竹村整骨院

院長のひとりごと

私、竹村院長が食べ物から健康までノンジャンルでかきつづります。  
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「ニワトリと卵。」



代わり映えのしない食卓にこそ幸せはあるということで。


しっかし今回の肉じゃがは上手く出来たなぁ

肉を豚バラ切り落としを使って、水130cc(いつもより少なめ)と醤油大さじ2、

砂糖大さじ1で15分ほど煮込んだら完成。

ようやく肉じゃがの正解がつかめてきたかも。



さて今回は親のすねかじりについて。

「すねかじり」・・・親などから学資や生活費をもらって生活すること。また、その人


最近良く聞くニュースで気になるものがあります。

数日前に、ある番組で見て「ん?」と思っていたのですが、やっぱり

変だなと思ったので叩くことにしました。


そのニュースは「既婚者6割 すねかじり」というちょっと目を引く見出しで

紹介されていました。

しかも「50代既婚者でも半数以上が親から援助」とさらにあおるような感じで・・。


このニュースをさらっと見出しだけで判断すると「えーー、皆けっこう親を頼ってるんだ!

しかも50代で半数以上って・・」とか思ってしまいそうです。

かくいう院長も一瞬思いかけた。


でもこの話、よくよく聞くと「過去1年間に親からなんらかの経済的な援助があったか」

というアンケート結果で、孫にあげるお年玉や洋服やおもちゃまで

「援助」というくくりにされているのです。


・・・それちょっとおかしくね?

援助を受けたものをランキングで見ると、


1位:子供のおもちゃ・洋服

2位:家の購入費

3位:子供の教育費



3位の「子供の教育費」は塾費用とかいろいろあるんだろうから

これは援助っぽい。

2位の「家の購入費」だってそうだけど、一生に一度の大きな買い物である家を買うのに、

保証人(大概ご両親でしょ?)無しで家を建てられる人なんて

そんなにいないと思うし、多少援助してもらう人は世の中にたっくさんいると思います。

1位の「子供のおもちゃ・洋服」にいたっては、可愛い孫におもちゃや

洋服を買ってあげるってのは、むしろ祖父母の楽しみであって、

子供世代が無理やり買ってとせがんでいるなんてありえないと思います。


それを「すねかじり」とひとくくりにするのはどうかなぁと・・


「すねかじり」ってのは、最初に示したように親に援助をしてもらわないと

どうにもこうにも生活ができない学生とか、基本的に親から援助があることを

前提にした生活を送ってる人のことを言うんじゃないかね?


このアンケートでは世論をどう操作したいのかはイマイチ見えないけど

「世論はマスコミが作る」というのはこんなアンケート結果からも

見てうかがえます。


こないだ両親と食事に行きましたが、食事代は出してもらいました。

そういう時は院長は向こう(親)を立ててるつもりですが、これも

もちろん「何らかの経済的な援助」を受けたことに当たるでしょうから

院長も親のすねかじり、という項目に当たります。


友人のkeijiのうちに遊びに行ったときは鍋の材料費は折半したけど、

食後のケーキ代は出してもらっちゃいました。

こりゃ「過去一年の間に友人・知人から何らかの経済的な援助を受けた」

という項目があったらそれにも当たるな。

そういう場合、どういう括りにされるのかな?


「経済的に友人に頼ることを恥と考えない現代の若夫婦像」とかなるかな?


クソみたいだけど、これよりバカらしいアンケート調査を世論や社会の現状として

流しているアホニュースはたくさんある。


大衆が求めるからマスコミがそれに応えるのか、マスコミが笛を吹くから

大衆が踊るのか? 

理屈っぽいやつとダラダラ話すにはいい肴になるだろう。

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