理由無き反抗。
立ち位置をとってでも覗き込む院長です。
おはようございます。
さて、今回は大半の人々が腕に巻いてるクォーツについて語ります。
腕時計は大きく分けて2つの種類があり、一つは市場の大半を占める
電池で動くクォーツというものと、ネジを巻いて使う機械式の2つです。
今でこそ電池式のクォーツは時計の基本みたいになってますが、1960年代
後半まではネジ巻きの機械式しかありませんでした。
当時の機械式時計でひと月で±5分ほどの誤差の時計は
かなり精度の良いものであったのに大してクォーツは
月差±10秒以下というとんでもない精度を誇ったのです。
機械式の時計は巻いたぜんまいが元に戻る力を利用して針を一定のリズムで
動かす仕組みであるのに対して、クォーツは水晶に電流を流すと極めて早い、
けれど正確なリズムで振動するという性質を利用して一定の時を刻むのです。
まぁ仕組みが全く別物なんですね.
機械式の仕組み(ムーブメントという)は繊細でデリケートで、精密です。
巻き上がったぜんまいの動力を一定の安定した動力に変換して針に
伝えなくてはならなく、その仕組みがものすごく精密なため、
コストもかかり、必然的に時計自体も高価になります。
「超絶ムーブメントを搭載し、驚くべき精度を実現!なんと月差±5秒!」
価格2400万円。
なんて時計も珍しくありません。
でもね、院長の腕時計は2~3ヶ月で3秒は狂いません。
それは院長の時計がさらにものすごく精密で目ン玉が飛び出るほど
高いからではなく、クォーツだからです。
使い手が時計に何を求めるのか?
たいていの人はなるべく狂わない正確な時計がいいというのでは?
じゃあ高ければ高いほど狂わない?違います。
どんな高級機械式時計も、西友辺りで売ってるクォーツにさえ
精度の面では及びません。
じゃあ高くて、正確さに欠ける機械式時計はなんのメリットがあるの?
ありません。
でも、使い手が時計に何を求めるか?のところで「自己満足」という
要素があるならやはり、職人が手作りで作った、人間味のある機械式は
いつまでも根強い人気があるようです。
実用性という点ではデメリットだらけの機械式も
「時計」を趣味の一つとして捉えるのであれば魅力は尽きません。
院長はタグホイヤーのNew「カレラ」が欲しい・・
さて、昨日は以前紹介した滝山街道沿いの青い喫茶店で
ホールケーキを買って帰りました。
ホールケーキを買う理由を探したら、院長ブログ一周年記念というのが
おあつらえ向きだったので、それを自己弁護としました。
ケーキに入れるメッセージをどうするか聞かれましたが「ブログ一周年お疲れ様!」
と説明することも出来ず「特にいいです」と答えました。
「あ、でもお誕生日とかですよね?」と言われたので
「いや、何にも無いです。食べたいからホールケーキを買うんです」とにこやかに言ったら
「え、あ、そ、そうですか」と結構戸惑ってました。
いいじゃんね?なんか無くても食べたいときに買えばさ。