色んな才能

とある医療系の知人とお茶する機会があって仕事関連の話をしていたんですが、
その中でなるほどと思ったことがありました。

彼は最近の、というか昔からよくあるスポーツ選手のインタビューで
「自分は決して才能があったわけじゃない、一生懸命頑張ったことでこの結果が出せた」
というのが嫌いなんだそうだ。

もちろんそれは
「俺天才ー！」とか言えという意味ではなく
体自体の強さっていうのはとんでもない才能だということなんだそうだ。

強くなるための練習に耐えられない人も沢山いる
それは精神的に耐えられないんじゃなく、体の方が壊れてしまうらしい、

なので強くなるための行動ができるという時点で
すでにそこには人並み外れた才能っていうのがある。
それは持って生まれたものだからある程度までは誰でもできてもそこから先は『もともとダメ』っていう人も沢山いる。

それなのに「僕才能無いんですよ」なんていうのは
金持ちの家に生まれた奴が「いやー僕貧乏で(笑)」などと言うのを見る不快感にも似ているんだそうだ。

なるほど
確かにプロとか、アマチュアのトップどころの格闘技選手、あるいは
他のスポーツでもおよそ一般の人とは異質だと思います。
限界が来ても動ける精神力と、それでも致命傷には至らない体の強さっていうのは
確かに才能といえるのかもしれません。

自分にとってはそれが当たり前でも
ある意味特別な才能といえる部分かもしれないってことは
そういう資質をもって生まれたことに感謝するように、後輩選手にも指導しようと思いました。

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