第59回表現活動発表会が、入場規制、一切なくおこなわれました
コロナの3年間、人数制限や学年毎に入れ替え制で感染対策を講じながらやってきました
でも、ようやくその制限もなくなり通常の発表会を開催する事ができ、私たちもとても嬉しく思いました。
「発表会って、なに」
体験済みの年長さんはともかく、始めて体験する子どたちにとっては、発表会そのものが?なこと。
コロナがあけてから、普段の幼稚園の中には、音楽がいつも流れていて、朝の会では歌から始まり、帰りの会も歌で終わります
歌ったり踊ったりすることは遊ぶことと同じくらい日常生活や体の一部となっています。手遊びも歌に合わせて、体や腕、指先を動かします
曲に合わせてノリノリ♪ないつもの姿に、衣装や小道具・ライト等をプラスして、スター☆に変身~!!
日常の延長に、きらびやかな衣装を身に着けキラキラと輝く舞台で披露する年中・年少さんに加え、年長さんは練習がより必要な難しい劇に取り組みます。
はじめは「え~? 劇ぃ~? 出来るのかなぁ…」
今まで見てきた年長組の素晴らしい劇を知っているみんなは、自分たちにも出来るのかなぁと、不安そうでしたが、日々の練習を重ねていくうちに、本当に顔が自信に溢れて来て、みんな俳優、女優の顔になってきました
演技指導にも熱が入り、「こうやって、ここはこうしてやってみよう」というと、恥ずかしい・・・と最初は戸惑っていたみんなも、何度も練習を重ねるうちに、やる気満々 みんなが頑張っているんだから、衣装も素敵にしなきゃと、衣装部隊も気合が入ります
みんなが自信をつけていくもう1つは、1つづつ衣装の一部を付けて練習する事で、気合の入り方が違います ドレスのサイズ合わせや、小物を取り付けて、子どもたちに見せたり、実際に舞台に立って練習する度に、どんどんやる気スイッチが入ってきます
少しづつ仕上がってくる頃には、見学会があります
お互いにお客さんになってもらって、見られることに慣れてもらいます
仲間が観ている 小さなお友だちが観ている 先輩が見ている 先生が見ている~~~
体験の無い子も、観ることで発表会ってどんなものなのかわかって、見られることで舞台度胸もついて、仲間が楽しそうにスポットライトを浴びてステージで表現していると、見ているみんなからは自然と拍手が上がり、ついでに体もムズムズ動き出してしまいます
こうやって、度胸をつけていったみんな。少しずつ、形が出来上がり、当日を迎えました
一生懸命に取り組むみんなの歌声を聞きながら「みんなが1つになって、こんな素晴らしく大きな事ができる子どもたちの力って本当に凄いなぁ。」と先生たちも子どもたちに教わる事がまた1つ増えました
小学校・中学校、大人になれば、叱られれば言い訳や反抗したり、「え~?そんなの恥ずかしいよ…」と照れてしまったり、それぞれの主張が出始めますが、幼稚園では、みんなが頑張ってくれたら、と~っても素敵な衣装を作るからね言うと「ま~かせ~とけ~!」
これをかぶってみてと頼むと、「良いよ~~ 」
みんなが舞台でもっともっと輝けるように、先生たちも一丸となって全身全霊で取り組みます
衣装や小物も何度もい失敗を重ねながら、試行錯誤を重ね、ようやく出来上がった作品を子どもたちに着けてもらい。「作ってくれて、ど~もありがとうございました」と、お礼の言葉を言われると、作って良かった~~~と、子どもたちのパワーを感じ、当日、保護者の方の歓声や笑顔を見ると、感動の1言では言い表せないほど、嬉しく思います
衣装もバック画も、何回も検討して、子どもたちが引き立つように、どれが一番良いのかを直前まで話し合います。(その為、リハーサルと本番で衣装が違うこともあります)
子どもたちの演技に泣き笑い、たくさんの拍手を下さった観客の皆さま。
笑顔で帰っていかれた大勢のお客様の会話は、どれも感動に溢れたものでした。
すごく嬉しかったです!!
ただひたすらに前向きに一生懸命に取り組む子どもたちの純粋さは、今だからこその宝もの☆これからも大切にしていきたいと思います
皆さまの沢山の拍手とご声援ありがとうございました
そして、何度も良いますが、沢山たくさん誉めてあげてください!!