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免許取消の回避&軽減、つまり免許停止にしたり処分無しにすることに関しては日本一を標榜しています。

パーセンタイル速度という考え方

2016年03月25日 | 交通違反
新東名であるとか東北道であるとか
速度が出やすく、運転しやすく、事故も少ない路線に限ってとはいえ
制限速度を現行の100キロから120キロに引き上げる動きがあるそうで、
とてもいいことだと思います。

近年の車の進化は目覚ましいですし
道路の整備も進んでいます。

ちなみに外国人の日本驚きポイントの一つが高速道路だそうで
日本は世界でも有数の『高速運転に適した、ちゃんと平らな道路のある国』と言えると思います。

ところが制限速度の方に目をやれば
いつの時代かと疑いたくなるような数字が並んでいます。

特に首都高などの都市高速では60キロと、いろんなしがらみがあるのも分かりますが
深夜などは制限速度で運転することはむしろ自殺行為と言っても良いレベルです。

まぁこの辺りは別に警察が悪いわけではなく
警察自身も制限速度の方がおかしいことは分かっていて、
なかなか実情に合わせられないことにヤキモキしてるんですよ

さて制限速度の決め方に関してタイトルの『パーセンタイル速度』というのがあります。
これは制限速度の引き上げや引き下げの時の指針になる考え方で、
全体の何%の人がある速度以下で走行しているか?という実勢速度を基準にした考え方です。
これだと現実的な規制に近づけるような気もします。
ただ日本の場合は警察庁の考え方としては国土も狭くてほとんどの道路が居住圏内を通っているという理由から
単純に実勢速度を基準にするのではなく事故抑制の観点を強めて基準速度というのを算出しているという感じです。

ここでポイントになるのが事故防止という観点だと思います。
制限速度の引き上げは非常にありがたいことですが、
その候補に挙がるのもやはり事故発生件数の少ない場所であるということです。

やはり僕ら運転する側にできることは
ちゃんと安全運転をすること、事故を起こさない事、
だからこそ「もっと速度を~!」という声を上げることができるのだと思います。 

まぁうっかり事故を起こしてしまったときには適切な対処をすべきですので
お早目に御相談ください




とりあえず、今すぐにでもしてほしいことと言えば
原付に関してはもう少し試験を難しくするか、技能試験も導入するなどをした上で
制限速度は45キロくらいに引き上げてもいいんではないかと思うのです。
あと首都高はせめて80キロくらいまではOKにして頂きたいです。
よろしく偉い人

運転免許取消の回避&軽減専門で25年の内村特殊法務事務所
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