3月28日の東京新聞に、「パンデミック・フルー」対策に関する
田代都議の意見が大々的に載っていました。
「のんびり国に都議会NO!」「国、滅ぼしかねない」
「足りない予想型ワクチン」
本当にそうなんですよー!私が議会(先の予算委員会)で指摘
したこと、そのものです!
ウチの会派は持ち時間が少なくて、原稿を大幅に削減したため、
本当は「プレパンデミックワクチン」のこと、「パンデミックワクチン」
のこと、世界の対策、日本がいかに遅れているか、等々、全部、
原稿に書いたのに、質問できなかったのですが、
「新型インフルエンザの脅威」とは、楽観視できない問題である、
ということ、もっと国を挙げて、国民一人ひとりが意識しないと
大変なことになる!と思います。
そうそう、「パンデミック・フルー情報最前線」というサイトがあるの」
を予算委員会の質問の直後に見つけました。
そこで、私のブログが取り上げられていたのにはびっくり!
情報、早いですねー。さすが「情報最前線」です。
さて、その「パンデミック・フルーの脅威」(その2)です。
●なぜ、新型インフルエンザが恐ろしいのか、というと、すべての
人が免疫を持っていない、何の抵抗力もない状態で感染が広がる、
つまり、ほとんどの人が感染してしまう、ということなのです。
●国連では、「パンデミック・フルー、世界的に大流行するインフル
エンザ」による死亡者数を最大で1億5000万人と予想していて、
信じられないかもしれませんが、その発生はもはや秒読み段階と
言われています。
●新型インフルエンザに対して効果が期待できるワクチンとして
「プレパンデミックワクチン」と「パンデミックワクチン」があります。
●「プレパンデミックワクチン」とは、新型インフルエンザウイルス
がパンデミック(世界的大流行)を起こす以前に、トリ-ヒト感染
の患者または鳥から分離されたウイルスを基に製造されるワクチン
を指します。
●パンデミックワクチンはあくまでパンデミックが発生してからで
ないと製造できず、その製造には、ウイルスが発見されてから
少なくとも6カ月間かかるということです。このため、最初のパンデ
ミック第一波には間に合わないので、少なくとも基礎免疫をつける
ことができる「プレパンデミックワクチン」を接種することが必要と
されています。
●例えば、アメリカ、カナダでは「パンデミックワクチン」が作れる
ように、今から専門プラントを建てているということですし、スイス
では「プレパンデミックワクチン」を全国民に説明して投与するそう
です。
●しかし、日本は「パンデミックワクチン」の具体的な生産計画は
全くないし、「プレパンデミックワクチン」ですら備蓄量は1000万人分、
全国民の13分の1に過ぎない、というのです。国民全員分のワクチン
を作る費用は約1700億円で、パンデミックが起こった場合の経済的
被害は最初の1年で20兆円と、第一生命研究所が試算しています。
だったら、ワクチンを全員分用意すべきだ、ということです。
●また、これらのことを指摘している「国立感染症研究所」の研究員
の先生がおっしゃるには、「パンデミック・フルー」が起きたら、物流・
交通・経済活動・ごみの収集・食料等すべてがストップしてしまい、
株価を大暴落させることにもつながる、すなわち、国家危機と位置
づけるべき問題である、ということです。震災だったら、他から救援
物資が届くでしょう。しかし、パンデミックは世界的同時多発的大流行
ですから、誰も助けに来てくれません。
●アメリカでは、保健省(日本で言う厚労省)から、国務省に所管を
移した、と言います。つまり、国の安全保障の問題という認識をして
いる、というのです。日本でも、危機管理・安全保障として考えるべき
だと思います。
●では、自治体としてはどうすればよいか?
区でできること、やらなければならない取り組みは当然のこととして、
もうひとつとても重要なのは、区民一人ひとりの自覚、意識啓発で
ある、と考えます。
●区民個人が、正しい知識を持って、でき得る限り最善の予防策を
とることが、被害を小さくするために大切です。つまり、「知識の
ワクチン」を投与する、ということです。
●日本は平和すぎて、何の心配もないようなごとく日々生活して
いますが、新型インフルエンザの脅威を甘くみてはいけません。
これに関しては、今からできることを必ずやって下さい!!
●それは、3月14日のブログでご紹介した「個人で備えること、注意
すること」(中央区がすでに町会・自治会の回覧板で回した内容)に
加えて、各家庭で、一人マスクを50枚用意しておくこと、です。
今、使い捨てのマスク、60枚入りとか、特価で売っていますよね。
あれを一人当たり1箱ずつ買っておいて下さい。
●小さな備えが命を救うことにつながる、と言っても過言ではあり
ません。食料等の備蓄は、災害対策にも役立つものです。外に出られ
なくなる、食料も日用品も買えなくなる、ということを想定して、この
ブログを読んで下さった皆さん、ぜひ、深刻に受け止め、備えていただ
けるようお願いいたします。
田代都議の意見が大々的に載っていました。
「のんびり国に都議会NO!」「国、滅ぼしかねない」
「足りない予想型ワクチン」
本当にそうなんですよー!私が議会(先の予算委員会)で指摘
したこと、そのものです!
