2018年9月6日 前日までの台風。そして北海道胆振東部地震。私たち北海道民、そして日本、世界中の人々にとって忘れられない日となりました。
台風もようやく去り、長雨続きでなかなか思うように運動会の練習が出来ず、ようやく晴れの予報が出たので明日から練習に励もうと先生たちと話し合っていた矢先の出来事でした。
夜中、大きな揺れで目を覚ましいったい何がおこったのか?
子ども達をどんな風に守ったら良いのか?頭の中で考える余裕もなく、布団の中で子ども達を抱きながら、ただただ揺れがおさまるのを待つことしかできませんでした。
そして、すぐに停電がおこり真っ暗な中、手探りで懐中電灯をつけ外に出ると今まで見たことのない景色が広がっていました。
この時は、まさかこんなに大きな大変なことになっているとは考えもせず、でも、怖くて寝れずに朝を迎えました。テレビも見れず北海道に何が起こっているのか、情報はラジオだけでした。
そして、情報が徐々に入ってくる中、状況が明らかになり自然の驚異を目の当たりにし恐怖に震え今後の不安が押し寄せてきました。
2日間の停電、断水など携帯もつながらない状況で幼稚園の連絡網もダウンする中、休園の措置をとらなければならず各ご家庭の皆様のたくさんのご協力、本当にありがとうございました。
停電から数日で室蘭は復旧し、無事に運動会を終えることができました。
でも、現地ではたくさんの方々が犠牲になり、まだ停電・断水など不自由な生活が続いており亡くなった方々の遺族の方の悲しみが続いています。
今、私たちにできること。こまめに電源を抜く。テレビのスイッチは見ないときは電源を切る。etc・・・など小さなことかもしれませんが、私たちで出来ること、一人一人がこの9月6日を思い出し協力しあう時だと思います。これで終わりではなく、これからもずっと9月6日を思い出し、その時に今自分でできることをしていけたらいいですね・・・・
さて、清泉まつりに引き続き、皆様のあたたかいご協力のもろで園児たちはたくさんの輝きを見せてくれました
さすが晴れ男 まだまだ園長先生の晴れ㊚パワーは全開です
運動会当日は、眩しいくらいの日差しと青空の下、のんびり和やかに進行出来ました。
1人ひとりが、本当に輝いていました!
そして、『頑張った人は、み~んな一等賞ピカピカメダル
』
その言葉を合言葉に一生懸命がんばりました。
たくさんのドラマが繰り広げられました。
みんなのハイ・ポーズを見ていて、とても立派で、涙が出そうになりました!あんなに小さかったのに・・・
1人だけが頑張っても、出来ません!! みんながひとつにならないと、出来ません。誰が欠けても駄目なんです!! みんなで力を合わせて心をひとつにしないと成功できません!
その言葉はみんなの胸にしっかりと刻み込まれ、当日は、長い大蛇も大成功し、先生たちも涙・涙 涙腺崩壊でした・・
年中組さんはよさこいに挑戦 難しい体系移動や難しい踊りに出来るのかなあ?大丈夫かなぁ?などという心配をヨソに、堂々と立派にこなしてくれて、子どもたちの力の無限の可能性を見せ付けられもしました。
先生たちが1人ひとりに輝く場を与えてあげたいと、応援団の登場です
「どうやったらもっと楽しいステキな運動会になるのだろう?」と園長先生は前日まで小道具など考え、作り、動き、小さな工夫をいっぱい考えてくださってました。
風の強い日にはバルーンにみんなの力が負けてしまう事もありました。でも、本番は大成功
この運動会。誰一人転んだりしませんでした。大盛り上がりのリレー。練習でも毎回どちらが勝つかわかりませんでした。悔し涙を流す子もいた位、みんな真剣勝負
いつもより背の高くなった周りの景色。青空の中、爽やかに揺れている万国旗 きっとみんなの心の中にずっとずっと忘れずに思い出として残っていくことでしょう。
用具作り、景品詰め、当日の会場設営からプログラムでのお手伝い、後片付けとたくさんの大人の方々の協力があって『第54回運動会』が成功しました。
競技、1つひとつに拍手&声援を贈ってくださった全ての皆さまの力も決して忘れてはなりません!
練習中、ずっと飛び交っていたこの合言葉のように、みんながピカピカ金メダルを貰え、ワールドカップ以上の感動をくれ、メダル以上の輝く笑顔を見せてくれました!
ご協力いただいた全ての皆さまに心から感謝いたします!
本当に、ありがとうございました!!
そして・・・お疲れ様でした~