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裏切る辛さ、マフィアとの繋がり『アイリッシュマン』⭐️5

2020-02-15 08:01:06 | 映画から見える世の中の動き
@金になる仕事を得ようと深入りすると、そこには甘い誘惑がある。 決して家族のためにはならないことになる。 人は誰でも出世、権力、名誉を、そして金欲しさで周りが見えなくなる。この映画のふと気付くとマフィアの世界と政治家の熾烈で醜い戦いの中にいるやもしれない。 映画では信用されていた年老いた大物政治家を抹殺することになるが、そこには高齢者特有の悪い癖がその様にさせたことだ。 歳をとると、誰もが昔通りに行かない事で、短気で我がままになり、何事にも文句を言うようになる。 さらに意地っ張りがさらに強情になり、孤独になる。 ついに周りを一切受け付けなくなりどうして良いのか判断が出来なくなる。 歳を取ることは何かにつけ「忍」とすることなのかもしれない。
 
『アイリッシュマン』The Irishman 2019
ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノが共演する伝記「アイリッシュマン」は3時間29分に及ぶフィクション大作映画である。
この伝記として残る犯罪映画は、家族のために働いた諸々の犯罪を思い出しながら、車椅子になったフランク・シーラン(ロバート・デ・ニーロ)が語る。第二次世界大戦のベテランフランクは、イタリアンマフィアのラッセル・ブファリーノ一に加担し地下組織の仕事を始める。軍隊からの武器の横流しで運び屋にもなり、政治家との接触から大物政治家を殺害するなど犯罪を増やすことになる。政治家の大物としてケネディを嫌うジミー・ホファ(アル・パチーノ)のボディーガードとして働くことになるが、巨額の年金とマフィアのつながりからジミーは投獄さる。その後マフィア同士の争いが多発し、仲介役としてフランクがジミーと同行するが、この先マフィアに対する活動と絶えない口喧嘩で治りが見えないことを悟り、フランクはついにジミー・ホファを殺害する。今まで言われたように犯罪行動をした仲間は壊れ、亡くなり、孤独となる。さらにフランクは妻にも先立たれ、娘からも見放された。最後には病院で神父に罪を告白し赦しを得た