ウチの会派は持ち時間が少なくて、原稿を大幅に削減したため、
本当は「プレパンデミックワクチン」のこと、「パンデミックワクチン」
のこと、世界の対策、日本がいかに遅れているか、等々、全部、
原稿に書いたのに、質問できなかったのですが、
「新型インフルエンザの脅威」とは、楽観視できない問題である、
ということ、もっと国を挙げて、国民一人ひとりが意識しないと
大変なことになる!と思います。
そうそう、「パンデミック・フルー情報最前線」というサイトがあるの」
を予算委員会の質問の直後に見つけました。
そこで、私のブログが取り上げられていたのにはびっくり!
情報、早いですねー。さすが「情報最前線」です。
さて、その「パンデミック・フルーの脅威」(その2)です。
●なぜ、新型インフルエンザが恐ろしいのか、というと、すべての
人が免疫を持っていない、何の抵抗力もない状態で感染が広がる、
つまり、ほとんどの人が感染してしまう、ということなのです。
●国連では、「パンデミック・フルー、世界的に大流行するインフル
エンザ」による死亡者数を最大で1億5000万人と予想していて、
信じられないかもしれませんが、その発生はもはや秒読み段階と
言われています。
●新型インフルエンザに対して効果が期待できるワクチンとして
「プレパンデミックワクチン」と「パンデミックワクチン」があります。
●「プレパンデミックワクチン」とは、新型インフルエンザウイルス
がパンデミック(世界的大流行)を起こす以前に、トリ-ヒト感染
の患者または鳥から分離されたウイルスを基に製造されるワクチン
を指します。
●パンデミックワクチンはあくまでパンデミックが発生してからで
ないと製造できず、その製造には、ウイルスが発見されてから
少なくとも6カ月間かかるということです。このため、最初のパンデ
ミック第一波には間に合わないので、少なくとも基礎免疫をつける
ことができる「プレパンデミックワクチン」を接種することが必要と
されています。
●例えば、アメリカ、カナダでは「パンデミックワクチン」が作れる
ように、今から専門プラントを建てているということですし、スイス
では「プレパンデミックワクチン」を全国民に説明して投与するそう
です。
●しかし、日本は「パンデミックワクチン」の具体的な生産計画は
全くないし、「プレパンデミックワクチン」ですら備蓄量は1000万人分、
全国民の13分の1に過ぎない、というのです。国民全員分のワクチン
を作る費用は約1700億円で、パンデミックが起こった場合の経済的
被害は最初の1年で20兆円と、第一生命研究所が試算しています。
だったら、ワクチンを全員分用意すべきだ、ということです。
●また、これらのことを指摘している「国立感染症研究所」の研究員
の先生がおっしゃるには、「パンデミック・フルー」が起きたら、物流・
交通・経済活動・ごみの収集・食料等すべてがストップしてしまい、
株価を大暴落させることにもつながる、すなわち、国家危機と位置
づけるべき問題である、ということです。震災だったら、他から救援
物資が届くでしょう。しかし、パンデミックは世界的同時多発的大流行
ですから、誰も助けに来てくれません。
●アメリカでは、保健省(日本で言う厚労省)から、国務省に所管を
移した、と言います。つまり、国の安全保障の問題という認識をして
いる、というのです。日本でも、危機管理・安全保障として考えるべき
だと思います。
●では、自治体としてはどうすればよいか?
区でできること、やらなければならない取り組みは当然のこととして、
もうひとつとても重要なのは、区民一人ひとりの自覚、意識啓発で
ある、と考えます。
●区民個人が、正しい知識を持って、でき得る限り最善の予防策を
とることが、被害を小さくするために大切です。つまり、「知識の
ワクチン」を投与する、ということです。
●日本は平和すぎて、何の心配もないようなごとく日々生活して
いますが、新型インフルエンザの脅威を甘くみてはいけません。
これに関しては、今からできることを必ずやって下さい!!
●それは、3月14日のブログでご紹介した「個人で備えること、注意
すること」(中央区がすでに町会・自治会の回覧板で回した内容)に
加えて、各家庭で、一人マスクを50枚用意しておくこと、です。
今、使い捨てのマスク、60枚入りとか、特価で売っていますよね。
あれを一人当たり1箱ずつ買っておいて下さい。
●小さな備えが命を救うことにつながる、と言っても過言ではあり
ません。食料等の備蓄は、災害対策にも役立つものです。外に出られ
なくなる、食料も日用品も買えなくなる、ということを想定して、この
ブログを読んで下さった皆さん、ぜひ、深刻に受け止め、備えていただ
けるようお願いいたします。