今日は、バレンタインデーの前日。
ということで?、幼稚園に素敵な中学生のお兄さんが遊びに来てくださいました
このお兄さんは、実は清泉幼稚園の卒園生。
10年前は、みんなと同じ園服を着て、毎日幼稚園に通っていました。
ご存知のように、本園はユネスコ・スクールとして、活動を続け、この活動を通して、優しさや思いやり、世界の人たちみんなと愛を共有する喜び等を学んでいます。
室蘭市内には、このユネスコ活動を積極的に行っている学校が幾つかあり、みんなで集まって報告会をしたりお手伝いをしあったりしています。
今回、お兄さんは、たくさんの応募の中から選ばれてカンボジアに行き、現地の様子を見て来ました。
「幼稚園児にもカンボジアのことを知ってもらいたい!」ということで、わざわざ今日、来てくださいました
代表で、年長組がお話を聞きにホールに集まりました。
4月から学校へ行くだけあって、お話を聞く姿勢もとても立派です
そして、写真を使ってたくさんの工夫を散りばめ、上手に楽しく、堂々と話してくれたので、とても分かりやすくみんなの頭にもス~ッと入って来ました。
「カンボジアまでは飛行機で14時間かかります。」
「子どもたちは、物を売って仕事をしなければならないので、学校に行けないのです。だから、ユネスコはお金を集めて寺子屋を作りました。」
みんな、本当に真剣に聞きましたので、たくさんの質問もありました。
「どうして、カンボジアに行こうと思ったの?」
「カンボジアの人は、どんなものを食べているの?」
ひとつひとつの質問にも丁寧に答えてくれ、最後に『三つのお約束』。
①好き嫌いをしないで、残さず全部食べてほしい
②家族を大切にしてほしい
③いつでも笑顔でいてほしい
「ひとりが笑顔でいると、笑顔がみんなに移っていくんだよ♪」
カンボジアという国を見て来て、この3つのことを強く感じたそうです。
私たちは日本に生まれて幸せです
この幸せを『当たり前』と思わないように、感謝の気持ちを持って生活していきたいですね!
お兄さん、来てくれてありがとう!
また遊びに来て、いろんなことを教えてね