上がる平均値と下がる命中率

僕は漫画が好きなのですが
最近は紙の雑誌以上にWEBコミックの勢いが凄いです。

印刷の手間が無いせいか
新人のハードルを低く設定して投稿トーナメントを開催して読者の投票で連載決定など
色んなイベントを催しているので、全然知らない才能が突然現れたりすることも珍しくありません。

そこには以前なら門前払いにされていたような名作も
今後増えてくると思います。

そんななかでいつも思うのは
画力の向上です。

パソコンで作画するなどというのも一般化してきたとはいえ
イメージを絵にするというのは才能もあるでしょうけど技術面も大きいです。
もちろん個性もあります。

一昔前と比べてももはや隔世の感と言っても過言ではないほどですね。

これは他のジャンルにも言えることで
総合格闘技の世界でも今の選手は本当にソツが無いというか、穴が無くて満遍なく高い水準の技術を持っていて
そこに個性を上乗せする感じで、昔のように打撃ダメ、組技ダメ、でも関節取れば一瞬で極める、そんな個性だけが突出した選手は少なくなったように思います。
それを面白味が無くなったと感じるか競技としての正常進化と考えるかは人それぞれですが、スポーツの世界なら勝った方が正しいだけです。

またエロの世界でも
アイドルと見紛うばかりのAV女優さんも珍しくありません。
むしろ本物の元アイドルだって出演する時代です。
ただ、見た目だけでまったく技術もやる気も無いのが画面から伝わってくる子もやはり散見されます。

漫画、スポーツ、エロ、みんなそうなんですが
【こうすれば、こうなる】っていう解法みたいなのはかなり確立されてきていると思います。

ただ、全体の水準が上がることで
本来なら表に出なくて済んだアラみたいなのが見えてくることもあります

つまり数の増加が質の低下につながってはいないかということです。

漫画でいえば綺麗な作品は増えていますが面白い作品の数はあまり変わっていませんので割合としては減っています。
格闘技でいえば上手い選手は増えていますが、凄味のある選手は減っているような気がします。
エロでいえば可愛い子は凄まじく増えていますが・・・・・・・・ということです。

それは周りとの関係性というのもあるので仕方ない面はありますが、
そこで突出するためにはより個性を出していかないといけないなと思うわけで、
自分の事務所も前時代的な、個性しか無い事務所ですが、もっと特色を出していかないとなと思った今日この頃でした。

運転免許取消処分の回避＆軽減が専門の内村特殊法務事務所
代表：行政書士：内村世己
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