今年の常住寺は、
【誕生自祝】と【祈願】【ご回向(お塔婆)】の奨励を
総祈願の一つとして挙げました。
毎月、お誕生日を迎えるご信者の、所属とお名前だけを一覧にして
家族の誰かが誕生日を迎えたら、全員で御礼参詣をさせていただくよう、
お勧めいただいております。
数ある御礼の項目の中から、誕生自祝をピックアップしたのは、
年に一度必ずやってくる、だれにでも身近なお祝いということと、
「18歳で大学入学」あるいは、「25歳で結婚」というように、
一生に一度かも知れない節目とも、重なってとらえることができるからです。
ですから、誕生自祝運動は、人生の全ての節目を、
ご宝前を中心に生活を営んでいくことを示すための、
促進の役割も果たすことになるでしょう。
当山のお役中には、その辺を繰り返し繰り返しごひろうしておりますが、
そこをおさえつつ、日々、連合教区内にお勧めいただきたく存じます。
人生の節目を、家族親族全員で、ご宝前を中心に、事が進んで行く。
ゆりかごから墓場まで。
ものごころついた頃から、自然とご信心が身につくような
環境で育つことができたら、これはありがたいことだと思います。
その、ハジメの一歩が【誕生自祝運動】です。
寺内教講は、そんなつもりで、ひろく、ながく、ご奉公ねがいます。
祈願と回向については、次回の記事にて申し述べます。
合掌。