベッドで寝るのね…。フラシスターとハネムーンだな

すぐにカヒコの衣装が渡され、ディナーを食べたあとにアイロンかけ。そして10時半に