洋風ヤキソバン出動っ！

最近の僕お気に入りは『UFOナポリタン』です。
この宇宙的な美味しさはなくなった時の喪失感と復活した時の高揚感も相まって
僕のヤキソバンメモリーの一翼を担う存在になっていました。

ナポリタン関連の記事はこちら
http://blog.goo.ne.jp/seiki-v8/s/%A5%CA%A5%DD%A5%EA%A5%BF%A5%F3

さて、
ヤキソバンの重要な任務の一つに
スーパーパトロールがあります。

これは凄いパトロールという意味ではなく
西友やマルエツなどのスーパーの棚をきちんとチェックするということです。
何故ならコンビニで売っているものとは違う対戦相手に出会うこともあるから
ヤキソバンズの見分を広げるためにも情報収集を怠ってはならないということです。

そして出会った対戦相手がこちら

ヤキソバではなく焼きスパ、
なるほど、昔懐かしの鉄板仕上げナポリタンを持ってきましたか。
UFOナポリタンと同じく日清でありながらもっちり太麺ということは
しゃっきりUFOとの差別化を図ってナポリタン業界のドミナント戦略を担っているわけですね。
(※ドミナント⇒狭い商圏への大量出店で地域シェアを押さえる経営方法のことです)

これはもうペヤング原理主義者や一平レジスタンス達も
うかうかしておれません。

もしかしたら遠からずナポリタンウォーズが再燃する前兆かもしれません。

ここで『再燃』という表現を使ったのは
ペヤングからは『ナポリやん』
北の雄、焼きそば弁当＆バゴーンからもナポリタン
昔ながらの焼きそばからもナポリタン
時期はずれるものの、ある意味定番へのチャレンジメニューとして時々勃興してはいたんですよ。

ただ、個人的には甘いケチャップ風味に関しては
油臭さを強調してしまうことも多く、揚げ麺とはあまり相性は良くないと思うのです。

このあたりが冷凍食品や生麺では昔からの定番なのにカップではあまり支持を得られなかったポイントでもあると思います。

とはいえ
やはり食べて見なければ分かりませんので食します。

・・

・・・

・・・・

なるほど
UFOのむしろ細麺の感じとは真反対というか
正統派の昔ながらのナポリタンを再現している感じですね。

太麺でもモソモソしていなくてきちんともっちり感を演出しているのはさすが老舗の実力と言えるでしょう。

ソースも甘さを強調してノスタルジーに浸れて美味しいです。

ただ前述の油臭さはやや気になります。
特に太麺の場合に、生麺で太麺であれば油は表面にコーティングされているだけの状態ですのでそれほど気にならないんですが
揚げ麺で太麺にしてしまうと油が染み込んでしまうように感じられてしまい、表面のスパイスと内部の油で味の二正面作戦になって
お互いが足を引っ張ることも珍しくありません。

この焼きスパもそんな感じを受けました。

また味自体は甘みが強くて人によっては重いと感じるかもしれませんので
そういう場合にはタバスコや一味を散らすと味が引き締まって良いと思います。

狙いとしてはUFOナポリタンから外れている顧客層を狙っているのがよく分かりますし
味自体も雰囲気も含め良い仕上がりだとは思いますが、
実感としては万人受けはしにくいかなという印象を受けました。

僕の感想としてはUFOの方が好きです。

ただ、
ナポリタン好きとしてはまたいろんなメーカーから同時期に発売してもらって
切磋琢磨していただきたいものです。

ごちそうさまでした。


運転免許取消処分の回避＆軽減が専門の内村特殊法務事務所
代表：行政書士：内村世己
URL：http://www.seiki-office.jp/
東京都新宿区歌舞伎町２丁目４５－５永谷ビル７０３
TEL03-5285-1840：090-9341-4384