季節がいいので
ちょろっと足を延ばして山形まで
そして南陽のワイナリーもちらっと寄って来ました。
どこも赤湯温泉街から近いので温泉に入った後でも回れて便利です。
佐藤ぶどう酒
金渓(きんけい)ワインの方が分かりやすいですね。
金渓とは江戸時代まで金が採れた沢から来ているそうです。
社長のお母さんに醸造設備の説明やらワインの説明をして頂きました。
醸造は息子さんが担当しているそうです。
仕込み蔵は石造りの1940年以来の建物で趣きがありました。
山形県産の白はデラウェアや甲州、リースリングなど、赤もマスカットベリーAやカベルネ・ソービニョン、メルローなどどれも楽しく飲めるワインでした。
大浦ぶどう酒
ワイナリーが工事中のため見学できませんでしたがショップからガラス越しに見れるワインセラーが整理されており
広いゲストホールもあり設備が充実していました。
フレンチオーク樽で時間をかけて熟成させるバレルエージングシリーズの甲州とブラック・クィーンが旨かったです。
マスカット・ベリーAのロゼも淡いピンク色が花見にいいですね。
酒井ワイナリー
東北最古のワイナリー。
バーダップ(BirdUp)シリーズのバーダップとは葡萄畑の地名鳥上坂を意味しているそうです。
ここは環境に配慮した農法で葡萄を育てており、ワインはノンフィルターだそうです。
また葡萄畑に羊を放牧しているのも面白いですね。
将来的には羊を30頭位に増やしたいそうです。
白の甲州は酸が利いた繊細な感じ、赤はメルロやカベルネ・ソービニョンなど渋みが柔らかくていい感じでした。
須藤ぶどう酒
自家製農園で収穫したぶどうだけを使って醸造している。
ぶどうの栽培・収穫から瓶詰めまで家族の手だけで行われている手造りにこだわって造っているワイナリーです。
昔から変らぬ製法でワイン作りをしていて木製の葡萄絞り機が現役でした。
醸造所もセラーも大切に使われており居心地のいい感じでした。
葡萄畑に囲まれてて眺めも最高です。
赤も白も果実味があってシンプルな旨さです。
ブラック・クィーンのビンテージ物とかもあってブラック・クィーン好きにはありがたいですね。