竹村整骨院

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私、竹村院長が食べ物から健康までノンジャンルでかきつづります。  
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「リストランテの夜。」

昨日の夜、久しぶりに映画を観た。 DVD。

「リストランテの夜」という映画でアメリカに移住してきた

イタリア人兄弟の話。


あ、内容に結構触れるので、観たい人はこの先読まないほうがいいかもよ。


弟は経営手腕に優れた実業家タイプで、兄は生粋の職人気質の料理人。

2人が異国の地で始めたイタリアンレストランは、大味のアメリカ文化の

中ではなかなか受け入れられず、経営に行き詰っていく。


誇りであるイタリアンを陵辱するアメリカ人に苛立つ兄と、異文化の中で

器用になれない兄に苛立つ弟。


そこへレストランの今後を左右する、重大なディナーパーティーの話が舞い込む。

さて、2人は・・・・



ってな話で、途中、中だるみとも感じる部分があったにはあったが、総じて良い映画。

器用に世の中立ち回るのがいいのか、不器用でも自分の芯を守るのか?

考えさせられます。 

まぁ、各個人にとっての「成功」ってもの自体が同じじゃないんだから

答えなんてないんだけどね。


でも世の中にあふれてる「成功像」の多くに(人のうらやむような)って冠が

つくものが多い気がします。

ニュアンスとしてね。

自分をうらやむ人あっての成功っつうのかな?


兄は弟に「何をムキになるんだ!?」と諭します。

「こんな地獄みたいな地(アメリカ)で成功することにこだわる理由は何だ?」と。

ムキになってるのは兄だけじゃなかったんだね。


お互いの心のうちを知り、わかりあえた兄弟は翌朝、黙って並んでオムレツを食べます。

お互い、肩をそっと組みながら・・・


パーティーの顛末はここでは控えるとして、その最後のオムレツのシーンが

とても印象的。


院長は今年に入ってからダイエットを始め、それを通して「食」への思いや

考え方が少し変わりました。


食事することを単に生きるために必要なこととしか捉えないのはやはり違和感を感じる。

生きるためだけって言うなら、コストも手間もかからず、ウマイと思えるものばっかり

食ってりゃいいんです。

例えばファーストフードね。


食事を作るのも単なる作業であって手間としか考えないなら、

ほぼ出来上がってる冷凍食品や出来合いの惣菜で済ませればいい。


ここはとても難しいことだと思うんだけど、特に主婦の人には家族が食べるものを

作る喜びみたいなものを持って欲しいと思う。

毎日毎日・・・なんで私ばっかりがめんどくさい食事の仕度なんか・・・

って思うのもわかるけど、家族や友人、お店の人ならお客さんに食べてもらう

料理を作るってのはすごく嬉しいこと。

喜んでくれて美味しいって言ってもらえたらもっとすごく嬉しいこと。


あ、院長は別にへんな宗教にハマってるわけじゃないからご安心を(笑)


「いい食材を選び、料理を作って、それを楽しんで食べる」

生活のスタイルによって、「食」の捉え方はそれぞれだろうけど、

これをおろそかに考えて、幸せなんてありえないと思うよ。


ま、去年の自分にこう言ってもわかんないと思うけどね。



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