世田谷区議会議員・田中優子の活動日誌

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都知事選の『選挙公報』が、あちこちで配布されていなかったという事件・・・

2020年07月08日 | その他

都知事選投票日の前日にわかったことですが「選挙公報が

届いていない」という事件が・・・

 

 

我が家には届いていたので、「ええ〜?!それは大変!!」

と思い、SNSで「選挙公報が届いていない方はお知らせを」

と呼びかけました。

 

すると、松原、赤堤、桜上水、上北沢、北沢、代沢、代田、

羽根木、上馬、等々力、上町、上用賀、駒沢、経堂、梅丘、

太子堂、池尻、桜、の方から、「届いていません」という

情報がありました。

 

これ以外にも、居住エリアを明らかにしていない方もいる

ので、他のエリアでも起こっている可能性があります。

 

同じ町名でも届いているところもあるので、いったいどこ

にどのくらいきちんと配布されたのか、されなかったのか、

大変な疑義が生じています。

 

 

 

 

早速、会派で「選挙管理委員会事務局」にヒアリングをし

たところ、

 

選挙期間中に、約100件の問い合わせがあり(←異常事態)、

区は7月7日に業者に会ってヒアリングし、来週、調査報告

を出すように指示した(7/17までに)とのこと。

 

 

 

選挙公報のポスティングは、入札による民間委託ですが、

落札したのは「株式会社エリア広告」。

その会社が窓口となり、「株式会社フリーウインド」、

「エリアマーケット」の2社が加わって3社で業務をした、

ということです。

 

 

 

 

現時点では「単なるチェックミス」(ポスティング未だ

のところに“済み”とチェックしてしまっていた)と、

業者は区に説明していたということですが、区としては

そのまま信じることはできないといった様子でした。

 

まずは業者の報告を待つことになりますが、私のところ

だけでも、現時点で、35人以上の方から「届いていない」

との報告が来ています。

 

 

 

 

選挙公報は、ネットでも見ることができますが(こちら

ネットが使えない人もいますし、使えても、そのことを

知らない人もいますから、紙媒体での選挙公報は非常に

重要な資料となります。

 

しかも、今回は新型コロナ禍の中での選挙戦だったので

公開討論会や街頭での演説等々、通常のような選挙活動

ができなかったわけで、ますます「選挙公報」が重要と

なっていました。

 

 

 

 

いったい、委託業者はどういう仕事をしたのか?

過去にも、一部のエリアで配布されなかったという事件が

ありましたが、ここまで広範囲で100件の問い合わせなど

という事例はありません。

 

民主主義の根幹となる選挙の、一番大切な資料です。

また、契約不履行にもなりかねない状況というのは深刻

だと思います。

 

もしかしたら、前代未聞の大事件となるかもしれません。

 

今後の検証をしっかりするよう区に要請しました。

詳細が分かり次第、報告いたします。

 

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